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頑張る量を増やさず、人生を10倍前に進める思考法「10倍成長2倍より10倍が簡単だ」を小学生でも分かるように説明します


10倍成長2倍より10倍が簡単だ

著者 ダン・サリヴァン ベンジャミン・ハーディ 深町 あおい




はじめに

このnote記事は、無料部分の「小学生でもわかる解説」だけでも十分にご理解いただけます。

有料エリアには「音声考察(日本語版・英語版)」と本のエッセンスをより深く理解するための「大人向けの解説」を用意しております。

なお、この記事は無料・有料・音声考察のすべてにおいて、原著の引用は一切使用しておりません。すべて、私自身の言葉のみで構成したものです。



皆さんは「もっと勉強ができるようになりたい」「スポーツでうまくなりたい」「ゲームでもっと強くなりたい」と思ったことはあるかな?

その時、普通なら「今の2倍頑張ろう!」「2倍練習しよう!」と考えるかもしれないよね。

でも、今日紹介する『10倍成長2倍より10倍が簡単だ』という本には、驚くようなことが書かれているんだ。

なんと、「2倍成長するよりも、10倍成長するほうがずっと簡単だ」というんだよ。

「えっ、10倍も成長するなんて、10倍も努力しなきゃいけないから絶対に無理だよ!」と思うかもしれないね。

でも、この本で言っている「10倍」は、今の努力を10倍に増やすことではないんだ。

やり方や考え方を根本から変えることで、信じられないくらい大きな成果を出す方法なんだよ。

この記事を読めば、毎日がもっとワクワクして、ものすごいスピードで成長できるようになるはずだよ。


10倍成長ってなに? 2倍より簡単って本当?

まず最初に、「10倍成長」とはどういうことなのかをお話ししよう。

君がテストの点数を今の2倍にしたいと思ったとしよう。

その時、君はきっと「勉強時間を今の2倍に増やそう」と考えるよね。

毎日1時間勉強していたなら、2時間に増やす。

これを「2倍の考え方」と呼ぶよ。

でも、この2倍の考え方は、実はとても疲れるし、途中でやる気がなくなってしまうことが多いんだ。

なぜなら、ただ量を増やして、ひたすら力技で頑張るだけだからだね。

では、10倍成長はどうだろう? 「テストの点数を10倍にする」なんて、数字のうえでは無理かもしれないけれど、たとえば「クラスで1番になる」「全国大会で優勝する」といった、今の自分には絶対に不可能に思えるくらい大きな目標を立ててみるんだ。

そんな「10倍の目標」を立てると、どうなるか。

今のままの「勉強時間を増やすだけ」のやり方では絶対に無理だと気づくはずだよね。

そこで初めて、君は「まったく違う新しいやり方」を考え始めるんだ。

たとえば、昔のイタリアにいたミケランジェロという有名な彫刻家の話をしよう。

彼はプロとして初めて、高さ2.7メートルの大きなヘラクレスの彫刻を作ることになったんだ。

普通の彫刻家なら、何度も石を削る練習をするだけかもしれない(これが2倍の考え方だね)。

でもミケランジェロは違った。

「本物の人間の筋肉や骨の動きを知らないと、最高の彫刻は作れない」と考えたんだ。

そこで彼は、なんと夜中の教会にこっそり忍び込んで、亡くなった人の体を解剖して、人間の体の仕組みを自分の目で徹底的に調べたんだよ。

それは捕まったら死刑になるかもしれないくらい危険なことだった。

でも、そこまでして学んだからこそ、他の誰にも作れないような素晴らしい彫刻を完成させることができたんだ。

10倍の成長

量を増やすのではなくて、質を変える。

だからこそ、みんながやっているような普通の競争から抜け出して、君だけの特別な存在になれるんだ。

2倍の努力でヘトヘトになるより、新しいやり方を見つける10倍のほうが、結果的にはずっと簡単なんだよ。


今やっていることの8割を捨てて、2割に全集中しよう。

10倍成長するための最大の秘密。

それは「今やっていることの80パーセントを捨てる」ということだ。

これは、君が出している良い結果の80パーセントは、君がやっていることのたった20パーセントから生まれている、という法則だよ。

逆に言えば、君が使っている時間やエネルギーの80パーセントは、実はたいして役に立っていない無駄なことだということなんだ。

たとえば、君がゲームのレベル上げをしているとしよう。

色々なモンスターを倒しているけれど、実はある特定のエリアのモンスター(これが20パーセント)を倒した時だけ、経験値がものすごくたくさんもらえるとするよね。

それなら、他のエリア(80パーセント)に行く時間は全部やめて、一番経験値がもらえる場所だけにずっといれば、もっと早くレベルが上がるはずだ。

10倍成長する人は、これと同じことをしているんだ。

自分にとって本当に価値のある20パーセントを見つけ出して、そこにすべての時間を注ぎ込む。

そして、役に立っていない80パーセントのことは、思い切ってやめてしまうんだよ。

世界一のユーチューバーであるミスター・ビースト(本名はジミー)の話を知っているかな? 彼は、ある人にこんなアドバイスをしたんだ。

「つまらない動画を100本出すよりも、ものすごく面白い動画を1本出すほうがずっといいよ。動画を作る時間を3倍にすれば、再生回数は3倍ではなくて10倍になるんだ」ってね。

彼は、「量をたくさん出す(80パーセントの無駄)」よりも、「最高の質のものを作る(20パーセントの大切なこと)」に全集中しているんだ。

でも、この80パーセントを捨てるのは、実はすごく勇気がいることなんだよね。

なぜかというと、人間は「今持っているものを失うこと」をとても怖がる生き物だからだ。

今までずっとやってきたことを急にやめるのは不安になる。

でも、そのいらない80パーセントを捨てないと、本当に大切な20パーセントに使える時間はいつまでたっても増えないんだ。

君の生活の中で、「これをやってもあまり意味がないな」と思うことはないかな? スマホをだらだら見る時間とか、本当はやりたくない習い事とか。

そういうものを少しずつ減らして、自分が本当にやりたいこと、得意なことに全力を出してみよう。

それが10倍成長への第一歩だよ。


「やらなきゃ」ではなく「やりたい!」を大切にする。

世の中には、2種類の人がいるんだ。

「必要だ」と思って生きている人と、「やりたい(欲求)」と思って生きている人だよ。

「必要だ」と思って生きている人は、「テストでいい点を取らなきゃ」「親に怒られるから宿題をやらなきゃ」というように、いつも外からのプレッシャーで動いている。

こういう人は、周りの目を気にして、誰かに言い訳ばかりして生きることになる。

これでは本当の自由はないし、10倍成長なんて絶対にできないんだ。

一方で、10倍成長する人は「やりたい」という自分の心の中の気持ちに従って動いている。

「これをやるのが楽しいからやる!」「どうしてもこの夢を叶えたいからやる!」という強い気持ちだね。

そして、自分が「これをやりたい」と思うことについて、他の誰かに言い訳をする必要はまったくないんだよ。

「なぜそれをやるの?」と聞かれたら、「自分がやりたいからだよ」と答えればいいんだ。

ここで大切なのが、「唯一無二の能力」という言葉だ。

ちょっと難しい言葉だけれど、要するに「君にしかできない、君だけの特別な力」のことだよ。

君が一番楽しくて、時間を忘れて夢中になれること、それが君の唯一無二の能力なんだ。

有名なスケートボーダーのポール・ロドリゲスのエピソードを紹介しよう。

彼がまだ若かった頃、スポーツブランドのナイキから、「うちのスポンサーになってほしい」というすごい契約の話が来たんだ。

でも彼は、「自分の名前がついたスケートボードの靴を作ってくれないなら、絶対に契約しない」と断ろうとしたんだよ。

普通なら、ナイキのような大企業からの誘いを断るなんてありえないよね。

でも彼は「自分が本当に欲しいもの(自分の靴を作ること)」がはっきりわかっていたから、妥協しなかったんだ。

結果的にナイキは彼の意見を認めて、彼の名前がついた靴が発売された。

そしてそれは飛ぶように売れて、彼は大成功を収めたんだ。

彼が成功したのは、「周りがこう言うから」ではなく、「自分がこれをやりたい」という気持ちを一番大切にしたからだね。

君が心から「やりたい!」と思えることはなんだろう? 絵を描くこと? プログラミング? それとも誰かを笑わせること? その「やりたい」という気持ちこそが、君の「唯一無二の能力」を育て、君を10倍成長させてくれる一番のエネルギーになるんだよ。


過去の自分と比べて「できたこと」を見つけよう。

高い目標を持つことはとても大切だけれど、気をつけてほしいことがある。

それは、「ギャップ」に落ち込まないということだ。

「ギャップ」というのは、自分が思い描いている「完璧な理想の姿」と、今の自分を比べて、「ああ、自分は全然ダメだ」と思ってしまうことだよ。

たとえば、君が「テストで100点を取りたい」という理想を持っていたとしよう。

でも結果は80点だった。

その時、「100点に届かなかった。自分はダメだ」と落ち込むのがギャップの考え方だ。

著者のダン・サリヴァンさんのお客さんにも、こういう人がいたんだ。

彼はビジネスでどんどん新しいお客さんを増やして、うまくやっていたのに、「理想の自分と比べたら全然ダメだ」と不満ばかり言っていたんだって。

ギャップにハマってしまうと、どんなに成功しても絶対に幸せにはなれない。

なぜなら、理想というのは砂漠の地平線のようなもので、歩いても歩いても絶対にたどり着けないからなんだ。

では、どうすればいいのか?

それは「収穫」の考え方を持つことだよ。

「収穫」とは、理想の自分と比べるのではなくて、「過去の自分」と「今の自分」を比べることなんだ。

「1ヶ月前の自分はこれができなかったけれど、今はここまでできるようになった!」と、自分が進歩した部分に目を向けるんだね。

さっきのテストの例で言えば、100点には届かなくても、「前回のテストは60点だったのに、今回は80点も取れた!20点も成長したぞ!」と喜ぶのが、収穫の考え方だよ。

これを習慣にするためのいい方法があるんだ。

毎日夜寝る前に、「今日あった良かったこと」や「今日成長できたこと」を3つ、ノートに書き出してみよう。

どんなに小さなことでもいいんだ。

「宿題が早く終わった」「友達に優しくできた」とかね。

そうやって、毎日自分の「収穫(成長したこと)」を見つけるようにすると、どんどん自信がついてくる。

そして、もし失敗してしまったとしても、「この失敗から何を学べるかな?これも収穫だ!」と思えるようになるんだ。

10倍成長するためには、失敗を恐れずどんどん新しいことに挑戦する必要がある。

だからこそ、いつでも過去の自分と比べて「ここまで来られた」と自分を褒めてあげる「収穫」の心が必要不可欠なんだよ。


時間の使い方を変えよう:休むことも超重要!

学校の時間割って、1時間目は国語、2時間目は算数って、細かく時間が決められているよね。

これを「クロノス」という時計の時間と呼ぶんだ。

でも、この細切れの時間割に合わせているだけだと、本当の大きな成長はできないんだよ。

10倍成長する人は、それとは違う「カイロス」という特別な時間を生きているんだ。

カイロスとは、何かにものすごく集中していて、「あっという間に時間が過ぎてしまった!」と感じるような、深くて濃い時間のことだよ。

このカイロスの時間を作るために、プロのスポーツ選手や芸術家がやっている時間の分け方があるんだ。

それは、時間を3つの種類に分けることだよ。

1つ目は「フォーカス日(本番の日)」。

これは、自分が一番得意な「20パーセントの大切なこと」だけに全力を出す日のこと。

他の無駄なことは一切やらない。

2つ目は「予備日(準備の日)」。

これは、フォーカス日で最高の力を出すために、道具を揃えたり、計画を立てたり、練習したりする日だ。

そして3つ目が一番驚きかもしれないけれど、「自由な日(回復する日)」なんだよ。

実は、10倍成長するためには、ずっと働き続けたり勉強し続けたりしてはいけないんだ。

著者のダンさんは、なんと1年のうち180日(1年の約半分! )を完全に休む日(自由な日)にしているんだって。

NBAというバスケットボールの世界で大活躍しているレブロン・ジェームズという選手を知っているかな? 彼は、誰よりも長く現役で活躍し続けているけれど、その秘密は「体を回復させること(休むこと)」にものすごくお金と時間をかけているからなんだ。

なぜ休むことがそれほど大切なのか。

それは、頭や体を完全にリラックスさせている時にこそ、最高のアイデアがひらめくからなんだよ。

お風呂に入っている時や、散歩している時に、「あ、これだ!」と良い答えを思いついた経験はないかな?。

ずっと机に向かってカリカリしている時よりも、遊んだり休んだりしている時のほうが、脳は自由に働いて、新しい発見をしてくれるんだ。

だから君も、勉強やスポーツを頑張るのと同じくらい、しっかりと遊んで、たっぷり寝て、休む時間を大切にしてほしい。

それが、君を10倍成長させる強力な武器になるんだからね。


仲間を信じて任せる:自分しかできないことに集中する。

君が文化祭の劇のリーダーになったとしよう。

台本を書いて、大道具を作って、衣装も縫って、役者もやって…… と、全部を1人でやろうとしたらどうなるかな? きっと時間が足りなくなって、どれも中途半端になってしまうよね。

会社を経営している大人たちの中にも、これと同じことをしてしまっている人がたくさんいるんだ。

彼らは「自分がやったほうが早い」「他の人には任せられない」と思って、全部の仕事を自分で抱え込んでしまう。

これでは絶対に10倍成長はできないよ。

ここで大切なのが「どうやるか」ではなく、「誰とやるか」を考えることなんだ。

本の中ではこれを「フー・ノット・ハウ」と呼んでいるよ。

自分がやるべき20パーセントの大切なこと(唯一無二の能力)以外の、残りの80パーセントの仕事は、それが得意な「他の誰か」にお願いするんだ。

不動産の仕事で大成功したリンダさんという女の人の話を紹介しよう。

彼女は最初、1人で全部の仕事をこなしていたけれど、書類を書いたりする事務仕事が苦手で嫌いだったんだ。

そこで彼女は、思い切って事務仕事をしてくれるアシスタントを雇った。

最初は「お給料を払えるかな」と不安だったけれど、事務仕事を全部任せたおかげで、彼女は自分が一番得意で大好きな「家を売る仕事」に100パーセントの時間を集中できるようになったんだ。

結果として、彼女の収入はあっという間に2倍になり、その後も別の人に仕事をどんどん任せていくことで、最終的には何万倍もの大きな会社のオーナーにまで成長したんだよ。

君も、もしチームで何かをやる時は、全部を自分で抱え込んではいけない。

君が得意なことには全力で取り組んで、君が苦手なことはそれが得意な友達にお願いしてみよう。

そして、友達にお願いしたら、あとは細かく口出しせずに友達を「信頼して任せる」ことが大事だ。

人間は、誰かに信頼されて「君の好きなやり方でやっていいよ」と任されると、想像以上のすごい力を発揮するものなんだ。

そうやって、みんながそれぞれの「唯一無二の能力」を発揮できるチームを作れば、君もチームも一緒に10倍成長していくことができるんだよ。


君だけの「10倍成長」の物語を始めよう。

ここまで、10倍成長するためのたくさんの秘密を話してきたね。

最後に、君自身がこれからどうやって10倍成長していくかについて考えよう。

10倍成長というのは、他の誰かと競争して勝つことではないんだ。

誰かと同じことをして一番になるのではなくて、君にしかできない特別なことを見つけて、自分だけの道を進むことなんだよ。

だから、周りの人がどうしていようと、まったく気にする必要はない。

君の目指す「10倍の未来」をはっきりさせるために、著者のダンさんがお勧めしている「夢の小切手」という面白いワークがあるから紹介するね。

有名なハリウッド俳優のジム・キャリーの話だ。

彼がまだ若くて、お金もなくて、車の中で寝泊まりしていた頃のこと。

彼はロサンゼルスの町を見下ろす丘の上で、自分宛てに「1000万ドル(日本円で約15億円)」という金額を書いた偽物の小切手を作ったんだ。

その小切手には「演技の仕事への報酬として」と書いて、お財布にずっとしまっておいた。

そして彼は、自分にしかできない演技(彼にとっての唯一無二の能力だね)に全力を注いだ。

するとどうだろう。

それから5年後、彼は本当に映画の主役の仕事で、1000万ドルのお給料をもらう大スターになったんだよ! 自分が本当に欲しいもの、なりたい姿を、恥ずかしがらずに思いっきり大きく、そして具体的に描くことが大切なんだ。

今の自分には絶対に不可能だと思えるようなことでも構わない。

その大きな目標(10倍の目標)があるからこそ、君は「今のままじゃダメだ、新しいやり方を見つけよう」と考えることができるんだからね。

さあ、君の「夢の小切手」には何と書く? どんなすごい人間になって、どんなことで周りの人を喜ばせたいかな? 小学6年生の君たちには、大人には想像もつかないくらい無限の可能性がある。

今日からさっそく、自分にとって無駄だなと思う時間(80パーセント)を減らして、自分が本当に大好きなこと、得意なこと(20パーセント)に全集中してみよう。

そして、しっかり遊んで、しっかり休んで、毎日寝る前に「今日の自分の成長(収穫)」を喜ぼう。

この「10倍成長」の考え方を使えば、君の未来は絶対に素晴らしいものになる。

君だけの特別な物語を、今日から力強くスタートさせてね! 応援しているよ!


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