見出し画像

【ウィキッド考察】「どこにも属せない」孤独の先で見つけた、最強の魔法


今回も、「天才を殺す凡人」を元に、考察して参ります。






彼ら「天才」の、本当の才能を理解できたのは、




皮肉なことに、凡人から天才のように讃えられる側の「秀才」の人達だったのです。





そんな「秀才」と「天才」との関係について考察していきます。




秀才は、凡人から崇められる自分を作るために



人一倍彼らを分析し、トライアンドエラーを繰り返し、あらゆる努力を尽くします。



しかし、どんなに繕っても、「どこまで行っても演じているにすぎない」



自分には中身がないと感じ、言いようのない空虚感を感じています。



過去の経験と論理力を用いて、ある程度の未来を読めてしまうので


心から喜べる新しい発見はなく、どんなに成功しても、ドーパミン的な一時的快楽しか得られない。



そんな虚しさを抱え、行き詰まり感を抱いています。



そんな秀才にとって、憧れの存在になりうるのが「天才」



彼らは無謀とも呼べる挑戦をし続けており、その目は生命力に溢れています。



そして実際、凡人からの理解はないにしても、奇跡としか言いようのない成果を上げているのです。


秀才からすると、天才は、自分が論理の力で必死に手に入れた以上のものを、当たり前のように持っている。



論理の限界を知るからこそ、自分が今の軸では、どんなに頑張っても手に入らないものだと身に染みて分かる。



だからこそ、崇拝とも呼べる憧れを持ち



同時に、自分の無力感を見せつけられ、「嫉妬」を覚えます。



ウィキッドにおいて、グリンダはエルファバに、「魔法の力」と「フィエロの心」という点で、敵わない現実を見せつけられました。



昨日引用したアマデウスでは、モーツァルトの溢れんばかりの才能



龍馬伝では、龍馬の、奇跡を可能にした名案と人を動かす力になるでしょう。



ウィキッドにおける、秀才は、グリンダ、フィエロ、オズの魔法使い



もう少し早ければカカシ化しなかったと思うものの、真っ先にエルファバの「天才性」を真に認め、



その天命を支える決意をしたのは、フィエロでした。



その結果、3人の中では最も早く覚悟が決まり、カカシになっても心は満たされ、幸福になれたように思います。



オズの魔法使いは、モリブルという悪の天才に従事し、光の天才側につく機会を与えられながらも、



正義のためと自分自身にも嘘をつき続け、逃げる道を選びました。



結果的に生き延びてはいますが、魔法は使えないまま、武器である影響力も失ってしまいました。



どんなに苦しいとしても、秀才がステージアップするためには、



天命に生きる善の天才の「真の才能」を認め、「協力」することが、鍵になっていきます🗝



また、「天才」は「秀才」のつく嘘や、同時に努力も見ており、色眼鏡をかけずに接します。



その結果、エルファバはありのままの自分を見てくれたと感じたグリンダは、エルファバのことを唯一の親友と呼びます。



秀才からの歩み寄りがあれば、心が通じ合えて



秀才は己の経験から身に着けた人心掌握力で天才をサポートし、



天才により、秀才に眠っていた力を開花することができる。



この構造、演劇をテーマにした伝説的な漫画である、ガラスの仮面の、天才少女マヤと才色兼備の秀才亜弓





きっとインスピレーションを受けていると思われる、アクタージュの没入の天才景と作られた美千世子



の、ライバルであり親友のような関係にも当てはまると思います。



余談ですが…ガラスの仮面の連載、止まってしまっていますが、



最後は亜弓も、グリンダが魔法を使えるようになったように



魔女的な存在を持つマヤと完全に互角、もしくは目を犠牲にして、超える なんて展開もあるのかな~なんて想像したりしました。



一ファンとしては、失明せずにマヤと互角レベルくらいまでいってくれたら嬉しいですが…



さて、「天才」「秀才」「凡人」のお話。





要領よく生きられる秀才や、特定の分野で自分には敵わない天才を目にした時、



私はずっと、凡人であることを再認識させられるような気がして、劣等感を感じていました。



むしろ、本当の意味で共感できてもいないから、凡人ですらない?どこにも属せない…そんな自分は何だろうと。



しかし、ある時に思ったのです。



カテゴライズは「檻」ではなく「地図」



もしかしたら、このカテゴリ、望む場所に入って、移動できるのかもしれない。




人の感情に寄り添い、共感力を養うこと。



人との会話や文字からの勉強を通して論理を学ぶこと。



他人の作った価値基準ではない、心からの声に耳を傾けて、1歩ずつ行動してみること。



それにより、誰にでも、「共感力」「論理力」「創造力」は、身に着けうるのだと信じています。



特に、人として幸福であるために「創造力」は欠かせないと思います。



どんな場所に行ったとしても、その場に合わせる柔軟性だけ、出し抜ける強かさだけではなく



何かを「創り出す」ことができれば、それが最強の魔法。



自分の天才性を殺さないように、



自分だけの、魔法使いで有れますように🪄︎︎✨



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集