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matsuda2772
おばあちゃんのおひざもと 第34話 どか雪
「どか雪が降った年があってね。朝起きたら、外が真っ白。3月に入ったっていうのに、おばあちゃんのすねあたりまで雪が積もってて仰天したよ。そうだね、いつ頃だったかなあ。幸ちゃんのお父さんが1年生くらいの時だったかな。子供の足には膝くらいまであって、これじゃあ歩くの大変だろうと、下の県道までおぶって行ったよ。下の通りはここよりは全然雪も少なくて、そこからは歩いて学校に行かせたけど、あそこまでは真っ白な深い雪の中をザックザックと歩かなくちゃ行けなくて、一歩ずつ、一歩ずつ大きな子供を背負って足を前に出すのが大変だった。まず孝江おばちゃんを先におぶって、下の道まで連れて行って。来た道を戻ってきて今度はお父さんをおんぶしてまた下の道まで連れて行って。あんなどか雪は後にも先にも見たことないねえ」
*この本は第1話から46話まで、順番に各章の最初の頭文字一音をつなげていくと、あるメッセージ明らかになります。さて、どんなメッセージでしょうか。
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隠されたメッセージ。いろはかるたの小説版。最初から最後の章まで、各章の頭文字を書き出していくと、最後にこの本の核心が明らかになります。かるた同様、お遊び感覚でも楽しめる本です。
数珠玉小説 ーおばあちゃんのおひざもとー
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大正3年、1914年にアメリカに生を受け、22歳までに3度も船で太平洋を横断し日本とアメリカを行き来したおばあちゃん。ロサンゼルスの大都会…
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