眼瞼下垂の手術を受けて感じたこと
身内に勧められ、眼瞼下垂の手術を受けました。
手術には不安もありましたが、受けてよかったと思っています。
手術を決めた経緯や、実際のダウンタイムについて振り返ります。
手術のきっかけ
眼瞼下垂の手術を受けたのは、ある身内の勧めがあったからです。
私は当初、自分の目が昔より腫れぼったくなっていたことを自覚していませんでした。
ただ、鏡を見ると、オジ(私の言葉でおじさんのこと)からオジイ(おじいさんのこと)へ近づいていることは認識していました。
老いを受け入れる準備ができていませんでした。
考えてみれば、今の私の年齢は私の祖父が退職して10年近くが経過しているような時期にあたります。
老いは受け入れなければならないのかもしれません。
しかし、今まで私は見た目がとても若いと言われ続けていました。
このような状況で、私は診察を受け、手術を受けることにしました。
手術への恐怖心
私には、それ以前に脳動脈瘤の手術を受けた経験がありました。
その経験があったため、眼瞼下垂の手術に対する考え方にも少なからず影響していました。
脳動脈瘤とは、簡単に言うと脳の動脈にコブのようなものができる病気です。
医師からは、これが破裂すると約3分の1の人が亡くなり、約3分の1の人は寝たきりになり、社会復帰できるのは残り約3分の1程度だと説明を受けました。
この手術では、血管内にできたコブを詰めます。
その結果、2本ある脳動脈のうち1本が使えなくなります。とはいえ、通常は1本あれば十分だと説明を受けました。
手術は任意でした。
受けるかどうかは、自分で決めることができました。
私はどうしようか悩みましたが、2か所の病院でセカンドオピニオンを受けた後、手術を受けることにしました。
この経験があったため、眼瞼下垂の手術くらい、その時に痛みがある程度と思っていました。
脳動脈瘤の手術の際は十分な下調べができていたため恐怖心はありませんでしたが、今回も手術を受けた人の話を聞いており、かなりの名医との太鼓判を押されていたことが背景にあります。
しかし、2度の手術ともほんの一瞬、大変なことをしてしまったと思う瞬間は存在しました。
ダウンタイムの実際
手術後は、顔の皮膚・腱・筋の切開をした後ということになります。
目の周りをフランケンシュタインのように包帯で囲うことをイメージされるかもしれませんが、そんなことはありませんでした。
ただ、目の周囲のまぶたが腫れていたのです。
手術後数日がひどい状態でした。
私は手術の翌々日から薬局の投薬を担当しました。
薬剤師一人の状態で、私がこれをせざるを得なかったのです。
でも、薬局経営者を恨む気持ちはまったくありません。
むしろ、その状態(お岩さんのような状態)でも投薬をさせてくれたことに感謝しています。
ただし、私は伊達メガネを用意してこれに臨みました。
腫れが引き始めたのは手術後概ね2週間ほど経過した頃です。
少しずつ腫れは引いてきました。
当時のスケジュールを確認すると、手術後1カ月後には旅行に出かけていますが、何も問題はありませんでした。
そしてその1週間後に新しい職場での打ち合わせに参加しましたが、目のことを誰も気にかけていないようでした。
手術を受けてよかった
この手術をしたおかげで、目元は少しすっきりしました。
また、眼瞼下垂ではまぶたを持ち上げるために額の筋肉を常に使うため、慢性的な緊張が生じ睡眠の質が低下することがあります。
手術後にこれが解消され、夜間頻尿が改善するケースが報告されています。私自身もその効果を実感しました。
手術をしてよかったと思っています。
また、患者として手術を経験したことは、医療人としても貴重な学びになりました。
まとめ
・眼瞼下垂の手術は、見た目だけでなく生活の質の改善にもつながることがある
・脳動脈瘤の手術経験があっても、手術直前には不安を感じた
・術後しばらくは腫れが目立ったものの、日常生活への影響は限定的だった
・目元がすっきりしただけでなく、睡眠や夜間頻尿にもよい変化を感じている
・患者として医療を体験したことは、医療人としても貴重な学びとなった
