第1話 あとがき
第1話を読んでいただき、ありがとうございます。
実は、第1話は「もう少しパンチが欲しいかな」と、
思いながら書いていました(笑)。
でも、この物語は長い旅の話です。
だから最初は、大きな事件ではなく、
サトウとラスキーの「いつもの朝」を描きたいと思いました。
タイトルの『ガラクタとお宝』には、
この作品全体を通して描きたい価値観を込めています。
誰かにとってはガラクタでも、誰かにとっては宝物。
物も、人も、見る角度が変われば価値は変わる。
そんな世界を描いていけたらと思っています。
それから、第1話で少しだけ登場した『ベスト・オブ・ザ・ボルトナッツ』。実は、あれはただの小道具ではありません。
サトウやラスキーが毎朝聴いているなら、
本当に曲があった方が、この世界をよりリアルに感じられる。
そんな理由から、実際にボルトナッツの曲まで作ってしまいました(笑)。
読者の皆さんにはまだ聴こえていませんが、
サトウたちの世界では、今日もどこかで流れている曲です。
こういう「見えない部分」も少しずつ積み重ねながら、この世界を育てていけたらと思っています。
それでは、第2話もお楽しみください。
