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30歳の私がいまやるべきこと

みんなが右に行くなら、私は左に行く。
みんなが10回やるなら、私は15回やる。

これが私である。

いま私がやるべきだったのは、
巷に溢れている情報とやらを片っ端から集めることでも、ChatGPTに意見を求めることでもなく、
自分自身と向き合うことだった。

きっかけ

なぜだろう。

自分と向き合いたい、向き合わないといけない
——そう思ったのは。

30歳という節目を迎えたからなのか。
仕事やプライベートで大きな変化があったからなのか。

正直、自分でも“これだ”と呼べるきっかけは見つからない。

無理やり理由をつくろうと思えば、いくつも挙げられる。
でも、それでは「本当の向き合う理由」にはならない気がした。

ただ——。
心のどこかで、少し立ち止まってみたくなった。

というのが、正直なきっかけだ。

仕事であれば、「ロジックは?」と言われそうだが、
今回は、それでいい、それがいいと思えた。

なんとなく、直感で——。
自分と向き合ってみようと思った。

そんな軽い気持ちで、私は私と“向き合う”ことにした。

これまでの私(〜20代)

自分と向き合うにあたり、少しこれまでを振り返りたい。

自営業の厳しさに目を背けてきた学生時代

私は農家の長男として生まれた。
実家では、農業と少し飲食店を営んでいる。

畑では、野菜、果物、お米を作っている。
飲食店では、自分たちの畑で採れた食材や、地元の名産を使った料理を提供している。

そんな環境で育った私の頭の中で、“働く”を検索すると、最上位に表示されるのは、いつも両親だった。

朝早くから畑に行き、夜はお店に立つ。
その働き方は、記事には書けないような壮絶さをはらんでいた。

農業の大変さも、飲食の厳しさも、“目の前”にあったはずなのに、
学生の私は、その現実を真正面から受け止めることができず、
ただ、目をそらしていた。

何者かになりたくて、必死に踠いていた社会人時代

そんな感覚を抱えたまま、社会に出た私は、

・早く「成長」したい
・「経営」を学びたい

という漠然とした理由で、事業会社を経てコンサルティングの世界に飛び込んだ。

理由は明確ではなかった。
自営業を営む両親の力になりたい、大学で経営を学び興味を持ったからという理由らしいものをつけることはできたが、本当はもっとどろどろとした人間らしい感情だったように思う。

そんな軽い気持ちでコンサルティングの世界に飛び込んだ私を、待っていたのは、想像以上の現実だった。

終わりの見えない資料作り、深夜まで続くクライアントとの打ち合わせなど、自分の実力の無さを量で必死にカバーしていた。

自分のパフォーマンス以外に、自分を守ってくれるものは何もないそんな環境だった。

20代をどう過ごしたか、と聞かれれば、迷いなく「仕事しかしていない」と答えられるくらい、
ただがむしゃらに何者かになりたくて、働いた。

いまの私(30代)

私は、30歳だ。

前述のような変化を経た私が、いま考えていることを整理してみたい。

体力や気力だけがある20代を“”とするならば、
ある程度の経験ができてきた30代は“”だと思う。

いまの私が考えていること

プライベートにおいて、やりたいことは数え切れないほどあるが、今回は仕事にフォーカスし、その中で最近特に感じていることをお話したい。

それは、

コンサルとしての物足りなさ

だ。

コンサルになったばかりのときは、刺激的で一生かけてやる価値がある仕事だと思っていた。
もちろん、その気持ちは今でもあるが、コンサルにのめり込めば、のめり込むほど、感じてしまうコンサルとしての物足りなさ。

それは、

どこまでいっても、当事者になれないもどかしさ

と言い換えることができるかもしれない。

コンサルとして、伴走や運用支援などでクライアントに寄り添いながら進めることはできる。
だが、どこかで自分は第三者であるという意識が残ってしまう。

当事者意識は持てても、当事者にはなれない

コンサルタントは、本当の意味で、
クライアントと同じ立場に立って提案することはできない。

なぜなら、その提案を失敗したときに、代償を支払うのは、コンサルではなく、クライアントだからである。

だからこそ、価値のある提案ができるのだが。

自分の考え抜いたものを、中に入って一緒に回したい、向き合い倒したいという気持ちが沸々と湧いてくる。

誤解のないよう断っておくと、
私はコンサルという職業を否定しているわけではない。
あくまでも、いまの自分の気持ちと向き合ったときに、生まれてきた素直な感情である。

30代でキャリアの変化が起こる理由

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