JPモルガン・チェース、第2四半期(4-6月)決算を徹底解説!─株主還元と市場見通し【4-6月/Q2,2025】
米国を代表するメガバンク、JPモルガン・チェース(JPM)が
2025年第2四半期の決算を発表。
金融セクターの中の大手銀行というと少し難しく感じるかもしれませんが、今回の決算内容からは「堅調な本業+安定した利益+株主還元の強化」と、実は一般の企業と変わらず、注目すべきポイントがたくさんあります。
CEOジェイミー・ダイモン氏のコメントや各部門の業績をもとに、金融に詳しくない方でもわかりやすく、丁寧に解説していきます。
決算ハイライト(4-6月/Q2,2025)
管理ベース純収益(Net revenue - managed):456億8,000万ドル
(前年同期比▼10.4%)ですが市場予想440億ドルを上回りました。
*マイナス▼となったのは、前年同期はJPモルガンは保有していたクレジットカード大手ビザ(Visa)の株式を株式交換などの形で売却し、この取引で一時的に大きな利益(特別利益)を計上していたため、その反動が理由。
-報告ベース純収益(Net revenue - reported):449億ドル
-純金利収入:233億ドル(同+2%増)
-非金利収入:224億ドル(同▼20%減)
*ビザ株式交換等の影響を除くと同+8%税前利益:182億8,400万ドル
当期(純)利益:149億8,700万ドル
EPS(1株利益):5.24ドル(市場予想4.47ドル)
貸付残高:14.1兆ドル
-平均貸付は前年同期比5%増、前四半期比+3%預金総額:25.6兆ドル
-平均預金は前年同期比6%増、前四半期比+3%貸倒引当金:28.5億ドル
*普通株式等Tier 1(CET1)比率:15.0%
株主資本利益率(ROE):18%
有形普通株主資本利益率(ROTCE):21%
米金融機関の管理ベース純収益は一般企業の「売上高」に最も近い銀行の業績指標ではあるものの「金融機関ならではの調整を加えた“純収益”」にとらえられます。
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