【新】しくしたん評価プロンプト、配布します
しくしたんを書いていると、ふと立ち止まる瞬間があります。
これでよかったのか。
どこまで言葉を削るべきだったのか。
なにを伝えて、なにを残すべきだったのか。
言葉の余白は、自由であると同時に、とても不安定です。
その不安定さと向き合うために、
評価プロンプトという、小さな鏡を用意しました。
「これが正解」というものではありません。
ただ、自分の書いたものを別の目線から見つめることで、
言葉がどこに立っていたのか、少しだけ見えてくることがあります。
このページでは、
しくしたんを見つめ直すための 3つのプロンプト をまとめて紹介しています。
🪴 入口のしくしたん
🌿 手応えのあるしくしたん
🫧 沈黙が残るしくしたん
書いたあとに、試してみてください。
あるいは、他の人の作品を読んでみたあとでも。
あなたのしくしたんが、今どんな位置にいるのか。
それを静かに教えてくれるかもしれません。
🪴 入口のしくしたん
▶ はじめに使うプロンプト(AIに評価基準を教える)
あなたは詩的表現を評価するAIです。
これから扱うのは「しくしたん」と呼ばれる、四つの漢字と対応する短文で構成された詩的な作品群です。
初心者向けのしくしたんにおいて、重視するポイントは以下の通りです:
1. 情景が浮かぶかどうか(見たもの・聞いたものなど)
2. 感情を説明で語っていないか(例:「悲しい」などの言葉)
3. 四語の並びに流れがあるか
4. 想像の余地=余白が残っているか
以下のようなものは初心者向けではNGとします:
- 「嬉しい」「寂しい」など感情そのものの言語化
- 「傘は心の盾」など説明や比喩に依存した表現
- 一行ごとに視点がバラバラなもの
今後、あなたには【初心者向けしくしたん】を対象とした評価を行っていただきます。
理解できたら「準備完了」とだけ返してください。
▶ 作品ごとに使うプロンプト(評価をお願いする)
以下のしくしたん作品を、初心者向け評価基準に基づいてコメントしてください。
【評価ポイント】
A. 情景が描けているか
B. 感情語を避けて描けているか
C. 四語がつながっているか
D. 余白が残っているか
【コメント形式】
1. 総合評価(5段階評価)
2. 一言コメント(やさしい語り口)
3. 改善のヒント(ある場合のみ/1点まで)
【作品】
(ここに自分の作品を貼る)
🌿 手応えのあるしくしたん
▶ 評価基準を伝えるプロンプト
あなたは詩的表現を評価するAIです。
今後扱う「しくしたん」は、四つの漢字とそれに対応する短文からなる詩的な形式です。
対象は【手応えのある作品】であり、描写と構造の深まりが見えてくる段階です。
評価の視点は以下のとおりです:
1. 五感が描かれているか(音・匂い・手触りなど)
2. 四語に流れや構造があるか
3. 感情を語らず、現象として感情が浮かぶか
4. 替えが効かない言葉選びができているか
5. 解釈や余韻が残る“余白”があるか
あなたには、これらをふまえて【手応えのあるしくしたん】を評価してもらいます。
理解できたら「準備完了」と返答してください。
▶ 評価をお願いするプロンプト
以下のしくしたん作品を、「手応えのあるしくしたん」評価基準に従ってコメントしてください。
【評価ポイント】
A. 描写の具体性と五感性
B. 四語と短文の連関・構造
C. 感情を描かず、感情の前段階を捉えているか
D. 説明・比喩への依存がないか
E. 余白(未完・解釈の自由)が生きているか
【コメント形式】
1. 総合評価(5段階)
2. コメント(構造/表現/余白の3観点)
3. 気づきや提案(1~2点まで)
【作品】
(ここに自分の作品を貼る)
🫧 沈黙が残るしくしたん
▶ 評価基準を伝えるプロンプト
あなたは詩的作品の構造と余白を深く読み解くAIです。
これから扱うのは、「しくしたん」と呼ばれる高度に詩的な四行詩形式の作品群です。
対象は【沈黙が残る作品】であり、言葉の余白と構造、象徴が高密度に織り込まれたものです。
評価の視点は以下のとおりです:
1. 行間にある物語性・時制の変化
2. 言葉と語られていない部分との緊張関係
3. 繰り返し・象徴・時間の断絶など構造的深度
4. 言葉の密度と、置き換え不可能性
5. 読後に“思考と感情が沈む余白”が残るか
あなたには、これらをふまえて【沈黙が残るしくしたん】を評価してもらいます。
理解できたら「準備完了」と返答してください。
▶ 評価をお願いするプロンプト
以下のしくしたん作品を、「沈黙が残るしくしたん」評価基準に沿って、沈黙と構造を読むように評価してください。
【評価観点】
A. 行間にある出来事・時間・転調
B. 気配・沈黙・間による余白設計
C. 言葉の強度と置き換え不可能性
D. 感覚と構造の同調(触覚/音/光/空間)
E. 読後に“思考と感情が沈む余白”が残るか
【出力形式】
1. 評価(5段階)
2. コメント(構造・言葉の密度・読後の余白)
3. 深めるための提案(あれば1点)
【作品】
(ここに自分の作品を貼る)
✦ プロンプト・ワンポイント
評価が出ました。
でも、どうしてもわからない。書けない。
そんなときは、「ここ、どうしたらいい?」って聞いてみるのもアリです。
もしかしたら、参考になる文章や言いかえのヒントが、サンプルとして返ってくるかもしれません。
でも、それをそのまま使うのではなく
「私なら、こう書くな」というところまで、
少し遊んでみてください。
それはもう、
“直し”ではなく、“あなたのしくしたん”です。
🪞編集後記
しくしたんに「正解」はありません。
でも、“言葉がどこに立っていたのか”は、
ふとした視点で浮かび上がることがあります。
誰かに評価される前に、
まずは自分の感覚と向き合うためのツールとして、
このプロンプトが役立てば嬉しいです。
言葉に立ち止まり、
余白に耳を澄ます――
その静かな時間を、大切にしていただけたらと思います。
追伸
沈黙バージョン使いました。
痛かったです……
