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DeskMeet X600をどう組む?PC自作初心者が購入前に本気で悩んでみた


小型PCって、省スペースで魅力的なんだけど、性能面でちょっと不安になることってありますよね。
自分の部屋に置くことを考えると、あまり大きなPCケースは場所的に厳しい。

外に持ち出す予定はないからノートPCである必要はないし、結構ハードな使い方をするから耐久性の面で見てもデスクトップがベスト。

でも部屋の中で移動させたり、配置を変えることは結構ある。
そうなると、さすがにフルタワーみたいな巨大なケースは選びづらいんです。
インテリア的な視点でも圧迫感あるし、足元に置いて隠すにも大きいと隠しづらい。

かといって、MiniPCだと拡張性や性能に不安が残る…。
そのちょうど間を埋めてくれる存在として見つけたのが「DeskMeet」でした。

ネット記事で紹介されているのを見たとき、「これこそ自分が求めていたものかもしれない」と思い、じっくり調べてみることにしたんです。

PC自作初心者でも挑戦できる?

正直に言うと、私は今回が初めてのPC自作になります。
これまでBTOパソコンは何台も買ってきて、パーツを選ぶ楽しさや便利さはよく知っているつもりですが、自分で1から組み立てるのは未経験。

「自作はハードルが高そう…」と少し不安もありましたが、だからこそ、組み方やパーツ選びをしっかり検討してみたいと思ったんです。
この記事では、初心者目線で、DeskMeet X600をどう組むかを本気で悩んでみた過程をまとめてみました。

※BTOパソコンを分解して、SSDやメモリといった部品を交換するとか、グラフィックボードを増設するくらいのことはしていたので、完全な初心者ではないことはご留意ください。


DeskMeetって何?

まずDeskMeetがどんなものかというと、ASRock製の小型ベアボーンPCです。

「ASRock(アスロック)」というメーカーは、PC自作の世界ではかなり有名で、特にマザーボードで名前を聞いたことがある人も多いと思います。ASUSやMSIと比べると、コスパやユニークな製品に強みがあって、自作ユーザーから根強い人気を持つメーカーとのこと。

ここで「ベアボーンPC」という言葉が出てきましたが、これは「半完成品PC」のこと。
ケース・電源・マザーボードが最初からセットになっていて、ユーザーはCPU・メモリ・ストレージ・GPUなどを自分で選んで組み込むスタイルです。
フル自作よりハードルは低いけれど、BTOより自由度が高いのが特徴ですね。

ASRockは同じシリーズで「DeskMini」という超小型PCも出しています。
これは体積が1.92リットルしかなく、まさに手のひらサイズ。

対してDeskMeetは約8リットルと、Mini-PCよりは大きめだけど、フルタワーやミドルタワーと比べれば圧倒的にコンパクトです。

つまりDeskMeetは「小型なのに拡張性も確保できるベアボーンPC」という、イイトコ取りの立ち位置なんです。

CPUやメモリが選べる事はもちろんですが、グラフィックボードまで載せられる自由度があって、NUCやMini-PCでは物足りない人に向けた選択肢になっています。


購入を検討した理由

では、なぜ新しいPCを検討することになったのか。
きっかけは、今使っているサブPCでした。
Windows10からWindows11へアップグレードしてみたところ、動作がとても遅くなってしまい、正直、実用に耐えないレベルになってしまったんです。

ほぼ毎日24時間稼働させていて、5年間使用したPCなので、しょうがないかなと思って、新しいPCを購入しようと決断しました。

「せっかく買うなら、納得のいくスペックのPCが欲しい」

そう思ったとき、やはり自作PCという選択肢が頭に浮かびました。

コスト面を考えれば、自分でパーツを選んで組み立てるのが一番安上がりですし、何より理想の構成に近づけられるのは大きな魅力です。

希望している構成のBTOパソコンがなかなか見つからなかった事も大きな理由の一つです。
ゴリゴリの3Dゲームをするわけではないですが、ちょっとしたゲームはするし、24時間常時稼働でサーバーのような使い方をしつつ、リモートで操作したりもするので、快適に使うにはそれなりのスペックかつ冷却性能にも気を使う。

ただ、今まで一度も自作したことがなかったので、「本当にできるのかな…?」という不安もありました。

その点でDeskMeetは、電源やマザーボード、ケースがセットになっていて、完全な自作よりはハードルが低い。
しかもBTOよりも自由度が高く、自分の好きなスペックを選べる。

「これなら自分でもできそうだし、しかもワクワクしながら組めるかも!」
そう思った瞬間、購入を真剣に考え始めました。

DeskMeetのメリット

DeskMeetの魅力は、やっぱり「コンパクトなのに拡張性がある」ことだと思います。

CPU・メモリ・SSDといった主要パーツを自由に選べるのはもちろん、20cmまでのグラフィックボードを搭載できる設計になっていて、小型PCとしてはかなり考えられた作りです。

さらに、マザーボードや電源はあらかじめ組み込まれているので、自作初心者が不安になりがちな「パーツの相性」問題も起こりにくい。
これは安心感があります。

そしてもうひとつ大きなポイントは、見た目のシンプルさ。
最近の高性能PCは「ゲーミングPC」として派手なデザインで売られていることが多いですが、正直、家に置くにはギラギラしすぎてちょっと抵抗があるんですよね(笑)。

その点、DeskMeetは落ち着いたデザインで、部屋に自然に馴染むのが好印象でした。
「自作の楽しさは残しつつ、見た目はシンプルでスマート」
まさに自分の好みにピッタリ合っていたんです。

あとはやはり価格ですね。
パーツ選びにもよりますが、同スペックのBTOパソコンよりは確実に安く手に入ると思います。

DeskMeetのデメリット/不安点

DeskMeetも良いところばかりではなく、調べていくうちにいくつか制約や注意点があることが分かりました。
個人的に特に大きいと思ったポイントを2つ紹介します。

① 電源容量の制約(65W)

DeskMeetには電源容量に制約があり、対応CPUやGPUを選ぶ際には注意が必要です。
ゴリゴリの3Dゲームを目的とした超高性能CPUだと基本的に対応できません。

DeskMeetシリーズを選ぶ場合、大きく2つの選択肢があります:

Intel CPUを使いたい場合 → DeskMeet B660 または B760
AMD CPUを使いたい場合 → DeskMeet X300 または X600

当初はIntel CPUを選ぼうと思っていました。
理由は、手持ちのグラフィックボードを活用したかったことと、CPU性能が高いと思ったからです。
検討していたのは Intel Core Ultra 7 265。TDPも65Wで問題なさそうでした。

しかし、手持ちのELSA GTX1650のグラボの長さを調べたところ、217mmで、DeskMeetの許容範囲(200mm)を超えていることが判明。

そのため、古いグラボは旧PCに残し、内蔵GPUが優秀だと言われているAMD Ryzen 7 8700Gに切り替えることに。

Radeon 780Mを搭載しており、GTX1650レベルの性能が出せるうえ、消費電力も抑えられるとのこと。

結果的に、DeskMeet X600を選択することになりました。

② 冷却性能の不安

コンパクトなケースであるがゆえ、エアフローの問題が気になります。
特に24時間常時稼働させる予定の自分にとっては、大きな懸念点です。

現時点ではまだ商品が届いていないため、実際の冷却効果は分かりませんが、対策として以下を用意しました:

  • NH-L9a-AM5 → CPUクーラー

  • NF-A12x25-G2 → 吸気用ケースクーラー

  • NF-S12A → 排気用ケースクーラー
    ※NF-S12Aは、のちにDeskMeetで使うことを断念しますので参考にしないでください。

  • Thermalright TR-M.2 2280 Type-AB → SSD用ヒートシンク

  • AINEX MK-04C → CPUガードプレート(グリス塗布用)

  • NT-H2 → CPU用グリス
    ※グリスの購入を忘れていて、ファンが届いてパッケージを開けてからグリスが無いことに気付きました(笑)

寸法や取り付けの組み合わせは事前に調べましたが、実際にセットしてみないと確実には分かりません。
ダメだったらしょうがないという諦めも必要かと(笑)
慎重にいくなら本体を先に買って、内寸を測ったり、どこに設置するかを確認してからファンを買うのが安全だと思いますが、そこまで待てなかったので全て一緒に買ってしまいました。

ファンはNoctua製で揃え、信頼性重視。

CPUガードプレートは必須ではありませんが、初めてグリスを塗る自分には安心材料です。

コンパクトながら拡張性がある反面、電源や冷却に関しては工夫や制約がある点は注意が必要です。


実際に購入した構成(全パーツ)

ここで、実際に私・雨無とむが購入した冷却関連以外の全パーツ構成を紹介します。

本体:DeskMeet X600
CPU:AMD Ryzen 7 8700G BOX
メモリ:Corsair CMK32GX5M2B5600Z36
SSD:WDS100T1X0M
OS:Windows 11 Pro

冷却パーツも全て含めた合計金額:
166,101円(税込・送料込み)


メモリとSSDには特にこだわりました。
メモリは低レイテンシかつ高クロックのものを選択。
オーバークロック前提だと発熱が心配ですが、ギリギリのラインを攻めてCL36で5600MHzをチョイスしました。
まあ、ギリギリかどうかは分かりませんが、冷却パーツに期待していることは確かです(笑)

SSDはWDの高性能なGen5対応Blackモデルを採用。
発熱面で少し不安がありましたが、Gen4より性能を最大限に発揮できる可能性を優先しました。

こうした高性能なパーツの実力を最大限に引き出すため、冷却にもこだわり、前述のファンやヒートシンクを導入しています。

自作未経験者としての選定でしたが、思った以上に楽しい作業でした。
BTOパソコンでは選択肢が限られる中、あーでもないこーでもないと考えながら組み合わせを決められるのは、自分の性に合っているようです(笑)。


購入前に調べて分かったこと/気をつけたい点

仕様はしっかりと調べておかないと、買ってみたはいいけど使えなかった…なんてことが意外と起こりそうです。
というか実際に起きました(汗)
起きた問題については、次回の記事で詳細を書きたいと思います。

これはやっぱり自作PCならではのリスクですよね。
BTOなら、組み上がって動作確認までされた状態で届くので、パーツが使えなかった!なんてことはまずありません。

特に注意したいのは、寸法や定格の問題です。
物理的にケースに入らなければ使えませんし、電源容量やCPU・GPUの消費電力が定格に収まらなければ、正常に動作しない可能性もあります。

そこで、購入前にチェックしておくと安心なポイントをまとめてみました。

購入前チェックリスト

  • 寸法・拡張性
    GPUやCPUクーラー、メモリがケースに収まるか、ファンやヒートシンクのスペースは十分か

  • 電源容量
    CPUやGPUの消費電力を計算して、電源が余裕をもって対応できるか

  • 発熱対策
    小型ケースは冷却が課題になるので、吸排気の計画を事前に立てる
    必要に応じてファンやヒートシンクを追加

  • 互換性
    マザーボードやメモリ、SSDの規格に制限がないか
    内蔵GPUや外付けGPUとの相性

  • 使用用途との相性
    ゲームや動画編集など負荷の高い作業をするか
    常時稼働するのか、たまに使うだけかで冷却や騒音の必要性が変わる


まとめ

小型PCが欲しいけど、性能や拡張性で妥協したくない人には、DeskMeetはかなり魅力的な選択肢だと思います。

コンパクトながら主要パーツを自由に選べるし、見た目もシンプルで部屋に自然に置けるのは嬉しいポイントです。

ただし、拡張性を最優先にしたい場合や、将来的にガンガンパーツを載せ替えたい場合は、やはりフルタワーのほうが無難です。

サイズや電源容量の余裕を考えると、自由度は圧倒的にフルタワーのほうが高くなります。

自分の場合は、

  • 部屋のスペースの都合

  • GPUをそこまで高性能にしない前提

  • 内蔵GPUでも十分な性能であること

  • 自作気分を楽しみつつ、組み上げるハードルを下げたい

という条件に合っていたため、DeskMeetを購入候補としてじっくり検討しています。

もし「自分も小型PCで遊びつつ、妥協したくない」という人がいたら、チェックリストを参考にしつつ、DeskMeetを検討してみるのもアリだと思います。


次回予告

今回はDeskMeet X600を購入前にどう組むか、本気で悩んで購入してみた、というところまでの流れをまとめて記事にしてみました。

実は今、ほとんどのパーツが届いていて組み立て作業の途中なのですが、手違いでCPUだけがまだ届いていない状態です。
残りのパーツは先にセットしてみたり、冷却の配置を試したりしている段階。
記事中にも少し書きましたが、ここですでにトラブルが発生しています(笑)

次回の記事では、実際に組み立てた時の経緯やトラブル発生の詳細、そしてまだどうなるか分かりませんが、完成までの道のりをお伝えできればと思います。

「PC自作初心者なりにどこまでできるのか?」というリアルな過程も含めて、楽しみにしてもらえたら嬉しいです。

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