「私が悪かったのかな」と考えすぎてしまうあなたへ~ユーザー様の言葉を、全部真に受けなくていい~
チャットをしていると、ユーザー様からいろいろな言葉をもらいます。
「また来るね」
「ずっと応援するよ」
「君が一番好き」
「絶対また会いに来る」
「今度はもっと長くいるね」
嬉しい言葉をもらえると、やっぱり嬉しいですよね。
「気に入ってもらえたんだ」
「また来てくれるんだ」
そう思うと、その日の疲れが少し軽くなることもあると思います。
逆に、
「もう来ない」
「前のほうがよかった」
そんな言葉を言われて、ずっと頭から離れなくなってしまうこともあります。
チャットは、人と人との仕事です。
だから、相手の言葉に心が動くのは当たり前です。
でも、もしユーザー様の一言で一日中落ち込んだり、来てくれるかどうかが気になって何度もログイン状況を確認したり、
「私、何か悪いことしたかな」と必要以上に自分を責めてしまうなら。
少しだけ覚えていてほしいことがあります。
ユーザー様の言葉を、全部そのまま自分の中に入れなくても大丈夫です。
「また来るね」を、約束にしなくていい
「また来るね」と言われたら、素直に嬉しいですよね。
私も、そう言ってもらえたら嬉しいです。
でも、その言葉を「絶対にまた来てくれる」という約束に変換しなくていいと思っています。
そのときは本当に、また来たいと思ってくれていたのかもしれません。
でも次の日になれば、仕事が忙しくなるかもしれない。
疲れて寝てしまうかもしれない。
趣味や友達との予定が入るかもしれない。
別のことにお金を使うかもしれない。
人の気持ちや予定は、思っている以上によく変わります。
それは、あなたの魅力がなくなったからとは限りません。
「また来るって言ったのに」と思ってしまうと、
来なかったという事実以上に、自分で自分を傷つけてしまうことがあります。
だから、「また来るね」と言われたら、
“そのとき、そう思ってくれたこと”を喜ぶ。
それくらいでいいのだと思います。
来なくなった理由を、全部自分にしない
いつも来てくれていたユーザー様が、突然来なくなる。
チャットをしていると、これはどうしてもあります。
そんなとき、
「あのときの返事が悪かったかな」
「もっと楽しませられたらよかったのかな」
「嫌われたのかな」
と考えてしまう方もいると思います。
特に真面目な人ほど、自分の中に原因を探します。
もちろん、ときには接客を振り返ることも大切です。
でも、すべての出来事に、自分の中だけで答えを出そうとしなくていいです。
相手には相手の生活があります。
仕事も、人間関係も、経済状況も、気分もあります。
こちらからは見えない事情がたくさんあります。
それなのに、「私が悪かったんだ」と決めつけてしまうと、分からないことまで全部自分の責任になってしまいます。
分からないものは、「分からない」で置いておいていいんです。
嬉しい言葉ほど、少しだけ余白を残して受け取る
「好き」
「一番かわいい」
「君しか見てない」こういう言葉をもらうこともあります。
チャットを頑張っている中で、嬉しい言葉をもらえたら、それはちゃんと嬉しい出来事です。
でも、その言葉を自分の心の支えにしすぎないことも大切です。
「この人だけはずっと来てくれる」
「私のことを一番好きでいてくれる」
そう思えば思うほど、その関係が変わったときに苦しくなります。
人の気持ちは変わります。
それはチャットの世界だけではなく、友達でも、恋愛でも、仕事でも同じです。
だから、「好き」と言われたら、「嬉しい」で一度止めておく。
未来まで保証された言葉にしなくていいんです。
嬉しい気持ちは受け取る。でも、自分の心全部は預けない。
そのくらいの距離が、ちょうどいいと思っています。
優しい人ほど、相手の事情まで背負ってしまう
「今月お金がなくて」
「今日はコインないんだ」
「最近つらいことがあって」
そう言われたとき、相手をかわいそうに感じたり、
「少しくらいなら私が付き合ってあげようかな」と思ったりすることもあると思います。
優しい人ほど、相手の事情を自分の問題のように受け取ります。
でも、相手が大変なことと、あなたが無理をしなければいけないことは別です。
相手の事情に共感することはできます。
「大変だったね」と声をかけることもできます。
でも、それによって自分のルールを崩したり、疲れているのに無理をしたりする必要はありません。
優しさは、自分を削らなければ成立しないものではありません。
「断ったら嫌われる」が苦しくなる原因になる
お願いされたことを断るのが苦手な人もいると思います。
「これくらいやってよ」
「他の子はしてくれたよ」
「好きならできるでしょ?」
そんなふうに言われると、
断ったら嫌われるかもしれない。
もう来てくれないかもしれない。
機嫌を悪くされるかもしれない。と、不安になります。
でも、本当に大切にしたい関係なら、
どちらか一方が我慢し続けなければ成立しない形にしなくていいです。
嫌なことは嫌と言っていい。
できないことはできないと言っていい。
疲れている日は休んでもいい。
あなたが境界線を持ったことで離れていく人がいたとしても、
それはあなたが悪いからではありません。
その人が求めている関係と、あなたが無理なく続けられる関係が違っただけです。
「前のほうがよかった」に傷つかなくていい
チャットを続けていると、ときどき評価されるような言葉を言われることがあります。
「最近変わったね」
「前のほうがよかった」
「今日はつまらない」
こんな言葉を言われると、胸に刺さりますよね。
人から否定的なことを言われて、何も感じない人のほうが少ないと思います。
ですが、たった一人の感想を「私はダメなんだ」まで大きくしないでほしいです。
その人にとって今日は合わなかった。
その人の好みとは少し違った。
ただ、それだけかもしれません。
一人のユーザー様の感想は、あなた自身の評価ではありません。
10人いれば10人、好みも違います。
一人に刺さらなかったからといって、あなたの魅力がなくなったわけではありません。
言葉と「事実」を分けてみる
もし誰かの言葉で苦しくなったときは、
一度、言われたことと、実際に起きたことを分けてみてください。
例えば、「最近つまらないね」と言われた。
これは「言われた」という事実です。
でも、「だから私は接客が下手」
「もう誰にも来てもらえない」
「この仕事に向いていない」
ここから先は、事実ではなく、自分の頭の中で作った解釈です。
もちろん、言われた直後は落ち込んでしまうと思います。
そんなときに無理やり「気にしない!」と思わなくてもいいです。
ただ、「私は今、かなり大きく受け取っているかもしれない」と気づくだけでも違います。
人の機嫌を、自分の責任にしない
ユーザー様が怒っている。
返信が冷たい。
急に帰ってしまった。
そんなとき、「どうにかしなきゃ」と焦ってしまうことがあります。
でも、相手の感情は相手のものです。
こちらに明らかな落ち度があれば謝ればいい。
でも、それ以上に相手の機嫌まで背負う必要はありません。
人と接する仕事をしていると、知らないうちに「相手を常に満足させなければいけない」と思ってしまうことがあります。
でも、100%誰かを満足させ続けることなんてできません。
今日楽しんでもらえなかった人がいる。
それだけで、今日一日のあなたの仕事が全部失敗になるわけではありません。
「気にしない」ではなく、「引きずりすぎない」
メンタルケアというと、「気にしないようにしましょう」と言われることがあります。
でも、私は少し違うと思っています。
気になるものは、気になります。
嫌なことを言われたら傷つくし、
好きなユーザー様が来なくなれば寂しい。
それを無理に消そうとしなくていいと思います。
大切なのは、傷つかないことではなく、必要以上に長く自分を傷つけ続けないこと。
「嫌だったな」
「悲しいな」
「期待してたから寂しいな」
一度、自分の気持ちを認める。
そして、「でも、私に分からない事情まで全部私のせいにするのはやめよう」と戻ってくる。
それで十分です。
チャットの外にも、自分の居場所を作っておく
売上が良かった日だけ自信がある。
ユーザー様に褒められた日だけ自分を好きになれる。
常連さんが来てくれた日だけ安心できる。
そんな状態になると、チャットの出来事によって毎日気持ちが大きく揺れてしまいます。
だからこそ、チャット以外の時間も大切にしてください。
好きなものを食べる。
散歩をする。
友達と話す。
動画を見る。
湯船につかる。
早く寝る。
何でもいいと思います。
「チャットをしていない自分」もちゃんと生活させてあげてください。
売上やユーザー様との関係は、あなたの生活の一部です。
あなた自身の全部ではありません。
今日できなかったことより、今日できたことを見る
嫌なことがあった日は、
「もっと上手くできたはず」
と反省したくなるかもしれません。
でも、そんな日は反省より先に、今日できたことを一つだけ探してみてください。
ちゃんとログインした。
嫌なお願いを断れた。
無理だと思ったところで配信を終えられた。
一人のユーザー様と楽しく話せた。
昨日より少し長く頑張れた。
小さなことで大丈夫です。
売上にならなかった日にも、できていたことはあります。
そこまで全部ゼロにしないでください。
最後に
ユーザー様の言葉を、全部真に受けなくていいんです。
それは、冷たい人になりましょうということではありません。
疑って接客しましょうという意味でもありません。
むしろ逆です。
誰かの言葉を全部抱え込んで、自分が苦しくなってしまわないために、
少しだけ心の中に余白を作っておく。
「また来る」と言われたら、嬉しい。
来なかったら、少し寂しい。
でも、「私がダメだったんだ」まで行かなくていい。
「好き」と言われたら、嬉しい。
でも、その人の気持ちだけで自分の価値を決めなくていい。
嫌なことを言われたら傷つくのは当たり前です。
でも、たった一人の言葉を、自分自身への評価にしなくていい。
チャットは人と関わる仕事だからこそ、心が動く仕事です。
だから、強くならなくてもいいと思います。
何を言われても平気な人になる必要もありません。
その代わり、傷ついたときに、自分まで一緒になって自分を責めないこと。
それだけは、少しずつ覚えていってほしいです。
ユーザー様に優しくするのと同じくらい、
自分にも優しくしてあげてください。
長く続けるために必要なのは、何も感じない強さではなく、感じても、ちゃんと自分のところへ戻ってこられること。
私は、それも立派なスキルだと思っています。
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