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困ったリクエストや苦手な会員様を、角を立てずに自然にかわす大人のスルー技術

チャットレディをしていると、楽しい時間ばかりではありません。

優しく見守ってくれるユーザー様、応援してくれるユーザー様、何度も会いに来てくれる常連ユーザー様がいる一方で、ときには少し困ってしまうリクエストをされたり、苦手だなと感じる会員様に出会ったりすることもあります。

「それはちょっと嫌だな」
「そこまで求められると困るな」
「どう返したら空気が悪くならないんだろう」
そう感じる場面は、誰にでもあります。

チャットレディは、ただ画面の前で笑っていればいい仕事ではありません。相手のテンションを見ながら言葉を選び、自分の見せ方を考え、場の空気を整えながら配信を続けていく仕事です。

だからこそ、困ったリクエストや苦手な会員様への対応力は、とても大切です。
ただ、ここで勘違いしてほしくないのは、何でも我慢しなければいけないわけではないということです。嫌なことを無理に受け入れる必要はありません。苦手な相手にずっと合わせ続ける必要もありません。

でも、毎回きつく断ったり、感情的に反応したりしてしまうと、配信の空気が悪くなったり、自分自身も余計に疲れてしまったりします。

大事なのは、相手を強く否定することではなく、自分のペースに自然に戻すことです。

今回は、困ったリクエストや苦手な会員様に振り回されないための「大人のスルー技術」についてお話しします。




NG対応が苦手だと、配信の主導権を奪われる

チャットレディで稼ぐうえで大切なのは、配信の主導権を自分で持つことです。

もちろん、ユーザー様のコメントに反応したり、希望を聞いたりすることは大事です。ですが、相手の言葉に毎回振り回されてしまうと、配信全体がユーザー様任せになってしまいます。

たとえば、困ったリクエストをされたときに、焦ってしまって、
「え、無理です」
「それは嫌です」
「そういうのはできません」と強めに返してしまうと、相手によっては空気が悪くなります。

逆に、嫌なのに曖昧に笑って流していると、
「押せばいけるのかな」
「本当は嫌じゃないのかな」
「もう少し頼んだらやってくれるかも」
と思われてしまうこともあります。

どちらも、自分のペースを崩されやすい対応です。

NG対応で大切なのは、強くぶつかることでも、我慢して受け入れることでもありません。
自分の中のラインは守りつつ、配信の空気をできるだけ壊さずに流れを変えることです。
これができるようになると、苦手な会員様に出会っても必要以上に動揺しなくなります。


基本は「否定しない・説明しすぎない・代替案を出す」

困ったリクエストをかわすときの基本は、3つです。
・否定しすぎないこと。
・説明しすぎないこと。
・代替案を出すこと。

まず、相手を真正面から否定しすぎると、空気が硬くなりやすいです。
もちろん、本当に失礼なことを言われたときや、明らかにルール違反の要求をされたときは、はっきり断って大丈夫です。ただ、すべての場面で強く返す必要はありません。

たとえば、
「それはできません!」
だけで終わるよりも、

「それはできないけど、こっちならできるよ」
と返した方が、会話の流れは切れにくくなります。

また、説明しすぎないことも大切です。
真面目な子ほど、
「それは事務所のルールで禁止されていて、もしやってしまうとアカウントに影響が出るかもしれなくて、私も困るので……」
と丁寧に説明しようとしてしまいます。

でも、長く説明すると、相手に交渉の余地を与えてしまうことがあります。
「少しだけならいいでしょ?」
「バレなければ大丈夫じゃない?」
「他の子はやってくれたよ」
このように、説明した部分に対してさらに押される可能性があるのです。

NG対応は、短く、軽く、でも線引きははっきり。
これが一番使いやすいです。

たとえば、
「それはNGでーす」
「そこはしないって決めてるの」
「それはできないけど、別のことで楽しませるね」
「今日はこっちの雰囲気でいきたいな」
このくらいで十分です。

大事なのは、断って終わりにしないことです。
「これはできない。でも、こっちならできる」
「その流れには乗らない。でも、別の楽しい流れにする」
この意識があると、配信の空気を守りやすくなります。


困ったリクエストは“代替案”でかわす

困ったリクエストをされたとき、ただ断るだけだと、相手は「拒否された」と感じやすくなります。

もちろん、拒否していい場面はあります。ですが、毎回拒否の印象が強くなると、せっかくのユーザー様との関係が切れてしまうこともあります。

そこで使いやすいのが、代替案です。
たとえば、
「それはできないけど、今日はかわいい感じならできるよ」
「そこまでは恥ずかしいから、もう少し優しめのリクエストにして」
「過激なのは苦手だから、雰囲気で楽しんでほしいな」
「それはNGだけど、こっちなら頑張れるよ」
「そのリクエストは受けてないけど、別のお願いなら聞くよ」
このように返すと、完全に拒否した感じがやわらぎます。

ポイントは、「できない」で終わらせず、「できる範囲」をこちらから提示することです。

これは、相手に合わせているようで、実は自分が主導権を握っている状態です。
相手のリクエストをそのまま受けるのではなく、自分ができる範囲に変換して返しているからです。

稼げる子は、この変換が上手いです。
相手の希望を全部受け入れているわけではありません。でも、相手に「楽しませてもらえた」と感じさせるのが上手です。
NG対応が上手い子は、断り方がきついのではなく、流し方が自然なのです。


苦手な会員様には、感情で反応しない

苦手なユーザー様ほど、こちらの反応を見ています。
少し意地悪なことを言ってきたり、試すような言い方をしてきたり、こちらが困る反応を楽しんでいるように見える人もいます。
そういう相手に対して、ムッとした表情を出したり、強く言い返したり、長々と反論したりすると、相手のペースに巻き込まれやすくなります。

もちろん、傷つくことを言われたら嫌な気持ちになるのは当然です。腹が立つこともあると思います。
でも、配信中に大事なのは、相手を論破することではありません。
配信の空気を守ることです。

軽い違和感レベルであれば、感情を乗せずに流す方が安全です。
たとえば、
「それはちょっと困っちゃうな〜」
「そういうのは苦手だから、楽しい話しよ」
「今日は優しいリクエストだけ受け付けてます」
「その話より、こっちの話しよ」
「もう、困らせないでくださいね」
このように、軽く受け流しながら話題を変えます。

ここで大事なのは、嫌な空気を長引かせないことです。
嫌なことを言われた瞬間に、その話題に長く付き合ってしまうと、配信全体の空気が重くなります。自分も疲れますし、他のユーザー様が見ている場合は、その人たちも入りにくくなってしまいます。

苦手なユーザー様への対応は、真正面から戦うよりも、さらっと流す方がいい場面が多いです。
「はいはい、その話はここまで」
「じゃあ次の話ね」
「今日は楽しくいきたいから、優しくしてね」
このくらいの温度感で、自分のペースに戻していきましょう。


“押せばいける”と思わせないこと

NG対応で一番避けたいのは、「押せばいける」と思われることです。
一度でも嫌なことを無理して受け入れてしまうと、相手は次も同じように求めてくる可能性があります。
「前はやってくれたのに」
「今日はだめなの?」
「もっとできるでしょ?」
「少しくらいいいじゃん」
このように言われると、断りづらくなる方も多いと思います。

でも、自分の中で嫌だと思うことは、最初から線を引いておいた方がいいです。
無理をして一度受け入れると、その場はなんとか乗り切れたとしても、あとから自分が苦しくなります。
チャットレディは、相手を楽しませる仕事です。ですが、自分の心を削ってまで相手に合わせる仕事ではありません。

できないことは、できない。
嫌なことは、嫌。
自分の中でしないと決めていることは、しない。
このラインを持つことは、とても大切です。

ただし、言い方は工夫できます。
「無理です」
「嫌です」
「やりません」
と強く言うよりも、

「それはしないって決めてるの」
「そこは私の中でNGにしてるよ」
「そのラインは越えないようにしてる」
「そこまでじゃなくて、楽しく見てもらえる範囲で頑張りたいな」

このように言うと、きつく聞こえにくく、線引きは伝わります。
優しく言うことと、曖昧にすることは違います。
やわらかい言葉で、はっきり線を引く。
これができると、無理な要求に振り回されにくくなります。


しつこい人には、同じ言葉を繰り返す

一度断っても、何度も同じことを言ってくるユーザー様もいます。
そういう相手には、毎回違う理由を説明しない方がいいです。
理由を変えると、相手はその理由を崩そうとしてきます。

たとえば、
「今日は無理」
と言うと、
「じゃあ次は?」
と言われるかもしれません。

「恥ずかしいから」
と言うと、
「慣れたらできる?」
と言われるかもしれません。

「事務所で禁止されてるから」
と言うと、
「バレないようにすればいいじゃん」
と言われるかもしれません。

しつこい人に対して理由を増やすと、交渉が長引きます。
だからこそ、同じ言葉を淡々と繰り返すことが大切です。
「それはNGにしてるよ」
「そのリクエストは受けてないよ」
「そこはしないって決めてるよ」
「それはできないから、別のにしてね」

このように、同じ温度で返します。
怒らない。
焦らない。
説明しすぎない。
交渉に乗らない。

何度言われても、同じ返しをする。
すると、相手に「押しても変わらない」と伝わります。
これは、感情的に怒るよりも効果的なことがあります。

特に、こちらの反応を楽しんでいるような相手には、反応を大きくしないことが大切です。
相手のテンションに巻き込まれず、こちらは淡々と線を引く。これだけで、かなり消耗を減らせます。


話題転換のフレーズを用意しておく

NG対応が苦手な子は、困ったリクエストをされた瞬間に頭が真っ白になりやすいです。
「どう返せばいいんだろう」
「空気が悪くなったらどうしよう」
「怒らせたらどうしよう」
そう考えているうちに、曖昧に笑ってしまったり、相手のペースに流されてしまったりします。

だから、事前に使えるフレーズを用意しておくことが大切です。
たとえば、
「それより今日、会いに来てくれたの嬉しい」
「そういうのより、もっと楽しく話したいな」
「今日はまったり配信の日にしたい」
「じゃあ、別のリクエストちょうだい」
「優しいお願いなら聞くよ」
「今日はかわいい感じで見ててほしいな」
「その話は終わり。次は楽しい話しよ」

このような言葉をいくつか持っておくと、いざというときに対応しやすくなります。
話題転換は、逃げではありません。
配信の空気を守るための技術です。

嫌な話題に長く付き合わず、自分が進めたい方向に戻す。
これができると、苦手な会員様が来ても、必要以上に配信全体を崩されなくなります。


やんわりかわす言葉は、キャラに合わせて選ぶ

NG対応の言葉は、自分のキャラに合わせて選ぶことも大切です。

たとえば、甘えた雰囲気の子なら、
「それは恥ずかしいから、優しいお願いにして」
「困っちゃうから、今日はこっちにして」
「そんなにいじめないでよー」という言い方が合うかもしれません。

明るく元気な雰囲気の子なら、
「それはNGでーす!別のリクエストください」
「今日はそのコースじゃありません」
「はい、その話は終了です」という軽い返しでも自然です。

落ち着いた大人っぽい雰囲気の子なら、
「そのリクエストは受けていません」
「できる範囲で楽しんでもらえたら嬉しいです」
「そこは私の中で線を引いています」
という言い方が合いやすいです。

大切なのは、無理に誰かの真似をしないことです。

自分の雰囲気に合う言葉を、いくつか用意しておきましょう。
自分のキャラを崩さずに、自分のラインを守るための言い回しを持つことが大切です。


どうしても無理な人とは、距離を取っていい

ここまで、角を立てずにかわす方法についてお話ししてきました。
ですが、すべてのユーザー様に丁寧に対応し続けなければいけないわけではありません。

・何度も嫌なことを言ってくる人。
・断っても押してくる人。
・こちらを困らせることを楽しんでいる人。
・失礼な言葉を繰り返す人。
・配信の空気を悪くする人。
そういう相手にまで、無理に優しくし続ける必要はありません。

チャットレディは接客業ですが、何をされても我慢する仕事ではありません。
自分の心を守ることは、長く続けるために必要なことです。
「この人が来ると配信が怖くなる」
「この人のコメントを見るだけで気持ちが重くなる」
「対応したあと、毎回しんどくなる」
そう感じる相手がいるなら、距離を取ることも考えていいです。
無理に全員に好かれようとしなくて大丈夫です。

むしろ、稼げる子ほど、自分に合わない相手に必要以上に時間を使いすぎません。
大事にするべきなのは、自分を大切にしてくれるユーザー様です。
・応援してくれる人。
・楽しい空気を作ってくれる人。
・自分のペースを尊重してくれる人。
・また会いたいと思える人。
そういうユーザー様との関係にエネルギーを使った方が、結果的に売上もメンタルも安定しやすくなります。


NG対応が上手い子は、配信後に引きずらない

困ったリクエストや苦手な会員様に対応したあと、ずっと引きずってしまう子もいます。
「あの言い方でよかったのかな」
「怒らせたかもしれない」
「もっと上手く返せばよかった」
「私の対応が悪かったのかな」
真面目な子ほど、自分を責めてしまいます。

でも、すべてを完璧に返せる人はいません。

配信中はリアルタイムで反応しなければいけません。考える時間も少ないですし、その日の体調やメンタルによっても対応力は変わります。
だから、うまく返せなかった日があっても、自分を責めすぎないでください。

大切なのは、次に同じような場面が来たときのために、ひとつだけ言葉を用意しておくことです。
「次に同じことを言われたら、こう返そう」
「このリクエストには、このフレーズを使おう」
「しつこい人には、同じ言葉を繰り返そう」

このように、経験を次の対応に変えていけば大丈夫です。
失敗したと感じた日も、ちゃんと次の力になります。


大人のスルー技術は、自分の空気を守るためのもの

困ったリクエストや苦手な会員様への対応は、チャットレディにとって避けて通れない部分です。
どれだけ準備をしていても、予想外のコメントが来ることはあります。苦手なタイプの会員様に出会うこともあります。
そのたびに真正面から受け止めていたら、心が疲れてしまいます。

だからこそ、スルー技術が必要です。
スルーというと、冷たい対応のように聞こえるかもしれません。ですが、ここで言うスルーは、相手を雑に扱うことではありません。

相手の言葉に振り回されすぎず、自分のペースに戻すことです。
・否定しすぎない。
・説明しすぎない。
・代替案を出す。
・しつこい人には同じ言葉を繰り返す。
・話題転換のフレーズを持っておく。
・どうしても無理な人とは距離を取る。
これだけでも、配信中の消耗はかなり減ります。

NG対応が上手い子は、きつく断っているわけではありません。
自分のラインを守りながら、空気を壊さず、自然に流れを変えています。

チャットレディは、相手に楽しんでもらう仕事ですが、それは自分を犠牲にするという意味ではありません。
自分の心を守りながら、できる範囲で楽しませる。
自分のペースを保ちながら、ユーザー様との時間を作る。

そのために必要なのが、大人のスルー技術です。
困ったリクエストをされたときこそ、配信の主導権が試されます。

相手に勝とうとしなくていいです。
強く言い返さなくてもいいです。
全部受け入れなくてもいいです。
大事なのは、自分の空気を守ること。

そして、自分を大切にしてくれるユーザー様との時間を、ちゃんと大切にすることです。
無理な人に振り回されるより、応援してくれる人にもっと喜んでもらう。
その意識を持つだけで、配信はかなり楽になります。
困った場面をうまくかわす力は、経験とともに少しずつ身についていきます。

最初から完璧じゃなくて大丈夫です。
まずは、自分が使いやすい一言を決めておくことから始めてみてください。その小さな準備が、配信中の安心感につながります。

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