見出し画像

「44歳からでは遅すぎる?」留学経験なしの私が、通訳になりDALF C2に合格するまで

「中村さんみたいな人が、フランス語の通訳をすればいいのに」

英語の通訳をされていた素敵な受講生の方から言われたこの一言が、44歳の私が通訳学校の門を叩くきっかけでした。

私には留学経験がありません。「44歳から通訳を目指すなんて遅すぎる」「現地に住んだこともない私がなれるわけがない」……そんな不安を抱えながら受けた通訳学校の入学レベルチェックテストの結果は、さんたんたるものでした。

当時、私はすでに仏検準1級を持っていたにもかかわらず、判定は「準2・2級クラス」。

テストのリスニングで流れたNHK Worldのフランス語ニュースが、全く聞き取れなかったのです。どの国の、何についてのニュースなのかすら分かりませんでした。恥ずかしながら、フランス語のニュースを聞いたのはその時が初めてだったのです。

一緒にテストを受けた若い女の子が事細かにニュースの内容を話す横で、私は一言も発することができませんでした。

通訳学校の授業は土曜日の4時間。それに加えて膨大な宿題に追われる日々は、いつまで続くかわかりません。

相当な覚悟が必要でした。悩んだ挙句、私は「通訳への十か年計画」にしようと決めて、通学を始めました。

その半年後に仏検1級に成績優秀者として一発合格し、3年後に通訳デビュー、さらに50代でフランス語の最高峰資格である「DALF C2」に合格する日が来るとは、当時の私は想像すらしていませんでした。

拷問のような時間から、劇的な快進撃へ

通訳学校では毎回、NHK Worldニュースの聞き取りがありました。 当時はサイトの存在を知らず、学校のオリジナル教材だと思い込んでいたため、予習の仕方も分かりません。

毎回のリスニングは、私にとって拷問のような時間でした。

転機が訪れたのは、ネット上にNHK Worldニュースのサイトがあると知った時です。

「先生よりも早くすべてのニュースを読んでおけば、授業でもう恥をかかなくてすむ!」

1つでも見落としたニュースが出題されたら、努力は水の泡です。だから、その日のニュースを一つ残らず読むことに決めました。

当時、NHK Worldニュースのサイトでは、1日に約20本の記事が更新されていました。これらを読解教材として、辞書を引きながら読んでいきました。

語彙力がなかった最初の頃は、なんと1日8時間もかかり、調べる単語は1日100個を超えていました。それでも私は、単語帳に毎日の所要時間をメモし続けました。

すると、3ヶ月が経つ頃には調べる単語が一気に減り、読む時間は半分の4時間に。そして仏検1級を受験する頃には、1時間半にまで短縮されていました。

リスニングだけでなく、スピーキングのパフォーマンスも劇的に変わっていきました。

「中村さん、家でどんな勉強をしてるの?」

レベルチェックの悲惨な状態からの猛追に、通訳学校の先生から驚かれたのを今でも覚えています。自分の成長が手に取るように分かることが、楽しくて仕方がありませんでした。

私の学習速度を爆速にさせた「4つの根幹」

NHK Worldニュースは最高の教材でしたが、私の学習を加速させた要因は他にもあります。

1.「やると決めた」こと 通訳学校に行くと決めた。仏検1級を受けると決めた。DALF C2に合格すると決めた。何かを明確に「決める」ことで、人生の歯車が回り始めました。

2.「その環境に飛び込んだ」こと 通訳学校では、それまでの自己流とは全く違う「プロになるための勉強法」を知りました。たとえ通訳者になれなくても、この勉強法なら確実にフランス語が上達できる、と確信することができました。 すでに通訳として活躍しているクラスメイト(現在アミティエで講師をしているTanguy先生もその一人です)からの刺激が、上達をさらに加速させてくれました。

3.「試験に挑戦した」こと 試験は学習スピードを飛躍的に上げてくれます。好きな勉強だけに逃げず、苦手なリスニングやディクテ(書き取り)にも向き合わざるを得なくなるからです。

たとえ不合格でも落ち込む必要はありません。私がDALF C2に一度落ちた時、作文指導をしてくれたSublime先生は「フランス語を旅する時間が増えて良かったね」と言ってくれました。

試験を受けることで自分の弱点が浮かび上がり、何よりモチベーションが上がります。試験のおかげで私のフランス語は深まり、フランスの社会問題についてフランス人の友人たちと深く議論できるようになりました。これは試験の結果とは関係なく、受験することで手に入れることができる素晴らしい副産物です。

4.「基礎文法の徹底的な見直し」 実は、これこそが最大の土台です。 私は30歳で仏検準1級にギリギリ合格した後、入門者向けの『フランス語トレーニングペーパー1,2』というテキストを使い、14年間にわたって200名以上の生徒さんに基礎を教えてきました。 つまり、自分自身も“200回”、基礎文法を学び直してきたのです。

ニュートンプレス社の『フランス語トレーニングペーパー1,2』は、現在は絶版となっていますが、私が25年間フランス語を教えてきた中で「最高のテキスト」だと断言できます。

一般的に「難しい」と言われるフランス語の文法ですが、このテキストで挫折した人はいません。 名前通り、文法書というよりも「ドリル」に近い構成になっており、新しく学んだ文法ルールを豊富な練習問題を通して確認できます。

「中性代名詞」の説明が最初はピンとこなくても、様々な例文を使った問題を解くうちに、感覚として分かってくる――そんな素晴らしい教材です。

かつて通訳学校でボロボロだった私が、唯一文法だけはスラスラ答えられた理由。 そして、NHK Worldのフランス語ニュースを読んで爆発的に力が伸びた理由。

それは、この基礎文法がすでに身体に染み込んでいたからでした。 この土台がなければ、1日8時間ニュースを読んだとしても、これほどの効果は出なかったはずです。

あなたのフランス語の旅をサポートするために

語学は、ただダラダラと年数をかければ話せるようになるものではありません。自分の弱点に気づかず、同じ場所をぐるぐる回っていては目的地に着けないのです。

講師としての25年のキャリアの中で、私は多くの受講生の方の弱点を見極め、克服するお手伝いをしてきました。

「フランス語の映画を字幕なしで観たい」 「日本語で話すように、フランス語で気持ちを伝えたい」 「海外のメディアをスムーズに理解したい」

そんな目標があるなら、人生の中でそれを楽しむ時間を、少しでも長く持ってほしいと願っています。

思い立った時が、あなたにとってのベストタイミング。今より若い時はありません。

そこで2025年、先ほどご紹介した『フランス語トレーニングペーパー』の出版社であるニュートンプレス社と正式なライセンス契約を結び、私の音声解説をつけた教材を半年かけて作成しました。

48個の文法項目について、目の前に受講生の方がいることを想定して語りかけているため、この音声教材を使うことで、私のプライベートレッスンを受講しているように学ぶことができます。 上級レベルへ羽ばたくための、絶対的な基礎文法力を身につけてもらうための教材です。

まずは、今のあなたの現在地(レベル)を知ることから始めてみませんか?

▼「アミティエ・トレパ48課」の詳細はこちら
https://ecole-amitie.shop/items/66ee9ee5fa2afe28336d2b20

▼【無料】20問の簡単な仏検レベルチェック問題(解答・自己診断付き) https://ecole-amitie.shop/items/6a4741bf91f26e1491d5b7dc

▼留学なしでフランス語を極める
https://amitie-online.com/lp/amitie_lp/amitie_photo_lp.html

【無料カウンセリングのご案内】 レベルチェック後、今後の勉強方法について私の15分無料カウンセリングを受けてみたい方は、下記メールアドレスまでお気軽にお申込みください。

✉️ amitieforeign@gmail.com

あなたの挑戦を、心から応援しています!

【プロフィール】 中村朋子(なかむら ともこ) アミティエ外国語教室 講師

留学・長期滞在経験なしから44歳で仏検1級に成績優秀者として一発合格。その後、大阪府知事、大阪市長、コンゴ民主共和国首相などの通訳を経験。50代でフランス語最高峰資格「DALF C2」取得。
2020年よりアミティエ外国語教室から仏検1級合格者を15名輩出。
著書『留学なし 44歳から半年で仏検1級合格』はAmazon Kindle売れ筋ランキング1位を獲得。

いいなと思ったら応援しよう!