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【Evanescence】理想のバンド像②

 〝理想のアマチュアロックバンド像〟について考えました。

 正確にいうと、学生時代、バンドを組んでいた際に構想していたことです。
 〝こんなバンドでこういうライブをしたい!〟なんて、バンドを組んでいる人間なら十人十色で誰もが夢を描くことでしょう。
 私にとってのそれを語らせてください。

 エヴァネッセンス。
 結論からいうと、このバンドがまさにそれを体現してくれています。

 エヴァネッセンスは、20年以上前にデビューして大ブレイクしたU.S.のバンドです。改めて代表曲をYouTubeで視聴してみてビビったのですが…、

 再生回数は15年間で15億回でした・・・!!!
 アベレージ1年につき1億回て!!モンスターすぎるでしょ!!

 ご存じない方は、ぜひ聴いていただきたいのですが、このバンドの大きな特徴は、なんといっても、

 美しい女声ボーカルがハードなロックサウンドに乗って歌っている

 という点です。
 今でこそ類似のバンドは多く存在しますが、デビュー当時は非常に斬新でした。

 その頃の私は、自身のバンドで目指していた理想の形がまさにこれだったので、うわー!先を越された!と地団駄踏んだものです(名もなきアマチュアが世界的バンドに何を言っているんだ)。

リードボーカルの理想形

 というのも、当時私が組んでいたバンドはリードボーカルが紅一点で、系統としてロックというよりはR &Bやソウル、はたまたオペラなんかが似合うタイプだったのです。彼女は、テクニカルなフェイクを織り交ぜたり、と同時に真っ直ぐ壮大に歌い上げる声量も持ち合わせていたりする、とても稀有なシンガーでした。
 そんな美しく歌い上げるボーカルの声を、あえて激しいロックサウンドに乗せる。そんなバンドがあってもおもしろいんじゃないか?という発想で組んだバンドでした。

ライブM.C.の理想形

 今でもそうですが、当時からずっと思っていることが、

 なぜ「ライブM.C.はボーカルがする」というのが当たり前になっているのか?

 ということです。誰が決めたんでしょうか、世のバンド、軒並みフロントマンがM.C.も務めています。

 一番客席に近くて目立つ人が喋る。わからなくはないですが、そもそもよく考えてみてください。

 ボーカルは喉を楽器としている人です。

 曲と曲の間は、休ませてあげたほうがよくないですか?歌うパートがない、あるいは少ないメンバーがM.C.を務めるほうが理に叶っていません?

 それで私は想像してみました。

 もしも紅一点のリードボーカルがライブ中、一切、喋らなかったら。

 めちゃくちゃミステリアスじゃありません!?
 あんな美声で歌うディーバの普段の喋り声ってどんななんだ!?聞きたい!と思うけど、彼女は一切、喋ってくれない。
 曲間のM.C.では他の男どもメンバーがくだらない与太話をして、ボーカルはそんな男たちに目もくれずクールにおすまし顔でお水を飲んだり、物憂げにうつむいたりしている。
 なんか、神聖な雰囲気を醸し出しそうじゃないですか??

 結局、それが叶うことなく私のバンドは解散しました。
 そういうバンド、探せば発見できそうですが、日本において超ど真ん中のシーンで活躍している事例を今のところ知らないので、私の夢を体現してくれるバンドの出現を待望しております。

 和製エヴァネッセンス、来れ!!!



 「理想のロックバンド像」に関しては以前、別の記事を書いたことがありますので、こちらも読んでいただけると幸いです!

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