なぜ笑うんだい?
私サッカーは全くのど素人ですが、感銘を受けた名言をご紹介します。
ファンの皆様からすると有名すぎて今更感は否めないでしょうけれど。
①守護神
名言というよりは「言動」なのですが。
2011年。東日本大震災が起きた年。福島県の原発問題が世界的ニュースになっていた頃。
当時、日本代表GKの川島選手が、海外リーグで活躍していたときのエピソードです。
あるプレーをきっかけに、相手チームのサポーターから野次を飛ばされてしまいます。一流アスリートだって人間ですから〝やらかす〟ことだってそりゃありますよね。
すると、世間的に話題になっていた日本の現状を揶揄して、かつ彼の名前「カワシマ」をもじって「フクシマ」コールが巻き起こります。
これに対して川島選手は激昂。
抗議をアピールし、レフェリーにより試合は中断。
「俺のことをなんと言われようが構わない。だが、被災地で苦しんでいる人たちがいるのに心ない罵声を浴びせるのは許せない」と。
まじでかっこいい。涙が出てきます。
これぞ、日本の守護神。

②後ろ向きのボールめっちゃトラップするやん
〝大迫ハンパないって〟
あまりにも有名なワードですね。全国高校サッカー選手権にて放たれた、滝川第二高校キャプテンの名言…というよりは迷言に近いかもしれませんが。
例の動画で笑った人の数、ハンパないと思います。
最後、監督の「俺、握手してもらったぞ」までがパッケージですね。
そしてその滝川第二の監督の予言どおり、そしてみなさんご存じのとおり大迫勇也選手はこののち、日本代表のユニホームを背負うストライカーとなります。

大迫選手は私の地元・鹿児島の誇りです。彼が高校生だった当時、サッカーにまるで詳しくなかった地元民でも多くの方が認知していました。「今年の『鹿児島城西』に、どうやらヤベェ奴がいるらしいぞ」とめちゃくちゃ話題になっていましたから。
いつもは高校サッカーを追っていなかった私も、どれだけ凄いのかと興味を持ち、実際、試合映像を見て、ど素人の私でさえも理解できる群を抜いたレベルの「ハンパなさ」でした。
相手チームのディフェンダーが数人がかりで「それもうファウルでしょ!」という強引な当たり方をして全力で大迫を阻止しにかかってきているのに、無理な体制からゴール決めちゃう。反則をしたって彼を制することはできない。規格外。もう見ていて意味不明でした。
そして全国大会へ。あの名フレーズが誕生することとなります。
↓ヴィッセル神戸の公式動画
改めて、人間にできる動きじゃない、、、
あまりにもフィジカルが凄すぎて、相手チーム選手の言葉がクローズアップされ、なんと〝半端ないって〟がTシャツ化される(プリントされているのは大迫ではなく滝川第二の主将の顔)という異例の事態に発展。
おもしろすぎます。
③なぜ笑うんだい?
説明不要、クリスティアーノ・ロナウドの名言です。
検索すればいくらでも出てきますので、もしご存じない方はぜひ今すぐご視聴くださいませ。
辿々しいポルトガル語でスピーチする少年に対して嘲笑する大人たち。それを制して「一生懸命、話しているんだから笑うことないだろう」と言い放つクリロナ。
「なぜ笑うんだい?彼のポルトガル語は上手だよ」
ハッとさせられ、黙り、最後は拍手を送り賞賛する報道陣。
一流のアスリートは、精神性も一流なんだなと感銘を受けました。
かっこよすぎます。

このときスピーチをした少年が後に高校サッカー選手権優勝チームの一員となるのは、有名な後日談ですね。
この先も語り継がれる逸話となるでしょう。
何が名言になるかわからない
ストレートに胸を打つ言葉が、人々の記憶に残る名言となる。
何気なく放った言葉が、本人の意図しない結果で名言となる。
いずれにせよ、一流選手に関する言動だから影響力を放つという点は、共通しています。

これもまた、予期せず名(迷)言となったワードですね
