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鎧を着て、生き延びるという選択

生きるために、
人はときどき「鎧」を着る。

それは強がりやなくて、
壊れへんための知恵やと思う。

語らないことも、
見せへんことも、
距離を取ることも、
全部「逃げ」やない。

それは
生き延びるために選んだ姿勢や。

最近、
「ここまで踏み込んで書く」という
覚悟の文章に触れた。

内容の重さや壮絶さやなく、
いちばん胸に残ったんは、
書くかどうかを、自分で決めたことやった。

誰にでも読ませへん。
必要な人に、必要なタイミングで届けばいい。
そのために境界線を引く。

それは、
自分を守るという意思や。

鎧は、
無理に脱がんでええ。

脱ぐ場所も、
脱ぐタイミングも、
脱ぐかどうかも、
全部、自分で決めてええ。

語った言葉も、
語らなかった沈黙も、
どっちもその人の人生や。

今日もどこかで、
鎧を着たまま必死に生きてる人がいる。

それでええ。
それでもええ。

ここまで生きてきたこと自体が、
もう十分すぎるほどの証やと思う。





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