発達障害正社員の僕が実践する、安定就労を続けさせる3つの決まり事
【この記事は、約3分で読めます】
※本記事は、発達障害を抱えた社会人の方を対象としております。
この記事にたどり着いた方へ。
きっと、職場で距離を置かれているのに、モヤモヤしていると思います。
それは、たとえあなたが障害特性から来る配慮を受けてるのにも関わらずでしょう。
ツラいですよね。
事実、7年以上正社員として働いている僕でも、見捨てられる不安は未だにあります。
それでも、僕は安定就労を継続して同じ会社に留まり続けています。
その理由は、周囲の献身的なサポートのみならず、自ら会社に「与えてきた」結果であると、考えています。
なぜ僕が、発達障害でも安定就労が続けられているのでしょうか?
どうすれば、発達障害でも相手に迷惑かけずにやり過ごせるのでしょうか?
今回は、発達障害正社員の僕が実践する、安定就労を続けるため3つの決まり事についてお話し、あなたが職場での行き詰まりを防ぐヒントをお伝えします。
どうぞ3分、お付き合いいただければ嬉しいです。
安定就労を続けるために、職場で心がけていること

1.役職年齢関係なく、全員敬語で接する
まず、僕は勤務中役職や年齢に関係なく、会社で働く全員に対して敬語で接しています。
たとえ相手が年下であれ、ましてや一回り以上離れた新入社員であってもです。
なぜなら、敬語は社会や組織で相互の立場を明確にし、秩序を保つ働きがあるるからです。
例えば、休暇を取りたい時。
僕は年下のメンバーに、次のように引継ぎをお願いしています。
「〇〇さん、申し訳ありません。再来週の■日、坂巻はお休みをいただいております。恐れ入りますが、Aの業務を坂巻に代わってご対応いただくのは可能でしょうか?」
ここまで言って、バカ丁寧じゃね?と感じたかもしれません。
しかし、僕はこれくらいでちょうど良いと考えています。
なぜなら、相手を敬う姿勢を見せれば、馴れ合いではない適度な距離感を保てるからです。
敬語によって、感情的なトラブルやハラスメントのリスクを低減し、公私混同を防ぐ効果も期待できます。
また、僕は男女関係なく「さん」付けで呼んでいます。
これは、相手の存在価値を認めるための一環です。
もっとも、仕事を離れた飲み会ではくだけるように努めていますが(笑)
人を尊ぶのに、役職や年齢の上下なんて関係ない。
僕は、このようなポリシーで働いています。
2.自分のせいでなくても、部の代表として謝る
次に、僕は自分の犯したミスでなくても、まず他部署やお客様に「申し訳ありません」と部の代表として謝ります。
なぜなら、部署の代表として謝罪すれば、会社として「問題から目を背けず、真摯に対応する」という姿勢が示せるからです。
これは、部署間のスムーズな連携と情報共有を促進し、組織全体の生産性向上にも繋がります。
例えば、過去に次のような事例がありました。
僕は、他部署の方(僕より年下)から、あるシステムにログインできない、という問い合わせを受けました。
そのシステムは、数カ月前に仕様変更で一旦社員の方で再ログインする必要があり、その内容は予め全社員に周知していました。
つまり、その方は周知した当時に再ログインを失念していたというわけです。
え?
んなの、通知の時に対応しなかった社員が悪いだろ!とお感じかもしれません。
しかし、僕はここで次のように下手<したて>に出ます。
「ご不便をおかけし、申し訳ありません。以下の手順でお試しいただき、再ログインを試みてください。もし、記載した手順でも上手くいかない場合は、内部で確認しますのでその際はお待ちいただければ幸いです。」
間違っても、僕は「数カ月前にアナウンスした通り〜」と言って、何であの時対応しなかったんだと権威性を張るような行動に出ません。
なぜなら、職位が高い身分でもない立場に権威性を張っては、相手にしたら高飛車と思われかねないからです。
結果、後で「自分より職位の低い坂巻が、偉そうに叩きやがって」と逆にクレームへ発展するケースになったら、部としての信用も落としかねません。
だから、不本意であっても低姿勢で謝るのです。
部署の代表として謝罪するのは、「自分の部署が関わる業務には、最終的な責任を持つ」というプロフェッショナルな意識の表れでもあります。
3.職場での「共通言語」を多用する
最後に、僕は職場で周囲が使っている「共通言語」を多用しています。
なぜなら、共通言語を多用すれば異なる言葉や表現による誤解や齟齬が減るからです。
説明や確認がスムーズに進み、情報共有にかかる時間の短縮にもつながります。
例えば、ここに社員の方が利用するサイトがあるとします。
呼び名は社員によってバラバラで、「社員向けサイト」やら「ポータルサイト」やら色々あります。
その際、僕は部内で多用している表現を用います。
今回の例でいえば、仮に「社内サイト」とします。
この表現は、特に部の誰かが「社内サイトという言い方で統一しよう!」と宣言しているものではありません。
しかし、部内のほぼ全員が「社内サイト」という表現を使っているため、僕も「社内サイト」で通します。
「何だ、社員用のホームページって分かるんだから、色んな言い方あっても分かるだろ?」
「サイトの名前一つだけで、何で気を遣わなきゃいけないの?」
そうお感じになった方も、おられるかもしれません。
しかし、共通言語を使うか使わないかでは、後々の会話に支障をもたらしかねません。
共通言語には、特定の言葉や表現が持つ意味やニュアンスの共有により、相手との認識のズレを解消する効果があります。
また、組織のメンバーが、特定の言葉を聞いただけで瞬時にその意味を理解できる状態を作り出します。
これにより、説明にかかる手間が大幅に削減され、情報伝達のスピードが格段に向上できます。
つまり、発達障害の方に起こしがちな「相手との誤解」や「コミュニケーションの齟齬」が起きにくくなるのです。
共通言語によって、言葉を合わせるだけではない円滑なチームワークを高める。
あなたも、普段の職場で周りがどんな言葉を使っているか、アンテナを張って自分からも言語化しましょう。
おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
以上で、発達障害の僕が職場で普段から心がけているものをお話ししました。
過去にもお伝えしましたが、会社というのはサークルのような仲良しこよしの集まりではありません。
組織の目標達成に向け生産性と効率性を産み出し、労働という対価によって給料を得る場所です。
会社の中には、タイプの合わない方もいるでしょう。
しかし、「アイツ嫌い」と背けて関わらないわけにはいきません。
組織の目標達成のためには、嫌でも関わらざるを得ない場合もあります。
だから、相手に不快感を与えたり無用なやり取りをして時間だけが過ぎないよう、円滑なコミュニケーションが大事になります。
そのためには、相手を敬う・部の代表として関わる・共通言語を多用するのが必要になるのです。
今回僕がお伝えしたものは、社会常識でなければ破ったら刑罰に問われるような禁止令でもありません。
お互いが、嫌な顔せず気持ちよく過ごせるための共通理解を得るために執筆した次第です。
どうぞあなたも今回の記事で紹介した内容を日々の職場で試してみて、周囲から頼られる人財へと成長できれば嬉しいです。
「正しい努力」で、発達障害でも報われる!
障害特性を強みとし、現実世界で他者貢献を目指すをモットーに過去人気の高かった記事はコチラへ。
この記事を通じ、あなたが職場で誤解やすれ違いのない快適な1日を過ごせる第一歩となりますように。
いいなと思ったら応援しよう!
応援していただいた気持ちは、創作活動のエネルギーです。家族との時間をより幸せに過ごせるよう、大切に使わせていただきます◎ ありがとうございます。