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大学時代のしくじり体験を通じて学んだ、ある発達障害がたどり着いた一つの答え

【この記事は、約7分で読めます】

※ 本記事は、過去にコミュニケーションで信頼をなくしつつも、人間関係を良くしたいと望む成人の発達障害を対象としています。



たとえ発達障害であれど、結局は謙虚な姿勢によって相手から信用される。



前回の記事で、僕は大学時代にある先輩を激高げっこうさせ、縁を切られたしくじり体験を通じてこのように学習しました。


※ おかげさまで、前回記事はnote公式よりコングラをいただきました





しかし、物語はこれで終わりではありません。
僕は何と、あの体験を経て2度先輩と再会したのです。



前回の記事では、僕の障害特性によるエピソードをお話ししました。

しかし、本当の試練はまだ先にありました。



しくじった後に、どう生き直したか。



僕は、あの日から似たような失敗を重ねつつも…
発達障害と診断されてからは何のタイミングで障害特性がプラス / マイナスに出るかはパターンで理解できるようになりました。

度が過ぎた表現ではありますが、少なくとも思慮の分別はわきまえられるようになり、うっかり失言や心無い一言を口に出す機会は減ってきました。



社会常識も分からず、幼子おさなごのように何も考えずにしでかし続けては総スカンされての学生生活から、一人の大人に変わった今。



僕は、先輩と再会して何を感じたのか?
そして、過去の罪悪感にどうケジメをつけたのか?



今回は、暗黒のしくじり体験から歳月を重ね、謙虚さの先に得た人付き合いで大切な心構えについてお伝えします。


この記事を通じ、過去に特性によって過ちを犯した僕が、発達障害でも改心してきた軌跡を知っていただければ嬉しいです。


【記事公開にあたって、一つだけお伝えしたいこと】

本記事は、もともと無料で公開する予定でした。


しかし、僕自身のナイーブな内面と先輩のプライバシーに深く関わるため、本気で「人間関係のあり方を変えたい」と願う方にだけ届いてほしいと考え、有料とさせていただきました。


この記事を通じ、もしあなたが今の人間関係を変えたいのであれば…
僕が痛みを伴いながらたどり着いた答えが、過去の過ちに苦しんできたあなたの心を、少しでも軽くする一助になれば幸いです。






1.意を決した、先輩への償いと1度目の再会



ある年の暮れ。
僕は、SNSで先輩のアカウントを見つけました。


調べ物があって、あるコミュニティを検索中。
過去の投稿を見ていたところ、見覚えのある人物がローマ字で記入されているのに気づきました。


まさかとは思いましたが、プロフィールを開いたところ…



先輩で、間違いありませんでした。

顔立ちも含め、友人とのつながりや趣味の投稿から、先輩であったのを確信した瞬間…


またもや僕は、あの時と同じく緊張でマウスを動かす手が止まりました。


その日は、プロフィールを見なかったことにして、そっとページを切り替えました。



しかし、それから翌週の週末。
僕はまたページを開き、10分ほど頬杖をしてスクリーンを見つめながら、こう思案していました。



「もうあれは、昔のことだし今更謝ったところで後の祭りだ。それに、自分を思い出させたところで先輩に再び嫌な気持ちにさせるのは、考えるに忍びない」


ところが、迷いもありました。


あれからも様々な人間関係の困難があったとはいえ、今では障害者雇用でも正社員として生計を立てている。

結婚して家族だってできた中、一人の社会人として波風立てずに生計を立てていくだけのスキルは身に付けた。


自慢でも過信でもないけど、今ならちゃんとした大人として、対等に向き合えるかもしれない。



そして、僕は胸の鼓動が聞こえるのを確認した後、意を決します。




「よし、今なら謝れる。カミングアウトだってできる。たとえ結果がどうであれ、これで過去にケジメをつけるんだ」



意を決して、慎重に言葉を選び、僕は17年間募り続けた思いを吐露とろし、メッセージを送りました。



〇〇先輩

突然のメッセージ、びっくりさせてしまったらごめんなさい。
ご無沙汰しております、△△年××大卒 坂巻です。

まず始めに、あの頃は先輩にも周りにも無礼極まりない失態を犯し続け、本当に申し訳ございませんでした。
今でも、償い続けても償いきれないほど、己の言動を反省する限りです。

恥ずかしい話ですが、僕は卒業してからもあの頃と似たような失態をしてはなぜ同じ過ちを繰り返すのか、疑問に思っていました。

そして社会人3年目、何かがおかしいと感じ始め…
半年の通院を経て、生来の発達障害(ASD)と診断されました。

しかし、診断されたからと言って解決されることはなく…
相手の気持ちを瞬時に共感できない部分で、生き辛さを抱えていました。


それでも、あの時先輩が口にした言葉。

自分の言動に責任を持つ。
相手の立場に立って、物事を考える。


今でも人生の教訓として、胸に刻み続けています。


卒業して、15年以上。
先輩の言葉を信じて行動した結果、僕は特性を抱えていても結局素直で勤勉に生きた方が、人間関係を良くする大切さに気付きました。
この場を借りて、深く・厚く感謝御礼申し上げます。


寒い日が続いていますが、どうかお体にご自愛ください。



言葉の一つひとつを慎重に選び、誠意が表れるように1週間練り上げ、覚悟を持って送信ボタンを押しました。



そして、1日経って先輩から返ってきた言葉は…


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