家族だからといって、全部知られていいわけではない。
家族だから。
長く付き合っているから。
大切な人だから。
だからといって、
自分のことを全部知られていたいとは限りません。
たとえば、日記。
その日にあったことや、
誰にも話していない気持ちを書いている人もいると思います。
それを、家族に全部読んでほしいか。
そう考えると、少し違うように感じる人もいるのではないでしょうか。
スマートフォンの中にも、
同じようなものがあります。
誰かとの会話。
写真。
検索したこと。
仕事のこと。
SNS。
自分だけが知っていること。
「悪いことではないけれど、
できれば知られたくない。」
そんなものがあっても、
おかしくないように思います。
家族でも、恋人でも、親しい友人でも、
すべてを共有する必要はないのかもしれません。
大切な人との間にも、
自分だけの領域があっていい。
それは、誰かを遠ざけるためではなく、
自分らしくいられる場所を残しておくことなのだと思います。
そして、自分だけの領域について考えてみると、
意外と「これはどうしよう」と迷うものもあります。
残しておきたいけれど、
誰かに見られるのは避けたい。
消してしまうのも、少し違う気がする。
誰かに伝えておいた方がいいこともあれば、
自分の中だけに置いておきたいこともある。
そうしたことを、一つずつ整理していく。
必要であれば、第三者と一緒に考えていくこともできます。
何を残すのか。
何を残さないのか。
誰に何を伝えるのか。
その答えは、人によって違います。
だからこそ、
誰かに決めてもらうのではなく、
自分で決めておく。
自分だけのものを持つことも、
自分の人生を大切にすることの一つなのかもしれません。
秘密をなくすためではなく、
自分の大切なものを、自分の意思で守るために。
