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アンテオケコンCDを聞いてガッカリした話し

※この記事は全て無料で読めます。

アンテオケコン、本当に素晴らしかった!!!

プロによる隙のない演奏、そして愛好家をも置き去りにするアンテ愛……

お金を払っていても、演奏に聞く価値がないと思ったら退出するけれど、1万円を払う価値はしっかりとある、素晴らしいコンサートでした👏👏

しかし……

「本物のヒーローとの戦い」のCDを聞いた時は本当にガッカリしました……

演奏会当日はテンション上がりすぎてまともに曲を聞けていなかったので、オケコンのCDで冷静になって聞いた時、初見で聞いた時から素直に「えぇ……」と思いました。

ただ、批判するからにはしっかり理由を述べていきます。

普段はイラストをメインでSNSで活動していますが、せっかく音大を卒業したので……元音大生の視点から、批評していきます。

ちなみに専門は声楽、副科でフルートのレッスンと吹奏楽の講義を2年間受けていました。
大学4年生の時は、週に1回、3カ月間、中学生に吹奏楽を教えに行ったこともあります(全体指導ではなくパート練)。
しかしオーケストラを演奏した機会は全く無く、コンサートで聞いた程度。現在は音楽の仕事をしているわけではないアマチュアなので、的外れな意見もあるかもしれないです。

オケコンCDの批判を聞きたくない方はブラウザバック推奨です。


①爽やかな吹奏楽の様な編曲

最初に、アンダインがふじみの姿になる過程をおさらいします。

ニンゲンによって、3つの街のモンスターが皆○しにされてしまう。
ニンゲン護衛隊の隊長で皆からヒーローと呼ばれているアンダインも、そのニンゲンの攻撃で一撃で致命傷を負ってしまう。
しかし、ここで死ぬわけにはいかないという強いケツイで、死ぬはずだったアンダインは「ふじみ」の肉体を得てニンゲンに立ち向かう……

“本物のヒーローとの戦い”の前半部分。弦楽器の演奏は少なく、フルートが16分音符で装飾部分を演奏しています。

前奏と、「諦めないで」のメロディーはは(おそらくテナー)サックスがメロディー演奏している。

裏で細かい装飾をピアノが演奏している。

吹奏楽のマーチのような軽やかイメージだ。

アンダインのケツイはそんなに軽いものではない!!!!!!!(クソデカボイス)  

アンダイン、というよりメタトンのような編曲に感じた。

アンダインはチリになってしまった仲間達の無念を一心に背負って戦っている。

そのチリになったタマシイの蠢きを、低音の激しい動きで表現していると思う。

原曲が公式から投稿されていないので、
まらしぃさんのピアノアレンジのURLを載せます。ベースの激しさが目に見えて分かります。

しかし今回の編曲では全く低音の激しさを感じられなかった。

特徴的な低音の激しい動きが、今回のオケコンのアレンジではごっそり抜けている……

これが一番ガッカリした理由です。

ヘッドホン、イヤホンで原曲を聞いたことが無い方は、是非一度聞いていただきたい。低音の激しさに度肝を抜かれます。飛ぶぞ。

ちなみに、私は2度浜松の日本吹奏楽指導者クリニック JAPAN BAND CLINIC(ジャパンバンドクリニック)に参加したことがあります。https://www.japanbandclinic.com/2025/index.html
吹奏楽の指導方法はもちろん、小学生から社会人のブラスバンドを聞く機会がありましたが……
全ての吹奏楽団に共通していたことは、低音がしっかりと聞こえていること。
私は中高と吹奏楽部だったが、低音がしっかりしている演奏はその時まで聞いたことがなかったので、衝撃を受けた。
ゆえに低音信者になっておりバイアスがかかっている……かもしれない。

②3/4前のホルンのハイC

オケ全体見れば、ホルンのハイCはカッコいい編曲といえる。

アフリカンシンフォニーみを感じて、すごく雄大だった。

しかし……

トビーさんの曲の意図を全て汲んでいるか?というと疑問が浮かびます。

ホルンがハイCを吹く一小節前だけ、和音が明るくなり、一小節後にはまた暗くなってしまう。

アンダインがニンゲンを倒そうと希望を掴もうとするが、すぐにかき消してしまう…ような表現だと言える。

もし、私が編曲するという絶対に無いおこがましいことをするのであれば、2拍目、もしくは中強迫の3拍目にホルンのハイCを演奏するようにする。

そうすれば、和音の2小節間の和音の変化を聞かせつつ、ホルンのハイCを活かすことが出来ます。

③原曲より1オクターブ低いトランペットのメロディー

ふじみのアンダイン戦BGMのラスト、有名なZUNペットが高音でメロディーを奏でる。

しかし、今回の編曲(5周年コンサートでも)は原曲より1オクターブ下がっており、緊張感が薄れている。

ただ、オーケストラという長時間の演奏に加え、演奏しづらいメロディーラインなので、オクターブ下げるのは仕方がない面もある。

演奏者に配慮した編曲と言えるだろう。

アンダインの曲オンリーのオケコンがあったとしたら、原曲のメロディーの高さで演奏される“本物のヒーローとの戦い”を聞いてみたい。

終わりに


アンダインが好きすぎるあまり、どうしてもnoteにぶつけたくなってしまいました。

そして、こう思った方もいるかもしれません。

「偉そうなことを書いておいて、あなたは編曲しないのか」と。

実は、私も“本物のヒーローとの戦い”をアレンジしたことがあります!

ソプラノソロ+混成三部合唱、ですが。

地声で原曲の激しい低音を歌ったり、ピカルディ終始(最後が明るい和音になる)要素「願い」「祈り」を歌詞にしたり……
音楽的な解釈も含めて作詞してみたので、是非歌詞だけでも見ていってください!

ここまで読んでくださりありがとうございました!🍣

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