ふなよいほろよいもろよい
前回
とっくのとうに娘たちは乗船し、探検という名の徘徊を始めていた。
「ママーおみやげ!」
はええよ…
私も無事に乗船。
そして。
ごごごごごごごご……
船が出港した。
ちょうど夕食バイキングを食べ始めた頃だった。
私はというと、
「おっ、カレーあるやん」
「え、刺身もあるん?サーモンいっとけし!」
「いやでも、デザート先に見とくか」
と、完全に食べ放題を攻略する目で会場をうろついていた。
しかし。
なんかおかしい。
まずパナオ。
まぁ、これはわかる。
乗り物は基本苦手。
自分で運転してない乗り物は特に苦手。
でも、
「フェリーなら大丈夫」
と言っていたはずなのに、
明らかに食べる速度が遅い。
ん?
んん?
顔色も微妙じゃね?
すると娘たちも
「頭いたぁぁぁぁぁ……」
あんたらもかい!!
まさかの集団撃沈。
気付けば、
ピンピンしているのは私ともも🍑だけ。
なんで?
最初に飲んだビールが良かったのか?
それとも私の三半規管だけオリンピック競技にあったら金メダル級なのか?
まぁ、全然平気なので、
バルーンアートのお姉さんから一番デカい風船をもらい、
サウナで汗を流し、(水風呂なし!シャワーのみ!悲しい!)
ハイボールを飲む。
なお家族は八割死んでいる。
温度差がすごい。
密室で柿ピーと酒の匂いはダメDEATHを喰らいそうな気がしたので、デッキへ移動。
椅子に座る。
海風が気持ちいい。
さすがに暗いし寒い中に移動。
暗い海。
遠ざかる街の灯り。
ハイボール。
最高か。
あれ?
なんだこれ。
優雅やんけ。
なかなか無いぞ?
家では家事やらなんやらしてさ、
「化粧水どこー!」
「Switchどこー!」
に追われている私が、
今、
すっぴんの金髪ババァとして、
一人で船旅を満喫している。
家族は船酔い。
私はハイボールでほろよい。
人生、たまにはこういう日があってもいい



そして、下船へとつづくのである。
美味しいもの!?そりゃ、撮りたいっすけど皆グロッキーなのでドンマイですわ…!
でも最高な柿ピーハイボールだったわけだ♥
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