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心理学・カウンセリングでも変わらない生きづらさへ|瀧上康一郎

このnoteでは、心理学やカウンセリングに取り組んできたのに、日常の反応までは変わらなかったあなたと一緒に、「なぜ、これほど自分に向き合ってきたのに、まだ苦しいのか」を、神経・身体・人との関係から読み解いていきます。

人の顔色を読みすぎる。
家族のことが気になり、自分のことに意識を向けられない。
休んでいても、身体の緊張が抜けない。

もし思い当たるなら、「もっと頑張れば変われる」という前提そのものを、一度見直してみてもいいのではないか。私はそう感じています。

はじめまして。瀧上康一郎です。

2011年から約15年間、3,000人以上の相談・セッションに向き合い、身体共鳴セラピー「アニカ®」を実践してきました。2016年には、ナチュラルスピリット社から『アニカ いやしの技術』を商業出版しています。

私自身も、心理学やコーチング、自己啓発を学びながら、理解しただけでは変わらない反応があることを経験してきました。

だからこそ、このnoteでは約15年間の実践をもとに、心だけでは説明しきれない生きづらさの正体と、安心を取り戻していく道筋を言葉にしていきます。

反応には、理由がある

「相手の機嫌は、私の責任ではない」
頭では分かっていても、声の調子が変わると身体が緊張する。

「母の人生は、母のもの」
そう理解していても、不安そうな母を放っておけない。

こうした反応を性格や意志の弱さとは考えていません。
神経や身体が、長い時間をかけて身につけた「生きるための反応」かもしれないからです。

子どもの頃から母の表情を読み、家の空気を整え、家族が困らないよう先回りしてきた。
本当は守られる側だったのに、いつの間にか家族を支える「小さな安全基地」になっていた。

私は、そんな人を「母を守って育った娘」と表現しています。
その感受性を欠点と決めつける前に、「私は、何を守るためにこの力を身につけたのだろう」と見てみる。

そこから、自分への見方が変わるかもしれません。

安心するために、さらに努力しなくていい

心理学を学んできたあなたほど、「もっと自分を理解しなければ」「もっと自分軸を持たなければ」「もっと境界線を引かなければ」と、努力を重ねてきたかもしれません。

でも、安心するためにまで、一人で頑張り続ける必要があるのでしょうか。
人は、安全な誰かとの関係の中で、「ここでは警戒しなくていい」「支え続けなくていい」「私も支えてもらっていい」と身体で学んでいきます。

私は、こうした共同調整を大切にしています。
安心させる側から、安心させてもらう側へ。

誰かのために使ってきた力を、自分自身の人生へ戻していく。

身体共鳴セラピー「アニカ®」も、その実践の中から生まれました。

あなたと一緒に考えたいこと

ここで届けたいのは、心理学の知識だけではありません。
自分の反応を、これまでとは違う角度から見るための視点です。

✓ なぜ、分かっているのに身体は反応するのか
✓ なぜ、人の機嫌を読み続けてしまうのか
✓ なぜ、休んでも神経は休まらないのか
✓ 安心は、一人でつくるものなのか
✓ 安心を知ると、感受性や能力はどう変わるのか

記事を読んだあと、「私の反応には、理由があったのかもしれない」と、自分を責める以外の見方を持てること。
「もっと努力する」以外にも道があると知ること。

それが、このnoteで届けたいものです。

実践から始まりました

アニカ®は、神経科学の理論を先に学び、そこからつくったものではありません。

2011年のヴィパッサナー瞑想をきっかけに身体感覚を観察するようになり、その後、人との関係の中で起きる身体反応を長年見続けてきました。

そこで繰り返し見えてきた現象を言葉にし、後から共同調整、愛着、生理的同期、感情伝染などの研究との接点を整理してきました。

そのため、このnoteでは、研究知見・既存理論・アニカ®の臨床仮説・個別事例をできる限り区別してお伝えします。

分からないことを断定しない。
一つの理論ですべてを説明しない。
効果を約束しない。

15年間、人と向き合ってきたからこそ、大切にしている姿勢です。

5つのテーマは、すべて一つにつながっています

このnoteでは、5つのテーマを中心に発信しています。

1)「心理療法難民の教科書」

心理学やカウンセリングでも変わらなかった生きづらさを、神経と身体から読み解きます。

2)「神経科学セラピーの教科書」

神経・身体・共同調整から、「安全を学ぶ」とは何かを探ります。

3)「アニカ―小さな安全基地の物語」

母や家族を支えて育った人生から、自分自身の人生へ戻っていく過程を描きます。

4)「21世紀のセラピスト教科書」

誰かを支えるとき、技法の前に「人と人との間で何が起きているのか」を見つめます。

5)「安全な神経の文明論」

安全という視点を、家族・教育・組織・共同体、そしてAI時代の人間の価値まで広げます。

テーマは違っても、根底にある問いは一つです。

人は、どのような関係の中で安心し、本来の力を取り戻していくのか。

「安心できるから、能力が花開く」

私たちは、

能力を高める。
結果を出す。
役に立つ。
その先に安心がある。

そんな順序を求められてきました。
でも、生命の順序は逆なのではないかと考えています。

守られる。安心する。探索する。遊ぶ。学ぶ。つながる。能力が育つ。
「能力があるから安心できる」のではなく、「安心できるから、能力が花開く」

この視点は、個人の生きづらさだけにとどまりません。子育て、教育、組織、共同体、AI時代の人間の価値まで。
人が安心の中でどう育ち、本来の力を発揮していくのかを、より広い視点から見つめていきます。

はじめて読むなら、ここから

最初は、「心理療法難民の教科書」から読んでみてください。

「なぜ、これほど自分に向き合ってきたのに変わらなかったのか」
その問いが見えてくると、このnoteで書いている神経・身体・共同調整・アニカ®の話が一本につながります。

「母を守って育った娘」という言葉に何か感じるものがあれば、こちらもご覧ください。

▼母の感情コピー娘タイプ診断

▼身体共鳴セラピー「アニカ®」公式サイト

最後に|もう一つ努力を増やす前に

もし、「これだけ頑張ってきたのに、どうして変われないのだろう」と自分を責めてきたのなら、もう一つ努力を増やす前に「私の神経と身体は、これまで何を守ろうとしてきたのだろう」と問いかけてみてください。

人の顔色を読んできた感受性も、誰かを守ってきた力も、あなたの欠点ではなく、生きるために必要だったものかもしれません。

そこに何が起きていたのかを一緒に見ていきたい。

誰かを安心させ続ける人生から、あなた自身も安心を受け取れる人生へ。

安心できるから、能力が花開く。

このnoteが、自分を責めるのをやめ、自分自身の人生を取り戻す入口になればうれしく思います。

瀧上康一郎
身体共鳴セラピー「アニカ®」考案者


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