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「社長にお礼を言ってね」の意味

新卒のとき、

「社長がボーナス出してくれたから、お礼言っておいてね」

と当時の本部長に言われて、ふむふむ、そういうものなのか。と、とりあえず言われた通りに行動してました。

そして、その後も毎年、夏や冬のボーナスのたびに、社長にお礼を伝えるようにしてたんですよね。

その習慣をそのまま引き継いで、自分が社内の経理担当になってからも、他の社員さんに給与や賞与の明細を渡すときに「社長に直接お礼を言ってね」と言ってたんですが…。


今なら、その意味が身に染みてよく分かる。

単なる礼儀とか習慣とか、そういう簡単な話じゃなくて「ボーナスを出す」ということが、会社にとってどれだけ、どれだけ大変なことか。

そして給与と違って必ず決まった金額を支給できるとは限らず、会社の業績にもよる。

でも、実際のところ、会社の業績が思わしくなかったとしても

「社員がこんなに頑張ってくれてるのに、まったく出さないわけにはいかないから」
「社員の家族もいるし、ガッカリさせるわけにはいかない」

と、事業が赤字でも、なんとかして賞与を出してあげている社長の様子とかも見たことがある。


自分が支給する側になってみて、こんなに大変なことだったのか、と。

受け取る側だったときは、半年に1回やってくる、当たり前のイベントくらいに思ってたけど、そうじゃないんだなと。

それなりの規模の会社だと「社長に直接お礼を言う」は、なかなか難しいかもしれないけど、せめて感謝の気持ちを持ってあげてほしいな、と思います。



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