【回復の記録㉕】 このつらさの原因|発達障害だったのかもしれない
回復の記録|鎧を脱ぎ、愛へ還るまで 26話目。
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回復の記録㉔ 『普通』を知った日|初めて過去が見えた(前回記事)
BGMを流しながらどうぞ。
最近になって、発達障害について知る機会が増えてきた。
最初は自分とは関係ない話だと思っていた。
けれどだんだん、
「私にも当てはまる。」そう思うことが増えていった。
もちろん、私は診断を受けたわけではない。
だから、この記事で「私は発達障害」と言いたいわけではない。
HSPという考え方にも当てはまる部分があるし、家庭環境による影響も大きかったと思う。
これは、回復してきた今だからこそ、
自分の人生を振り返って感じたことを書いた記事。
昔から、人より疲れやすかった。
人混みで酔う。
蛍光灯が眩しい。
都会の音がうるさい。
匂いにも敏感。
通学や通勤だけで、ぐったり。
予定が続くと体調を崩す。
誰かと話すと、二週間くらい引きこもりたくなる。

当時は、それが普通だと思っていた。
私が弱いから。
頑張りが足りないから。
根性がないから。
そう思っていた。
だから、無理をして頑張っていた。
興味にも偏りがあった。
好きなことには何時間でも集中できる。
でも、興味のないことには全く頭が動かなかった。
子どもの頃から、集団の中にいることが苦手だった。
人と目を合わせて会話していた記憶がない。
学校の教室ではよくお腹が痛くなっていたし
人前で話す時には声が震えていた。
発表会やイベントがあるたびに熱を出して休んでいた記憶。
嫌だと思うと微熱が出る。
周りを見ながら合わせることが、できていなかった気がする。
もちろん、それだけで発達障害とは言えない。
家庭環境も大きかったと思う。
幼い頃から安心できる居場所がなかったこと。
常に緊張していたこと。
心が休まる時間がなかったこと。
そういう影響も、きっとたくさんあったと思う。
だから原因を一つに決めたいわけではない。
でも、もし、
生まれ持った特性もあったのだとしたら。
今まで、
「怠けている」「弱い」「頑張りが足りない」
と責め続けてきた自分を、少し違う目で見られる気がした。
最近は、疲れたら休むようになった。
自営業だから、全て自分の匙加減。

自分に合う暮らしを選び直すことだった。
通勤も自家用車。
田舎だから人混みがない。静かな環境。
蛍光灯は夜には消して間接照明で過ごす。
自然の中で、自然な暮らしをするようになった。
自然の音、鳥の声に癒される。
洗剤も無香料のものを選ぶようになり、
以前より匂いに敏感な自分にも気付くようになった。
静かな時間を大切にする。
食事を見直す。小麦や動物性食品を摂らない。
必要以上に人と会う予定は入れない。接客は夫に任せる。
そうして、自分の特性に合わないことを、無理に続けるのはやめていった。
以前なら「甘え」や「逃げ」だと思っていたことを、今は必要な工夫だと思えるようになった。
回復とは、
原因を一つだけ見つけること、ではないのかもしれない。
家庭環境。
時代。
生まれ持った特性。
身体の状態。
いろいろなものが重なって、今の私がいる。
だから一つだけを悪者にしなくてもいい。
もし発達障害だったとしても、
そうでなかったとしても、
一つだけ確かなことがある。
私はずっと、自分を責めすぎていた。
でも今は、夫に諭されながら、
無理をしないように、大変にならないように、日々を過ごすようになってきた。
食べるもの。飲むもの。洗剤。身につけるもの。
家の明かり。働き方。住む場所。
少しずつ、自分が安心して暮らせる環境を整えてきた。
もし私が発達障害だったとしても、
そうでなかったとしても。
自分を責め続ける人生から、
自分を理解しようとする人生へ。
隣で支えてくれる人との生活自体が、
私にとっては回復なのかもしれない。

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