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《感想》マイダイアリー

【マイダイアリー】

▶︎連続ドラマ


「私はふと人生の日記を読み返したくなったー」

私には日記を読み返したくなる過去があるだろかと考えた。
長い期間、日記は書き続けているけれどできれば見返したくない。かも。

主人公たちよりは少し年上で
だけどまだ20代前半の思い出を読み返して懐かしさにふけり過去を過去のものとして笑って向き合えるほど大人でもない。
だから、主人公たちが大学を卒業してから2年くらいしか経っていないことに少し驚いたけれど。
でも、社会人になると学生時代の時間や仲間の尊さを知りもう戻ることができない日々に思いを巡らす気持ちはよくわかる。
逆に年月が経てば経つほど過去は過去であり戻れないことを知り若き日の思い出はただの思い出になり日々に追われわざわざそんな日々を思い返すことも少しずつ減っていってしまう。


恩村優希(清原果耶)も徳永広海(佐野勇斗)も白石まひる(吉川愛)も長谷川愛莉(見上愛)も和田虎之介(望月歩)も育った環境やこれまで歩んできた人生は別々だけどそれぞれに抱えている悩みみたいなものが存在していて心に持っている優しさが似ている。お互いの大切にしている領域には入りこんだりしないし絶対に馬鹿にしたりしない。かといって変な慰めもしない。性格は違うし大切にしているものも違うけど各々が人生において大切にしておきたいことを尊重し合える人たち。こんな人たちに出会えたら居心地いいんだろうな、と思う。
これから歩いていく未来もそれぞれ違うのだと思うけどできればずっと良い距離感で一緒に居続けていて欲しいと思える本当に美しい五角形。


社会人になってからの数年がものすごく大切でその期間は新しい環境に慣れなくて慣れることに必死でそれまでに築いた大切な人や物に甘えて蔑ろにしがちだけどそこが大きな分かれ目だったなと。あの日々の中で手放したものはもう戻ってこないしあの日々の中で大切にできたものはこの先も一生とは断言できないけれど長い付き合いになるのだと思う。私の日記という名の記憶を読み返せばそんなことを思った。
大学卒業からそれほど経っていないのにたった1、2年前の日記を読み返したくなるかな?という最初に抱いた疑問がずっとあってそれが物語を薄くしているように思えていたけど、最終回を見終わったとき感じたこれらの思いが私の中でしっくりきて、この5人はきっとこの先も大丈夫だろうと思うと同時にこのドラマを見ながら知らぬ間に私自身の日記も読み返すことになっていたな、なんて。(良い意味で)罠に引っかかったみたいな気になったりして。

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