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【博物館学芸員課程】博物館情報・メディア論 レポート全文

「博物館情報・メディア論」のレポートでは、異なる運営主体をもつ3つの博物館・美術館を対象に、それぞれの情報発信やメディア活用の特徴を比較・考察しました。私が選んだのは、国立・自治体・企業がそれぞれ運営する中規模~小規模の館。実地訪問とウェブサイト調査を通じて、運営体制の違いがどのように情報活動に現れているのかを検討しようと試みました。
以下に全文公開します。
◎無断転載・転用、ならびに著作権侵害にあたる行為は固く禁じます。

【設問】
2つ以上の異なる博物館を採り上げ、それぞれ、どのような情報・メディアが活用されているか、博物館活動の情報化の観点から、具体的事例をあげ、比較して論じなさい(3,200字程度)。

3つの博物館における情報の管理と運用

■はじめに

 本論は、博物館活動の情報化を論じるうえでの具体的事例として、東京国立博物館、江東区森下文化センター田河水泡・のらくろ館(以降、のらくろ館と表記)、上野の森美術館の、国、地方自治体、そして企業という運営母体の異なる3つの博物館を選定した。これら博物館の情報をテキスト内にある分類を参考に整理したうえで比較し論じる試みである。

 

■資料ないしはコレクションに関する情報

・東京国立博物館

 1872年に創設された日本最古の博物館であり、本館、表慶館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館その他の施設からなる。資料の収蔵件数は11万4,000件にものぼり、総合文化展(常設展示)では常時約3,000件の展示がある。収蔵品のうち国宝は87件、重要文化財は634件と、質・量ともに日本一を誇るコレクションが特徴である。

・のらくろ館

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