スローシャッター専用機としてHuawei Pura 70 Ultraを買いました その1
現在、私がスローシャッター撮影用カメラとして愛用しているのは、7年前に買ったHuawei Mate 20 Proというスマホです。
この頃のHuaweiのスマホには、LEICAレンズとAIを駆使した「シルキーウォーター」というエフェクトがもれなく搭載されていて、それがあまりに秀逸なもんだから、今だに手放さずに大切に使っているわけです。

そんな私がこの古いスマホをとうとう買い換えたという、今日はちょっとだけマニアックなお話です。
そもそものことの発端は今のHuaweiのスマホはどうなってるんだろう?今の機種にも「シルキーウォーター」というエフェクトは付帯しているんだろうか?と思って、調べ出したことでした。
閑話休題。Huaweiのスマホが日本から駆逐されてかれこれ数年は経つ今となっては
「Huaweiって、スマホメーカーなの?」
「Huaweiは危ないらしいよ?大丈夫?」
などとおっしゃる方が大勢おられるに違いないので、まずはその来歴をざっくりと説明させてもらいましょう。
Huaweiは1987年に中国・深圳市で設立され、当初は通信機器の製造を専門として、世界各国の通信事業者向けにODM/OEMの製品を委託提供していました。
2010年には日本通信向けに「IDEOS」というスマートフォンを初めて出荷し、自社ブランドでのスマートフォン展開を始めました。そこから自社ブランドのスマートフォンを積極的に開発・販売し、世界市場でシェアを拡大。
特にMateシリーズやPシリーズなどのフラッグシップモデルは、性能の高さとデザインで高い評価を得ました。AIチップやカメラ技術など、自社技術を積極的に投入し、競争力を高めたわけですね。
ちょうどその頃から、ちょっと前まで安かろう悪かろうの代表だった中華スマホ(失礼!)が、世界を席巻し出したのでした。当時はiPhoneかHuaweiかというほど国内でも人気でして、私も2017年にLEICAレンズを搭載し、世界で初めてAIを搭載したMate 10 Proを思わずポチったのでした。
その後も2018年 8月にはHuawei P20 Proを、そして半年後の2019年1月にはHuawei Mate 20 Proを導入と、順調にHuaweiフリークなスマホライフを歩んでいた私の前に突然暗雲が。www
2019年5月に米国のトランプ大統領が突然Huaweiに対していくつかの制裁措置を講じました。米中貿易戦争の幕開けです。これには大勢いた日本のHuaweiユーザーも大混乱でした。特にAndroidが使えないというのはスマホとしてはホントに致命傷なんですよね。(^^;)
制裁の主な内容は、米国の企業がHuaweiとの取引を制限する「エンティティ・リスト」への追加、Huawei製品の米国市場での販売禁止、Huaweiへの半導体輸出の制限です。これらの制裁はHuaweiの事業運営に大きな影響を与え、特にスマートフォン事業や海外展開に打撃を与えました。
この制裁の背景にはHuaweiの通信機器が中国政府によるスパイ活動に利用される可能性と、技術覇権争いがありました。「次世代高速通信技術を握るものは世界を握る」わけですから、特に5G技術を巡って当時は米中間の技術覇権争いが激化していたのです。
現在も米国政府はHuaweiに対する制裁を継続しており、日本国内でもHuaweiスマホはほぼ流通しておりません。

しかし、Huaweiはこの制裁下でも中国国内を中心に事業を継続しており、独自技術の開発を進め、米国による制裁をきっかけにAndroidに依存しない体制を構築するために「HarmonyOS」の開発を加速させたのです。禁止されちゃったから余計に火がついたわけで、これって完全に逆効果。www
では、現在のHuaweiフラッグシップスマホはどうなっているのか?
Mateシリーズは現在もその名を残したまま最新型は「Mate 70」シリーズへと進化。デザインとカメラ性能を重視したPシリーズはPuraと名前を変えて「Pura 70」シリーズへと進化しております。(*2025年6月時点)

それらの中でも特筆すべきは「Pura 70 Ultra」のカメラ性能でしょう。

さすがはカメラに特化した「Pura 70」シリーズの中のフラッグシップ中のフラッグシップ機。LEICAと事業提携して蓄積したノウハウをこれでもかと突っ込んで、さらに進化を遂げていますね。
・1インチセンサー搭載のメインカメラ
50MPのメインカメラは1インチの大型センサーを搭載し、光を多く取り込むことで高画質な写真撮影を可能にします。
・物理可変絞り
f/1.6からf/4.0までの物理可変絞りを採用しており、被写界深度や光量を柔軟に調整できます。
・沈胴式レンズ
メインカメラのレンズは沈胴式(使わない時は本体に格納され、撮影時にせり出す)で、本体の薄型化に貢献しています。
・センサーシフトOIS (光学手振れ補正)
iPhone 15 Proと同様のセンサーシフト方式を採用し、優れた手振れ補正を実現しています。
・超高速スナップショット
時速300kmで走行する車両でもブレずに捉えることができるほどの高速シャッター機能を備えています。
・望遠マクロ
50MPの望遠カメラは3.5倍光学ズームに対応し、最短5cmからのマクロ撮影も可能です。
・XMAGEイメージング技術
ファーウェイ独自の画像処理技術「XMAGE」により、写真の品質が向上しています。
・超広角カメラ
40MPの超広角カメラも搭載されており、幅広いシーンに対応します。
いや、これはすごいスペックですねえ。私的には1インチセンサー搭載のメインカメラと物理可変絞りがものすごく魅力的。メインカメラと望遠カメラが50MPで、超広角カメラも40MPと来たら言うことはございません。
長くなりましたので、今日はここまで。(^^)
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