嫉妬

二人でふらっと寄った
ハリーポッターショップ。
懐かしい記憶が蘇ってきて
二人の会話は弾む。

「アズカバンの囚人まで家にあるよ」
「全巻揃えなきゃ」
そんな会話が楽しかった。

彼は杖のコーナーに近づき、
「呪文唱えてみてよ」と言う。
私は「やだよ」と言って断った。
するとそこにいた女性店員が彼に呪文の唱え方を教えると、彼は照れたように笑った。

その時一瞬胸の奥が
チクッとするのが分かった。


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