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「ドッグイヤー」より圧倒的に早いAIの進化

この一ヶ月、AIの進化は本当に著しいものがありました。その進化のスピードは、私たちの常識を遥かに超えて加速しています。

IT業界では古くから、技術進化の速さを、犬の成長が早いことに例えて表現する「ドッグイヤー(Dog Year)」という言葉があります。これは「犬の1年が人の7年に相当する」という比喩で、技術革新の凄まじさを表してきました。

しかし、今のAIの世界の進化は、このドッグイヤーすら過去のものにする次元を超えたAIイヤーとなっています。


人間の1年はAIにとって何年か?


OpenAIがわずか数年で、対話AIからSora 2のような驚異的な動画生成技術を生み出した事実を考えると、人間の1年(12ヶ月)は、AIの進化ペースにおいては体感として5年、あるいは10年分にも相当するかもしれません。

私たちが「去年の常識」で考えている間に、AIはもう遥か先の未来に到達しています。


現実との区別が不可能になるSora 2のインパクト

直近で世の中を賑わせたニュースはopenAIが出した動画生成AIのSora 2です。

Sora 2で作られた数多くの動画を見て、すでに「AIなのか本物なのかの見分けをつける自信をなくしてしまっている」という感覚に陥っています。このAIは、単なる技術の進歩ではなく、これは単なる技術的な進歩ではなく、「クリエイティブの民主化」、そして「真実とは何か」という哲学的な問いを私たちに突きつけているように思います。




全方位戦略で社会を塗り替えるOpenAIの野望


OpenAIは、さらにこの超速進化を止めることなく、社会実装を「全方位」で進めようとしています。


1. 新たなプラットフォーム戦略と収益化

OpenAIが発表した新しいSNSの話題は、その大きな一歩です。

サム・アルトマン氏が言うように、AIのさらなる進化には巨額の投資が必要であり、収益化は不可欠です。SNSというプラットフォームは、収益源となるだけでなく、X(旧Twitter)でGrokが広く普及したように、ChatGPTのさらなる普及を促し、AIを日常の情報インフラにしようという狙いが見えます。AIの利用は仕事だけでなく着実に日常の余暇の時間へと侵食してきています。


2. フィジカル(物理的)な世界への進出

さらに、OpenAIは最近またロボティクス関連の求人を募集しはじめているようです。これは、AIの知性が仮想空間だけでなく、物理的な労働や生活空間に進出し、社会のあらゆるレイヤーを変革しようとしていることの現れです。まさに、全方位で社会実装を進めていこうとしていることがうかがえます。



AIデバイス競争

そして、私たちの生活に直結するのがAIデバイスです。

すでにMetaグラスを筆頭にAIデバイスは続々とリリースされていますが、来年には、この競争を一気に巻き返すような新しいデバイスがリリースされる予定で、ワクワクが止まりません


Metaグラスの価格とデータ戦略

現状、Metaグラスは数万円するため、手を出しづらいと感じる人も多いでしょう。

ここで考えたいのが、AIイヤーのスピード感で成長する企業が取るべき大胆な戦略です。

もし私がザッカーバーグ氏であれば、「Metaグラスを無料で配布し、シェアとデータを一気に獲得しに行く」ことも考えるはずです。デバイス自体の利益ではなく、そこから得られる膨大な質の良いユーザーデータこそが、AI時代におけるプラットフォーム掌握の鍵となるのではないでしょうか。



AIは全方位で進化している


AIイヤー」という視点で見ると、私たちは今、数年分の進化が凝縮された時代を生きています。

OpenAIの全方位的な動き、Sora 2の創造力、そしてAIデバイスの普及競争。これらの動きは、AIがもはや「便利なツール」ではなく、社会の根幹を変えるインフラになりつつあることを示しています。

プログラミングの領域でもopenAIの未公開モデルが人間の全参加者も含めて1位になったようです。推論モデルの進化、日常の余暇時間への浸透、フィジカルAIなど、人間が来年一年歳を重ねるあいだに、AIは来年どのようになっているのでしょうか・・・


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