読書まとめ『一流脳 やり抜く人の時間術』→脳番地を鍛えて、自己感覚時間を操れ
『一流脳 やり抜く人の時間術』加藤 俊徳
一言で言うと
脳番地を鍛えて、自己感覚時間を操れ
概要
『結局、集中力が9割』の著者が
時間術をテーマにした本を出している
ことを知り、読んでみました。
時間術の観点で、脳の特性・個性を活かした
具体的な手法を学びたいです。
『結局、集中力が9割』と
重複する内容も出てくると思うので、
知識の補完・強化も期待しています。
一流脳とは、一言で表すと
「たくさん使って鍛えられた脳」です。
一流脳の持ち主は、
生まれつき一流脳が備わっていたわけではなく、
脳を鍛えるための時間を
他の人よりも多く使えていたということです。
たとえば大谷翔平選手であれば、
「野球界で最高のベースボールプレーヤーになる」
という目標の達成のために使う時間を
最大化してきた、と言えます。
脳を鍛えるための行動に邁進できるのは、
自己感覚時間が短い状態だからです。
楽しい時間は短く感じる、というヤツですね。
自己感覚時間が短い状態は、
脳番地の働きと連携が活発になり、
高い集中力を発揮している状態です。
脳番地を鍛えれば集中力が高まり、
集中力が高ければ脳番地を鍛える時間が増やせる
ことになります。
このサイクルに入り込むために、
まずは脳番地を鍛える行動を増やそう、
というのが本書の主旨だと感じました。
時間術に関するトピックは
自己感覚時間のところくらいで、
『結局、集中力が9割』と
同じ結論に行きついている感じです。
「結局、脳番地を鍛えるのが9割」ですね。
自己感覚時間を短くする方法を含めて、
本書からの学びを 3つ共有します。
① 多読よりも精読。理解系を活かして記憶する
大人の学習には、多くの本を読むよりも
1冊の本をじっくり読む方がよい
と述べられていました。
本書ではその理由を、
子どもと大人の脳が違うから
だと説明しています。
子どものころは、視覚系・聴覚系から
記憶系へのアクセスが強いそうです。
見たり聞いたりしたものを、
まず覚えて、それから理解する、
という順番です。
これは、子どもが言葉を習得していく過程を
2人分見てきたので納得。
まずは親の言葉をオウム返しで言ってみて、
だんだん意味を理解して適切なタイミングで
その言葉を使うようになっていきます。
一方、大人になると理解系から記憶系への
アクセスが強くなります。
理解してから覚える、の順番だと覚えやすく、
見たまま・聞いたままを覚える丸暗記は
苦手になっていきます。
大人が資格などの勉強をするときは、
丸暗記は適さないわけですね。
こういった脳の変化を大人の読書に当てはめると、
本の内容を記憶に定着させるためには、
同じ本を何度も読んで理解を深めること
がよい方法だとわかります。
同じ情報を何度も見ることで、
脳が重要な情報だと認識しやすくなる効果もあります。
座右の書を見つけて、
毎日数ページでもいいので繰り返し読む、
という方法もよさそうです。
ここ数年で図書館から本を借りまくっていましたが、
精読型の読書も取り入れたいと思いました。
「偏愛マップ」に書いているとおり、
私にとっての座右の書としては、
『論語』と『トヨタの片づけ』です。
図書館と家の積読本との折り合いをつけながら、
精読にチャレンジしたいところです。
② 所要時間を見積もって、学びを振り返る
目標に向かってやり抜くためには、
タスクに対する時間の見積もりが重要です。
スケジュールを組むためだけでなく、
自分の能力やタスクの所要時間を
正しく認識する能力を高めることにもつながります。
私の場合、読書やそのまとめをしていますが、
所要時間の見積もりができていないと反省。
予実の「予」がないので、
「時間の家計簿」で実績時間の記録をしていても、
予定との差異を振り返ることができていませんでした。
もったいない。
Notion に朝活でやりたいことを列記しているので、
所要時間を見積もっておき、
実績時間とともに振り返るようにします。
もちろん仕事のタスクも同様に。
タスクを振り返るときのコツとして、
「何を新しく学んだのか」を重視する
ことが挙げられていました。
新しい学びは、脳番地を鍛える刺激であり、
最大のご褒美です。
また、新しい学びを振り返ることで、
そのタスクをうまく進められなかったとしても、
次につながる成長のタネがある
ことを実感できます。
うまくいかないときの共通点を
見つけることにもつながります。
結果に一喜一憂するのではなく、
うまくいかなった=いい経験ができた
と学びに変えて前向きに捉えたいですね。
③ 辛い時間を、報酬を待つ楽しい時間に変える
自己感覚時間を短くする方法として、
先に報酬を設定しておく
ことが紹介されていました。
著者は、今の仕事が終わったら何をして楽しむか、
事前に決めているとのこと。
報酬を得た瞬間よりも、
報酬を期待している時間の方が長く、
喜びが持続する。
かつて読んだ
『スタンフォードの自分を変える教室』
にそんなことが書いてあったように記憶しています。
実際に旅行に行った時よりも、
旅行の準備をしている時の方がワクワクしてた、
なんていうのもよく聞きますね。
仕事でも朝活でも、
気分が乗るタスクとそうでないタスクがあります。
気分が乗るタスクを後に、
気分が乗らないタスクを先に持ってきて、
「これが終わったら楽しいタスクだぞ」
とワクワクする時間に変えてしまおうと思います。
気分が乗るタスクなんてない、
という場合(その方が多いか…) は、
チョコレートを 1粒食べるとかの
息抜きを報酬にしましょう。
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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。