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【図解】時計に奪われた時間:楽しいお風呂

娘とのお風呂時間から、「時間術を意識しすぎると生産性が下がる」ということを実感しました。今読んでいる『YOUR TIME』によると、そういった実験結果があるそうです。


娘をお風呂に入れるのは私の役割。入る前は「お父さんヤダ、お母さんがいい!」とグズることもたまにありますが、入ってしまえばいつも楽しそうにしています。桶にお湯を入れておままごと的なことをするのが好きで、なかなか出たがらないことも。

そこで、湯舟に浸かる時間を決めて、5分前後で湯舟から出るようにしました。湯舟に浸かっている時間が長すぎて、娘の肌荒れにつながっている可能性もあるので。

時間を区切って行動するのは、時間術としてはテッパン。ポモドーロ・テクニックやタイム・ボクシングなど、数多くのテクニックが開発されていますね。

お風呂での時間の確認には、給湯器の操作パネルについているデジタル時計が使えます。娘が数字を読めるようになったので、「ここ(分の1桁目)の数字が7になったら出よう」と声をかけるようにしました。

これが効果的で、娘が「あ、7になった!」と言って湯舟から出る体勢になってくれるようになりました。時計の数字が変化し、それを自分で読めるのが楽しいのかもしれません。数日続けていると、「数字いくつになったら出るの?」と娘から聞いてくるようになりました。

ところが、今までどおり湯舟でおままごとをしている娘が、かなりの頻度で時計をちらちら見るようになったことに気がつきました。時計を見ているのは数秒とはいえ、その間はおままごとの手は止まります。数字が変わるたびに「3になった」「4になった」と言って、彼女なりに楽しんでいるのかもしれないですが、おままごとへの集中力は明らかに低下しています。

時計を気にするあまり、楽しいお風呂時間が細切れに中断されてしまっているのです。生産性=成果÷時間 なので、トータルのお風呂時間は変わらず、楽しみ(成果)が減ってしまったら、生産性が落ちたと言ってもいいでしょう。遊びながらちらちらと時計に視線を向ける娘の姿を見て、これは間違った方法だったと反省しました。

子どもは、常に今を生きる存在です。3歳の娘が、昨日なんで転んじゃったんだろうとか、明日保育園行くの面倒だなとか、過去や未来のことで思い悩んだりはしていないはず。今は遊びたい、今はお風呂から出たくない、そうやって常に今を全力で生きています。

そんなマインドフルネスな状態の娘に、時計を気にして今を楽しめなくなるような行動を植え付けてしまったわけです。オトナの世界に引きずりこんだ罪悪感を覚えました。

もちろん時間に従って行動することも覚えてもらわなければならないですが、今を楽しむことの大切さを忘れないように、方法を工夫していきたいと思います。


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あんぱんだ | 視える化推進エンジニア いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。

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