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なぜ「スタジアム」は行政だけでは作れないのか〜地域・企業・クラブが一緒につくる未来〜





はじめに

ここまで、

* なぜ駅前なのか
* 山梨らしい景観とは何か
* 水素スタジアムという考え方
* 365日人が集まる場所

について考えてきました。

しかし、どれだけ魅力的な構想でも、一つだけ欠けてはいけないものがあります。

「誰がつくるのか」

です。

スタジアムは行政だけで作るものでも、クラブだけで作るものでもありません。

本当に成功しているスタジアムには、必ず地域全体が関わっています。



① 行政だけでは限界がある

これまで日本では、

「行政が建設」
「クラブが利用」

という形が一般的でした。

もちろん公共施設として必要な考え方です。

しかし、

* 維持費
* 更新費
* 利用率

などを考えると、それだけでは持続しません。

だから今、

全国で

“みんなで育てるスタジアム”

へ考え方が変わっています。



② クラブは街のブランドになる

スタジアムは建物ではありません。

そこをホームにするクラブがあるから意味があります。

例えば、

ホームゲームの日だけでなく、

* イベント
* 子どものスポーツ教室
* 地域交流
* 観光発信

など、

クラブが地域と関わることで街の魅力になります。

つまり、

スタジアムではなく

クラブが地域をつなぐ存在

なのです。



③ 地元企業も主役になれる

山梨には

* ワイナリー
* 宝飾
* 果樹
* 製造業
* 水素関連企業

など全国に誇れる産業があります。

スタジアムは広告を出す場所ではなく、

技術や商品を体験してもらうショールームにもなります。

例えば、

* 水素技術展示
* 山梨ワインイベント
* 地元木材展示
* 県産品マーケット

こうした仕掛けが日常的に行われれば、

スタジアムそのものが地域経済を動かします。



④ 市民が使う場所になる

成功するスタジアムには共通点があります。

それは

試合がない日も人がいること。

・散歩する人

・勉強する学生

・カフェで仕事をする人

・子どもが遊ぶ家族

・イベントを楽しむ観光客

誰もが自然に集まる場所になることで、

街の中心になります。



⑤ 「みんなのスタジアム」という考え方

これから必要なのは、

「行政が建てる施設」

ではなく、

地域全体で育てる資産

という考え方です。

行政。

企業。

クラブ。

市民。

大学。

観光。

交通。

それぞれが役割を持つことで、

スタジアムは初めて街の未来になります。



おわりに

リニア山梨県駅前にスタジアムをつくるという構想は、

サッカーのためだけではありません。

街を育て、

地域をつなぎ、

山梨の新しい象徴を生み出す挑戦です。

そして、その主役は行政だけでもクラブだけでもありません。

山梨に関わるすべての人たちです。

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