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映画『ハッシュ!』を観た 感想つらつら〜

マジでタイトルの通り感想つらつら備忘録、て感じです。読んでくださる方がいらっしゃったら…🧎ひとりごとですが。🫶🏻

朝子がどうして急に子供欲しくなったのかわからなかったけど、2度子供を堕したことそして医者から子供産む気ないなら子宮取っちゃえばなんていう失礼極まりないこと言われたことでそれで子供が欲しくなった?違うか?分からない。印象に残っているシーンを列挙していくと、直也と勝裕がTシャツをシェアしているのが可愛かった。朝子のつかめなさ不安定さ。少し分からないと感じるところも多かったけど、あの年下の男と笑いながらコンビニ帰りに話していたのはどういうことなのか許したのか?いや、2人に出会ったことで何かを見つめ直せて求められるがままやっていたことさえもまるっと振り返れるようになったからこその柔らかさだったのかも。勝裕の兄が帰宅してから食事をするまでの服を脱ぎ、ビールを注ぎ、というシーンたちがあー嫌だなぁ脱いだ服脱いだ靴下着るもの一挙手一投足妻が先回りして待ち構えてビール一杯飲むのさえも牽制されてつらいなぁと思いながら観ていて、ここはどうしてこんなに時間をかけてこのシーンが採用されているんだろうとも思っていたけれど、それよりも前にあった義姉の「好きな人と結婚したほうがいい」という言葉の痛切さの裏付けのようで。兄が死んで義姉がまずすることは泣くことではなく茫然と困惑していながらもエプロンを脱ぎ捨てることだったのが家父長制からの解放なんだと胸に来た。あぁこれを撮りたかったからあれがあったのかとエプロンを取った後に続くのがつい数時間前まで囲んでいた抜け殻の食卓というのも痺れたなー。井戸の前で兄弟2人父親の話をしていたけれどあんたもその父親とまんま同じことの繰り返しやないかと苛苛しかったけれどまさか彼らの父親と同じように突然死んでしまうとは思わなかった。勝裕はおんおん泣くけれど妻と娘が泣いているシーンはなかったことも男の不在によってはじめて成り立つ女性の自主自立について考えさせられた。子供が欲しい朝子と並列して描かれていた仔犬を売り飛ばすべく勤しんでいる店長とおばさん、そして交尾させられている犬たちはどういう意図だったのかな?朝子の身勝手さみたいなものの投影だったりもする?もちろん朝子が子供を欲しいと思うに至るまでにはたくさんの傷とか葛藤とか満たされなさとか表面的な「やばい女」とかいう印象だけでは語り得ないものがあるけれど、「私、子供が欲しいの」と言って動き出す根本的な動機とかエネルギーには共感できないからこそ、店長とおばさんの熱狂の様に冷めた目を送ることと出会って間もない男性にとんでもアプローチを仕掛ける朝子とでは大差がないのではとも思った。
思い出した、最も胸がきゅうっとなったところは朝子が父親が運転するタクシーの後部座席に乗り、自分の手術のことを話そうとするけれど相も変わらず一蹴一掃されてしまったあのときの朝子の泣き我慢の顔。くわぁーーって感情が込み上げてきて、でも泣きたくないしバレたくもないし、この人変わらないな、期待してもダメだったなみたいなあの哀愁に富んだ切ない表情。あそこがしんどくてしんどくて今思い出しても涙が出る。朝子が2人に「私さ、子供の頃に一度でも抱きしめられてたらこうはなってなかったと思うんだよね」と言ったとき、本当にそうだと思う、どうか抱きしめてあげて、3人でぎゅっと抱きしめてと思ったけれどそうはならなくて、また家具と家具の間にガッチリと身を挟んでさみしさを紛らわしていた朝子を2人が訪ねてきたとき、朝子を抱きしめてくれるのではなく、そこから、その家具と家具の間のせっまい隙間から引っ張り出して抜け出させてくれるのがこの2人なのだと、朝子が朝子自身で自分のことを抱きしめられるように手を取って連れ戻して横並びで歩いてくれるのがこの2人なんだなーーそっかーーそうだよね、と、泣き笑う朝子を観て少し安心した。
直也と勝裕が付き合うまでの過程とか、それこそ朝子が子供が欲しいと思うまでのきっかけや流れとか、2人が訪ねてきたあとの朝子の部屋での談笑とか、そういう物語において大事そうな部分を描かずバッサリとホワイトアウトさせ場面転換しているのが面白いなと思った。そこ気になる!ってところをあえて飛ばしているけれど彼らへの共感や興味が全く衰えないのはそれだけ登場人物一人ひとりが魅力的だからなのだろうなぁ。デカスポイトを嬉しそうに面白そうにキラキラした目で見る勝裕に笑った。愛らしい3人に幸あれ💛

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