大切な人が摂食障害に。身近にいる人が出来ること【当事者目線から】
大切な人が苦しんでたら、どうにかしたいと思う。
でも、自分の思いは中々伝わらない。
むしろ、逆効果だったりもする。
力になりたいけどなれなくて悩んでる人は
たくさんいると思います。
また、誰にでもいつかそんな日が来るかもしれません。
今回は、【摂食障害】について考えていきます。
自身の経験が役に立つかもしれないと思い、
この記事を書こうと決めました。
実体験も踏まえて、私の考えを伝えていきます。
()の部分が私の体験談です!
PS(※摂食障害、とありますが「拒食症」の方寄りの記事になってます。「過食症」は私自信分からない事が多いからです。ご了承ください🙇♂️)
(※病気の説明は省略)
例えばまず、親目線で。
明らかに痩せ細ってるのに食べようとしない
我が子。
「痩せすぎだぞ」と注意しても、
病気であれば効果はまず無いと思います
本人は「まだ痩せなければ」「太ってる」
と思ってる場合が多いです。
私の場合は
「だから何だ。ほっといてくれ」
といった感じでした。
(痩せすぎだと気づいているが、“それで良い“と
投げやりになっている)
この場合、
理屈で説得しても効果はあまりないかと思います。
例えば…
「普通の人間は1日◯◯kcalとらないとダメ」
「これ以上痩せたら危険」
「病気や貧困で食べたくても食べれない人もいるのに、自分勝手な事して悪いと思わないのか」
…そんな事はお子さんも分かってるんです。
理屈(世間の常識)で言い聞かせたところで、
それを聞き入れる事は難しいです。
痩せることに取り憑かれて、
視野・価値観がかなり狭くなっている状態。
それが摂食障害です。
脳みそが小さく萎んていくのをイメージすると
分かりやすいと思います。
小さくなった脳みそで
これが正しい あれが正しいと考えるのは
不可能です。
それと同じで、
“痩せ“に執着している状態から
[正論をぶつけて目を覚まさせる]
というのは難しいかと思います。
「食べなさい」
などはもってのほかです。
うつ病の人に
「頑張りなさい」 「それくらいで…」
と言っているようなものです。
本人は食べる事に恐怖を覚えているので、
執拗に食べさせようとしてくる親は
恐怖(憎しみ)の対象になります。
こうなると家庭関係は悪くなってしまいます。
(私は病気だった高3、食事の話ばかりする父親が嫌いになりました。もし当時、父親が食べろと責めてきた時にドラえもんの「独裁スイッチ」が目の前にあったら、押して父親を消してたかもしれません😱それ程の恐怖、憎悪でした。摂食障害は恐ろしい病気です)
ではどうすれば良いのか?
ここからが本題です。
まず、私自身の考えとして…
摂食障害で苦しんでいる人は、
何かしら生きづらさや
他の苦しみ・悩みを抱えている…
“内なる思い“を持っていると思います。
周りの人は、
そうした思いを本人から
吐き出させてあげてください。
説得して言い聞かそうとするよりも、
本人の思いを聞いてあげる方が大切だと僕は思います。
そこに、何か回復の糸口があると思います。
(私も当時、「食べろ」と言ってくる人よりも、
寄り添って話を聞いてくれる人の方が信頼できましたし、そうした方の話も聞こうと思えました)
苦しんでいる人に寄り添う時の
ポイントとして大切なのは、
「あなたの“味方“ですよ」という思いが本人に伝わるかどうかだと思います。
[治療のため・食べさせるため] ではなく
“あなたの幸せのため“と伝えた方が
心に響くかと思います。
「私はあなたに“もっと幸せになって欲しい“」
その思いが伝わるかどうかです。
言葉にはしなくても、
その思いが、体温が、
言葉に乗っている事が大事だと思います。
包み込むように、抱きしめるように声をかけてあげてほしいです。
人間、ゴール(肝心)は幸せだと私は思ってます。
長期的に見て、本人にとっても周りにとってももっと幸せになれるから、摂食障害は治した方が良いのです。
(“治す“とは完全復帰ではなく、解消・改善という意味です。少しずつ食に囚われる時間を減らしていければ、本人も気が付かなかった幸せが見つかると思います)
[病気の原因、本人の生きづらさ]の話に戻ります。
原因は様々だと思います…
「育った家庭環境/親子間のわだかまり」
「仕事や学校などでのストレス」
「誰かからの心ない一言」
「孤独感・虚無感・無力感」
「自分を責めている/自己肯定感が著しく低い」
「何かの代償行為としての依存行動(ダイエット)」
…など
それらの問題が解消されていくことで、
本人の心が救われていくことで、
病気は改善に向かうものだと思います。
逆に、この“問題の根幹“が解消される事がなければ…
病気は絶対に治ることはありません。
((私は入退院を4度繰り返してます。私の入院した精神科病棟では、摂食障害患者へのアプローチとして、「お仕置き療法(ご褒美療法)」を用いてました。「一日中部屋から出ない。ベット上安静」命令が出されたので、渋々食べてました。
ルールを破ると医師が「ベットに拘束するぞ」と脅してきます。私の“問題の根幹“であった【孤独感・虚無感・無力感】はさらに悪化し、体重は増えましたが、入院を通して性格が捻くれました。悪い事もやりました。幸い、四度目に入院した病院で素敵な方たちと出会う事ができ、心が救われました。辛さを吐き出す機会、自分を見つめ直す機会、人との温もりを…いかん、長くなる。それらは、問題の根本へのアプローチでした。私は、医療の闇と光を両方経験したことで、「医療の道で働く」という夢ができました))
<過去に摂食障害で苦しまれた経験がある方へ>
苦しいかもしれませんが、
当時の自分を思い出してみて欲しいです…
大切な人から、こんな一言があったら。
「今は信じられないかもしれないけど、
前のあなたに戻れたら周りはきっと喜ぶ」
「でも、それ以上にあなたがもっと幸せになれると思う。今は分からなくても大丈夫だよ」
「私はあなたと一緒に食事が出来たら嬉しい」
大切な人から心のこもった言葉を受けたら、
[食べる]という行動へは移らなくても、
その人の“心は救われる“と思います。ほんの少しでも。
心が満たされたら食べれるようになるとは
言い切れませんが、
回復するには“心を満たす“必要があると私は考えています。
それでも無理なのであれば、
病院に通院、入院させてあげるのが良いと思います。
無理だと感じたら、医療の力に頼るべきです。
(…病院選びは慎重に、、大病院だから安心…という訳ではないかも、、)
<最後に>
食べる事(治療)は本人にとって辛いと思います。
ましてや入院は、本人もご家族も周りの人も
辛いと思います。
ですが、
今苦しくても、
いつか本人が本当の幸せに気付けるかもしれません。
それは何ヶ月後、何年後か分かりませんが…
でもいつか、絶対今より良くなるはずです。
だから、今大切な人が変わろうとしているなら、
信じて見守っててあげると幸いです。
摂食障害で苦しまれている方。苦しまれた方…
皆様方の健康と幸せを心よりお祈り申し上げます。
(長くなりました。最後まで読んでくださった方
本当にありがとうございました😊)
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あおき
