オリジナルカタログギフトの作り方
一昨年「カタログギフトを自作した」という記事を公開したところ、今日の注目記事に選ばれたこともあって沢山の方に読んでいただけた。
最近になっても記事を購入いただいたり、質問を受けることがあったので、今回は私なりに作ったカタログギフトの土台を公開してみることにした。
本体の作成にあると便利なテンプレートやサービス
【カタログのデータ作成】Canva

Canvaはフォーマットが揃ってるのがいいところだけど、オリジナルカタログギフトのフォーマットはない。試行錯誤の末、下記の構成で落ち着いた。
商品写真
タイトルとキャプション(なぜ贈りたいかを伝えるため、公式の引用ではなく自分の言葉で書いた)
商品の詳細を伝えるためのQRコード(商品の価格が分かるオンラインショップのページではなく、ブランドの哲学や商品が生まれるまでのストーリーを探してQRコードにした)
オリジナルカタログギフトを作成された方の記事を見てみると、パンフレットのテンプレを活用するなどしていた。なるほど!
以下は私がカタログギフトを作成した際のテンプレートに少し手を加えたもの。
🎨Canvaテンプレート
→Canvaアカウントを作成の上、左上の"ファイル>コピー作成"をクリックするとコピーが作成され、編集可能。

*私は後述するしまうまプリントのフォトブックで注文したため、入稿先の仕様に合わせて文庫サイズの24ページ用に作成しています
*フォトブックの最初と最後のページは仕様上ユーザーの作成した画像は入れられないため<-2ページ>、表紙が必要なため<+1ページ>で合計23ページの構成になっています
【URLのQRコード化】Canva他
商品の詳細や、回答用のGoogleフォームをQRコード化する際に活用。
■Canva
Canvaの画面左から"素材"をクリック
"QRコード"と検索
QRコード化したいURLを入力する
Canva内でQRコードが作成できる

■QRのススメ
QRコードの色、背景の色、ドットの形状まで指定できる。
私はこちらを使うことが多い。
■クルクルマネージャー
QRコードの生みの親「デンソーウェーブ」が運営に参画しているので安心感がある(と、ITリテラシーの高い知り合いが言ってました)。
【冊子化】しまうまプリントのフォトブック
しまうまプリントのフォトブック/24P/文庫サイズ/ライトで作成。
前述のCanvaで作成した表紙と各ページをレイアウトしていく。
やってることと矛盾しているけど、私は「手作り感」と紙一重の「チープさ」を極力出したくなかった。欲を言えば、素人なりに洗練された印象を与えたかった。そのため自分で製本するでも、市販のクリアホルダーを使うでもなく、ある程度の質が担保されるフォトブックを選んだ。
【回答の収集】Googleフォーム
「電話番号も聞いておけば良かった」「第二希望も聞けば良かった!」などの反省を踏まえ、いまの私ならこれらの質問をすると思う。
1.名前*
2.引出物|第一希望*
3.引出物|第二希望(欠品時のためにご回答いただけますと幸いです)
4.備考
5.郵便番号*
6.住所*
7.電話番号
8.宛名(1の名前と異なる場合はご回答ください)
9.配送希望日/時間帯
「*」は必須項目
引出物の候補はプルダウンで用意すると親切。色指定が必要な商品も、選択肢を提示しておけば記載漏れが減るので、手配時の工数削減になる。
第二希望は「欠品時のために」という書き方をしているものの、ご祝儀が高額だった場合にそのままプラスアルファのギフトとして選べるので本心としてはそちらがメインの目的。
電話番号は、建物が分かりづらい場合に配達員さんと直接確認できるので確認しておくほうが親切だと思った。

▼Googleフォームサンプル(回答用)
*回答すると後述のスプレッドシートサンプルに反映されます。お試しで回答・送信していただいて構いませんが、個人情報は入力しないようお気をつけください。
▼Googleフォームでアンケートを作成する方法
【回答の管理】Googleスプレッドシート
Googleフォームの"回答>スプレッドシートで表示"からスプレッドシートで管理することが可能。

▼スプレッドシートサンプル
包装に活用したサービスとアイテム
・しまうまプリントの写真プリント
パーティー会場で個々に用意されている手紙を読む時間が好き。
ただ私たちの場合は挙式前のウェルカムスペースで手紙を読んでもらっているので、二重で用意する必要はないと思った。
関係の深い方たちへの贈り物なのに「一律同じもの」であることに抵抗があったのだと思う。友人の結婚式で、パーティー会場のテーブルに手紙と一緒に思い出の写真が置かれていたことを思い出して、真似させていただいた。
しまうま新婚割のクーポンがあったのに存在を忘れて定価で注文してしまった。
・トレーシングペーパーの封筒
表紙がお気に入りなので見せたい。でも何かに包んで「きちんと感」は出したい。その結果、トレーシングペーパーの封筒に落ち着いた。
・透明な丸いシール
シーリングスタンプで封をしたいところだけど我慢して、存在感が限りなく無に近い、透明な丸いシールを選んだ。事務的なシールなので外注したっぽい仕上がりになった。
シーリングスタンプの却下理由としては、手作り感を出しすぎてチープな印象になることを恐れたのと、郵送しない場合はシーリングスタンプの様な頑丈な封が必要ないという物理的な背景もあった。
ゲストには会場で見て欲しい気持ちがあったので「きちんと感」と「剥がしやすさ」を両立できる存在感の薄いシールを選んだ。
いただいた質問と回答
以下、これまでにいただいた質問と回答、私が知りたかったことなど。
1.かかった費用は?
2.ご祝儀別の送り分けはどう対応した?
3.フォトブックの仕様は?
4.試し刷りした?
5.みんなのフォーム回答のタイミングは?
6.商品を送る際は通販サイトから直送?
7.この作業、嫌にならかなった?
8.他にもカタログギフト作ったことある?
1.かかった費用は?
ゲスト40名で169,183円。
利用予定だったサービスと比較して3万円ほど安上がりになった。

フォーム未回答だった分を仮定で計算すると、
(友人の引出物+送料の平均価格)×未回答人数
=3,800円×6名
=22,800円
その分を加味して合計金額19万円ちょっと。
間違えて刷った40部を計算してとんとん。
コスト的なメリットは、フォーム回答されたゲスト分しか購入しないので無駄な支払いが発生しないこと。それに既存サービスのようなシステム料*がかからない分、ちゃんと予算分のギフトを贈れることだと思う。
作業時間の時給換算はしないでおく。めちゃくちゃ時間かかった。
一説によると冊子タイプのカタログギフトの未交換率*は30%以上らしい。
フォーム未回答の方がいるのは少し残念だけど、85%と通常よりは多くの方が申し込んでくださったことを感じられて嬉しかった。
*システム料:【厳選】システム料込みカタログギフトおすすめ10選予算内で贈れるより
*未交換率:オンライン引出物”ギフカ|gifca for bridal”HPより

クローズ後に「申し込みそびれた」という連絡はいまのところ来てない
(もし連絡くだされば喜んで受け付けます)
2.ご祝儀別の送り分けはどう対応した?
カタログギフトの内容はゲスト全員同じ。
お申し込みが来た際、ものによってはグレードアップしたり、好みを聞いて追加のギフトを同梱するなどで対応した。
■グレードアップの例
カキモリのノート:箔押しの名入れを利用
八代目儀兵衛のお米:価格帯を上げてギフトを選択
八代目儀兵衛は広い価格帯でギフトがあるので、引出物に限らずとても選びやすい。
■追加ギフトの例
それとなく「他に迷ったもの」を聞いて同梱した。


■グレードアップ+追加ギフトの例
カキモリのノート(ご祝儀5万円)
→箔押しの名入れ+hibi 10MINUTES AROMAのお香カキモリのノート(ご祝儀10万円)
→箔押しの名入れ+hibi 10MINUTES AROMAのお香+クラフトコーラ

ちなみにカキモリのノートは名入れをせずに作っても4,000-5,000円くらいなので普通に予算オーバーだった。
3.フォトブックの仕様は?
しまうまプリントのフォトブックのライト。
ライトとスタンダード、どちらも手元にある状態で比較したところ、大きな違いは感じられなかったため。
それと、アルバムと違って長期保管を想定していないのでライトで十分だと思った。
4.試し刷りした?
完成を含めて4回印刷した。
1回目:7割くらいの完成度で試しに1部注文
2回目:修正して本番用+予備の41部注文
→届いた41部を見て文字色が不揃いであることに気づく3回目:再度修正の上、1部注文し最終確認
4回目:改めて41部注文(完成)
2回目も1部だけの注文で再確認すべきだったと反省。



文字の色とQRコードの色が違うことに気づいた
5.みんなのフォーム回答のタイミングは?
約半数の方が結婚式から1週間以内に回答。
なので結婚式直後は引出物の手配で意外とバタバタしていた。
その後締切の10月まで毎月3-7件の回答があった。

6.商品を送る際は通販サイトから直送?
基本的には自宅から配送。
一部は直送や手渡し。電子チケットはLINEで送信。
直送にしない理由はお礼の手紙を添えたかったから。それと「好きな店で買い物をする」という体験が好きなので、私のための時間でもあった。東京に住んでいるので目当てのギフトが外出のついでに調達しやすいということもあって、この形が叶った。
八代目儀兵衛についてはメッセージ同梱サービスがあるので、オンラインで注文後、手紙を八代目儀兵衛に送って同梱していただく形にした。
カキモリのノートは申し込みが多かったことに加え、ゲストに合わせて表紙、中紙、リング、留め具と全て選ぶので1番工数がかかった。

7.この作業、嫌にならかなった?
ならなかった!むしろ楽しかった。私はこんな作業が好きなんだと思う。
質問された方は私の回答を聞いてびっくりしていたので、好きじゃなければできないかもしれない。
▼似た様なことをずっとしている気がする
8.他にもカタログギフト作ったことある?
ある。
グループ展の打ち上げがクリスマス前だったのでプレゼント交換をすることになった。誰に贈るか分からないものを選ぶのに悩んだ挙句、プレゼント交換用に1冊だけのカタログギフトを作成。
ギフトは身内に特化しているので共通の話題として思い浮かぶエピソードがあり、何より尖っていて面白かった。
などなど。
それと飲み会の参加者を中心に思い出の写真を入れられたのも良かった。


おわりに
この記事を読んでいる方は、結婚式を控えていたり、贈り物にオリジナルのカタログギフトを検討している状況でしょうか。
本記事のコメントやSNSのDMでご連絡くだされば出来るだけ回答しますので、お気軽にお声かけください。
専門的な知識はありませんが、予算に合わせた贈り物選びやその人ならではのギフトを考えること、ラッピングは得意です。Googleフォームやスプレッドシートは多少分かります。
素敵な贈り物のお手伝いができればとても嬉しいです。
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見出し画像:photo by kuppography
