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団扇の図案

お立ち寄りありがとうございます。
イラストレーターの水森蒼です。


先日扇子の絵付け体験に行ってきたのですが、今は団扇を作ろうと考案中…

今ふんふんと沸る思いがありますので、散文失礼上等でこのnoteを書いております。


この間、団扇屋さんのお話を聞きに行ったのですが、やはり専門の方の話を聞くのはとても興味深く。勉強になりました。


扇子と団扇
同じように「あおぐ」と言う目的なのに、形が違う。

団扇屋さんの話の中でほーっと思った一言
「扇子はストールなどのようなファッション小物、団扇は お鍋のような毎日使う日用品のようだと考えています。」


確かに扇子は外で使うから、選ぶ時に顔映り等も考慮したりする時があるある。
しかも、コンパクトに降りたためるから、何本か所有している人もいるよね。今年は〜的な。お着物着る人なんかだとそれに合わせる人もいると思う。

団扇はサッと手に取って家で使うものとして、互いに使用するシーンを枝分かれして時代を進んでいったのかと思うと その構造に納得する。

実は、あつかましくも団扇は貰う物って認識だった水森。

以前勤めていた会社から舞妓さんの名前が入った京丸うちわを貰ったら事があったんです。

京丸うちわ。こゆうやつです。
形で呼び方も色々あるようで、京団扇と京丸うちわは違うそう。


それまでは、よくあるプラスチック製の物しか使った事が無かったんですが、これがさ あおぎ心地が全然違う…

なんて言うか、骨がしっかりしてるから少しの力で風をしっかり感じる事が出来るみたいな。
あまり疲れない。
チープな言葉を使うと
「ええやつってちゃうな。」


どんなペーパーアイテムを作ろうか…
せっかく京都にいるんだし、職人さんと携われる物を作りたいなって考えてたんです。
あと和紙を使いたかった。

普段から色んな種類の紙を触ってますが、
和紙ってやっぱり触り心地から気持ちが良くて特別。

柔らかく、しなりが良くて丈夫。
すごく個性がある紙で、原料や産地でその特色も様々。

さすが無形文化財選ばれる事あるね。
和紙。


あと、エコの観点からも考慮しての事でした。
毎年暑さが厳しくなる昨今。
盆地の京都は風がやみ、灼熱の焼けそうな地面と目が眩む程の日差しで、暑さが苦手な水森は、もう夏の日中はあまり外に出ないんです。
何年か前から流行りだし、夏のマストアイテムとなったハンディ扇風機。

めっちゃ愛用してました。

なんなら、子供のうどん冷ます時も大活躍。

ただ、物によっては ひと夏もたない物もありました。ほとんどのものが充電式なので中の電池の寿命がきたら、はいさようなら。

確かに便利なのだけど膨大な扇風機の墓場があると思うと、なんともな気持ちになっていました。

私たちは 手から離れていってしまった物はいつも都合よく忘れてしまう。


娘がいる1人の親として自分が作るものは、せめて優しい物が良いなと言うのもあります。

そこで着目したのが団扇・扇子。

アーティスト目線で言うと団扇の方がしっくりする感じ。(出来りも想像しやすい。)


丸いし。

家の中でサッと取り出して使うのならばそれもまた良し。
インテリアの様にも飾れる
えっ団扇めっちゃ良くない?


という事で今年は団扇から挑戦する事にしました。

まだ途中ですが着々と描き進めています。
京都の夏マジ怖いから、少しでも涼しくなる様に…


団扇屋さん曰く、実は材料の竹も仕立てる職人さんも減りつつあるのが現状のよう。
「竹林があると、ええ竹無いかと凄く気になるんです。」と仰っていたのが印象的でした。

長い歴史の中で先人達から受け継がれてきた技術、生活の中に溶け込んでいったその仕様。

自分が大切にしたいと思ったものを少しでも残していきたいと切に願うのです。

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