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shinsukesugie
馬鹿舌
自慢じゃないが(←自慢にはならない)
私は馬鹿舌だ。
だから、味の表現で使う
こく、まろやか、ねっちり、ねっとり、もっちり、深み、
おおよそ、料理の食べ歩きをするコメンテーターやアナウンサーや料理研究家の言う言葉のそのあいまいな表現がわからない。
会社で共に働くNちゃん。
22歳の女子。
見た目は最近なにを思ったか髪を脱色してヤンチャになったが、あまり中身は変わらない青森生まれのカワイコちゃんだ。料理が得意という彼女に聞いた。
「家で麻婆豆腐を作るんです」
それは私もやる。ひき肉、ネギ、ニンニク、ショーガ、油で炒めて豆板醤を焼き付けて鶏ガラ出汁。豆腐入れて、片栗粉でまとめて出来上がりだ。
豆板醤を焼き付ける前に、
砂糖をいれるか入れないか、
Nちゃんに聞かれた。
「もちろん!入れる!!」
そこです。
彼女は言った。
「何?」
砂糖を入れる前に味見をして、「わ、しよっぱ!」を確認。そして砂糖を入れてかき回し沸騰したらもう一度味見。「んー♥️この味ー♥️」これが、コクです。
「は?」
砂糖の味が全体にひろまって
なんとなくまとまって、
自分好みの味になる感じ。
これが、コクで、深みです。
「!!!」
少々、勉強させてもらった(笑)
馬鹿舌なのは昔からで
甘いものはとことんまで甘く
辛いものはとことんまで辛い。
強弱ないと馬鹿な舌は味がわからない。
ホントにわからないときは
味ぽんか、酢をかけてごまかすちゃらんぽらん料理しかしないので
あまり成長はしない。(体は未だ横に成長中だが)
馬鹿舌は
馬鹿舌なりに
料理を作る。
