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【本日の雑記】 着物のこと〜紬と博多帯〜

初めて着付け教室に行ったのは23歳の秋のことでした。

京都の街中では、老舗だけではなく現代風のお店まで、ありとあらゆる呉服屋や織物屋、染物屋なんかを目にします。せっかく京都に住んでいるのだから、着物のことを知ったらもっと世界が広がるのでは。そう思って教室に通い始めたのがきっかけです。

最初は右も左も分からない状態でしたが、かれこれ2年が過ぎ、だいぶきれいに着られるようになってきました。まだまだ着物歴は浅く未熟者ではありますが、この頃は自分の好き嫌いがはっきりしてきました。

これから少しずつ、好きな着物、好きな帯、好きな小物たちを紹介していきたいと思います。


①着物

着物は茨城県の結城紬です。結城紬は親子三代もつと言われるほど丈夫なのに、とても軽くて柔らかいのがなんだか不思議です。シックな茶色が気に入って、アンティークショップで購入しました。私は、気に入りさえすれば古着でも特に気にしない人間です。

結城紬を纏うということは、ユネスコの無形文化遺産を身に纏うということ。考えただけで肩が凝りそうになります。

こちらの着物には、結城紬であることを証明する証紙もついていました。

結城紬 証紙

地機という専用の機械で織るのが、結城紬の特徴ですが、最近では機械織も可能になり、いろんな方の手に届きやすくなっているそうす。ちなみにこの証紙は、機械で織られた結城紬であることを証明しています。

結城紬以外にも、証紙がつく着物はいくつもありますが、それぞれの証紙に記載されるイラストやロゴや印に特徴があって見ているだけで面白い。

②帯

帯は博多織の名古屋帯です。紬の着物は正装というよりカジュアルな着物なので、帯も袋帯ではなく名古屋帯を合わせました。トレーナーにジーンズ、という感じでしょうか。京都散策にぴったりなコーディネートです。
この博多帯、とても締めやすい。薄くて軽いのに、しっかり硬さがあるから型を作りやすい。しかもピンポイント柄ではないので、どこに柄を出すか考えずに結べます。
帯には、「本手織献上」の刺繍があります。

博多織

献上柄とは、もともと仏具に用いられた紋様です。その昔、黒田長政が博多織を幕府に献上しており、使用されたのがこの柄だったために献上柄とやばれるようになったそうです。あの黒田藩と現代でも交流が持てるなんて感動します。

③帯揚と帯締

帯揚げはカーキ色で、ちょっとラメが入っていてかわいいです。最近、くすみピンクとカーキの組み合わせが好きで何かとこの2色を使います。
今回はカジュアルコーデなので、帯締めは丸いものを合わせました。トレーナーにジーンズ、そこにシンプルな革のベルト、という感じでしょうか。間違いないコーディネートです。

2024年12月30日(月)




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