変えてくれたモノたち
「2021年に #買ってよかったもの をnoteに書いてもらえませんか?」
noteさんから、そんな1通のメールがありました。
買ってよかったもの。
うーん!難しいですね。
世の中はモノで溢れていると言います。
でも、僕が欲しいものは全然見当たらないんです。
「最高」を謳う製品は数多くあっても僕にとっての「最適」は全然ない。だからこそ僕は、日々新しい製品を考案し続けているわけですから。
それは例えばこんな製品
でも、今回はせっかくお声がけいただいたので、頑張って思い出してみました。
ちょっと便利になったとかオシャレだとか、そういうものではなく。明らかに僕の暮らしを変え、感じ方を変えたものを紹介していきたいと思います。
この記事はnoteさんから依頼された #sponsored #買ってよかったもの 記事です。とはいえ、紹介する製品を何にするかや書き方などにはnoteさんは関わっておらず、全て僕が本音で書いた内容になります。
1.隙間時間を変える
我が家には、小さな子どもが二人います。
長く続いた外出自粛期間。どこかの街にお出かけするわけにもいかず、主に近所の公園にばかり行っていました。
少し前までは父親である僕も一緒に遊んでたんですけど、今では子どもたちだけで遊ぶようになってしまって。そんな様子を遠くから眺める以外にやることもなくなっちゃって。
肌寒い季節の公園にじっと待機しているのも、とてもツライ。
そんなわけで「周りに迷惑をかけずに体を温める運動」を探していって。たどりついたのがこのフットバッグでした。

ようは「脚でやるお手玉」のようなものなんですけど、これ、見た目の地味さからは想像できないくらい体が温まります。
気がつけば2~3時間ぶっ続けで、片足でスクワットしているような状態で、冬でも汗だくに。
あまりにハマりすぎて、自社商品としてFLIKCUBEというアイテムを発売するに至りました。

ちょっとした隙間時間にも身体を動かせるので、オススメです。FLIKCUBEの詳細はこちらからどうぞ
2.見方を変える
昨年2020年に買った物としてかなり上位に食い込むのが SIGMA fp というカメラです。
SIGMA fp については、もう最高すぎてここに書くとキリがないので、気になる方はこちらのPodcastを聴いてください。
そんな愛用カメラSIGMA fp のために、今年2021年に新しいレンズを買いました。
105mm F2.8 MACRO というやつです。
いきなりそんな数字とか言われてもサッパリわからないですよね。僕もサッパリわかりません。とりあえずモノを見てみましょうか。

ながーいレンズです。
写真の話の前に、このSIGMAレンズの存在感を見て欲しい。
IWASAKI DESIGN STUDIO さんがプロダクトデザインを担当しているSIGMAのレンズの、モノとしての完成度がすごすぎて。

もうね、なんなら撮影なんてしなくて良いです。これを撫で撫でしてディティールを愛でているだけで、なんらかのインスピレーションが湧いてくるはずですから。
いや、やっぱり撮影はしましょうか。
まずは、このレンズで撮影した写真を見てみてください。

このレンズって「中望遠マクロ」って呼ばれるタイプらしいんですけど、わかりやすくいうと「おそろしく視野が狭い」レンズで。
つまり、普通に目で見えている範囲よりもすごく狭い範囲しか撮れないんです。

つまり、見えている景色の中から強制的に「なにを切り取るか」を考えることになるんです。
だから、このレンズで何日か撮影するだけで、普段なにげなく見ている景色の中から「あ、ここを切り取ると面白そう」って考えるようになっちゃうんですね。

上手くなりたくてフットバッグをやっているわけじゃないように。
写真を上手に撮りたいっていう向上心は、僕にはほとんど無いんですけど。

レンズを交換するだけで、昨日まで見ていた景色が違って見えるようになるというのはカメラの醍醐味だなあと思いますし、この中望遠マクロレンズというやつは、それを極端に体感できるものでした。

「視野を広く!」って簡単に言いがちですけど。視野が狭くなることでかえって見えてくることもあるんだねー、なんて思いましたよ。
3.街を変える
十年以上、ほぼ毎日乗り続けているのが、このトーキョーバイクです。

この自転車は、僕の人生観を大きく変えた道具です。
大きな会社に勤務していた頃。
電車で通勤して、広告だらけの通路を歩き、駅前のコンビニやスーパーで買い物して。
つまり、駅を中心に暮らしができていました。
会社を辞めてすぐの頃、この自転車でどこへでも行きました。お金はなかったけど時間だけはあったので。
中目黒、渋谷、代官山、恵比寿、麻布、浅草、銀座、新宿、神田、、、
電車では「点」だったそれらの場所が、線で繋がって。
駅という「点」よりも、むしろその過程の「線」にこそ、たくさんの面白い景色や公園やお店が沢山あることに気づけたんです。
そして、新しい遊びや仕事、価値観は、どちらかというと「線」のほうから生まれているということにも。

就職のために上京した僕にとって、東京は見栄っ張りでつまらない都会でした。
でも「線」の過程には、昔からの暮らしが続いていて。その暮らしと地続きの「お商売」がたくさんあることに気づけました。
それから自分が作る物も変わっていった気がします。
気づかせてくれたこの自転車には、感謝の気持ちがいっぱいです。
だからボロボロになっても捨てられません。
そして2021年。
自分に新しいtokyobikeを。
自分の娘にもtokyobikeを買いました。
次の10年も「線」や「過程」をブラブラしたいと思います。
4.雨の日を変える
これはね、United Athleの帽子です。

メガネ人かつ自転車乗りの僕にとって、梅雨時期は悪夢でした。なぜなら、雨ガッパを着て防御しても、メガネには水滴がついてしまうから。
メガネに水滴がつく、これは「まともに前が見えなくなる」ことを意味します。つまり下手すると交通事故に遭う危険性すらある。
そんなとき、このキャップをやや深めにかぶる。そうするとツバの部分が傘になって、メガネにだけは雨が当たらなくなるんです!

この帽子、ツバの部分におそらくPPシート的な素材が入っているみたいで、ここがポイントなんですけど、けっこうな雨でも、ツバで水分が止まるんですよね。
メガネに水滴がつくのが嫌だから、ちょっとした霧雨でも傘を持ち歩く。そんな軟弱な日々とはさよならです。
こんな小さなキャップひとつで、梅雨時期の外出も怖くなくなります。
すべてのメガネ人に、強くお勧めしたいアイテムです。
5.悔しさを携える
つい先日購入したばかりなんですけど、良さそうなので最後に紹介させてください。

KINOFというブランドのハンカチ。
「木糸」という特殊な糸を使った布でできています。
KINOFの原料の一種は、木からできた糸「木糸」。和紙の製法を元に開発された希少な技術を用いてつくられた糸です。上勝町の杉の間伐材を粉砕してチップにし、植物性の繊維であるセルロースを抽出。ここに強度を増すために麻を加え、均一に伸ばすとスギの木による和紙ができます。これを細く裁断してできるのが木糸。この糸を横糸に、国産木綿を縦糸として織り合わせたものがKINOFの布になります。
参照元リンク
木の糸を使ったこの布は乾きやすいという特徴があるそう。
感染症対策で手を洗う頻度がすごく多くなった今日この頃。ポケットのハンカチ濡れ濡れ問題にはずっと悩まされてきましたが、このハンカチなら、心地よく使えそうと思って購入しました。
ちなみに
九州に中庭日出海さんというデザイナーさんがいて。僕が尊敬する数少ないデザイナーのうちの1人なんですけども。
その中庭さんがプロデュースとかデザインとかをしているというのが、このKINOFです。

ネーミングも最高じゃないですか。
木の布、だから、KINOF(キノフ)。
いやー、悔しい!

手を洗うたびに、この良い仕事を見て、悔しさと共に気が引き締まります。
地域に対しての取り組みの話とか、バックグラウンドもすごいんです。
詳細はこちらからみられます。
さてそんなわけで、5点のアイテムを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
地味ではあるけれど、確実に僕の暮らしを変え、感じ方を変えたものたちです。気になる方はぜひ、生活に取り入れてみてください。
ちなみに僕自身も、そんな感じのプロダクトをたくさん作っています。

よかったら、お時間があるときに、深掘りしてみてください。




