生まれてすぐ手術を経験した娘が、15歳になるまでに教えてくれたこと
生まれてすぐ大きな手術を経験した娘の15年を、ある父親が振り返るポッドキャスト。
子育てに悩む親御さんへ。震災や病気、過酷な受験を乗り越えた娘の「笑顔」が、家族をどう救ったのか。
ただそこに元気でいてくれることの愛おしさに気づける、優しい家族の記録です。
娘のこと。
春のつながりっすん2026|春の色と香り
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菜の花に込めた、切実な願い
お腹の中にいるときの東日本大震災、そして生まれつき食道と胃がつながっていないという突然の病気の宣告。
先の見えない不安のなか、病院への往復の車窓から見えたのは、道端に力強く咲く「菜の花」の鮮やかな黄色でした。
「この花のように、どうか強く生きてほしい」。
その一心で名付けられた娘さんは、数回の手術を乗り越え、アメリカ移住や言葉の壁、そして都会での過酷な中学受験といったハードルを、持ち前の健気さで切り拓いていきます。
「笑顔」という、一番の特技
バトンダンスの上達に悩む娘に、お父さんは「あなたの笑顔は、まわりを元気にする立派な特技だよ」と言葉をかけます。
でもこの配信を聴いていると、本当に救われていたのは、その笑顔をずっと特等席で見守ってきた親のほうだったのではないか、と思えてくるのです。
第一志望の不合格に何度も涙を流しながらも、最後は心を無にして合格を掴み取ったときの、久しぶりの満面の笑み。
完璧なエリートコースではなくても、悔しさを絶叫マシーンで吹き飛ばしながら、しなやかに前を向く彼女の姿に、胸がキュッとなります。
「元気に育ってくれれば、それだけで100点」
「大きな病気を乗り越えてくれたから、娘には評価が極甘になってしまう」と少し照れくさそうに笑うお父さんの声が、とても印象的でした。
4月19日に迎えた、15歳の誕生日。
ただそこに元気でいてくれることの愛おしさを、そっとおすそ分けしてもらえるような、優しくて少し切ない1編です。
娘のこと。
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