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鍼灸治療とは

鍼灸治療は、気の流れやエネルギー(陰陽・五行)のバランスを整え、
各自が本来持っている自然治癒力・免疫力を高めます。

実際には、ツボに鍼を刺したりお灸をして体に刺激を与え、
精気を補ったり、邪気を外に出すことにより、
エネルギー(陰陽・五行)のバランスを整えていきます。

鍼をツボに刺すってどういうこと?

体には「経絡」という川のような気の流れがあります。その流れは全身くまなく流れ、全身は経絡でつながっています。そしてその経絡上にツボが点在しています。
ですからツボに気を送ると、その気が経絡に入り全身に伝わることになります。

ツボと内臓は密接な関係があります。
たとえば、「足三里」は胃腸に効くツボ、胃腸の反応がよく出るツボで有名。
「三陰交」は婦人科系に効くツボ、子宮と深いつながりがあります。

また、背中には内臓に関係したツボがたくさんあります。
その他に、血液の病に効くツボ、筋肉の病に効くツボ、ストレスに効くツボ、
骨の病に効くツボなどなどいろいろあります。

また鍼には、痛みを軽減したり、筋肉のこりを緩める作用が認められています。

お灸

お灸で使用するもぐさは、よもぎの葉の裏の柔毛(細かく柔らかい繊維)を精製して集めたもので、100%自然のものです。この中に揮発性の精油が含まれ、燃えることにより独特の香りがします。 お灸はこのもぐさを皮膚の上にのせ燃やします。

火を使うことからもわかるように、お灸は温めるために有効な方法。温めるならホットパックや電気的に行う方法はいろいろありますが、ツボにお灸をすることにより、ピンポイントで熱刺激を与え、 経絡(気の流れの道)に熱を的確に入れることができます。

逆に、熱を奪うために使うこともできます。たとえば捻挫をして急性の炎症がある場合、
通常よりも硬く小さく細くひねり、チクッと感じるように行います。「熱をもって熱を制す」ということですね。

鍼灸治療は何に効くの?

鍼灸治療は、肩こり・腰痛だけでなく、婦人科疾患・内臓疾患・自律神経疾患・神経疾患などさまざまな症状に有効で、WHOでもその効果が認められています。

WHO鍼灸治療適応症

神経系疾患

神経痛 自律神経失調症 心身症 不眠症 頭痛 めまい 
肩こり 神経麻痺 痙攣 神経症 ノイローゼ ヒステリー 脳卒中後遺症

運動器系疾患

関節炎 関節症 頸肩腕症候群 肩関節周囲炎(五十肩・四十肩) 関節リウマチ 筋・筋膜炎 むちうち症 捻挫 腱鞘炎 腰痛症 外傷の後遺症 打撲痛 寝違い

循環器系疾患

心悸亢進(心臓神経症) 高血圧症 低血圧症 動脈硬化症 動悸 息切れ

消化器系疾患

口内炎 舌炎 歯痛 胃腸炎 胃アトニー 胃下垂症 胃酸過多症 胆石症 肝機能障害 肝炎 下痢 便秘 痔疾患 十二指腸潰瘍

呼吸器系疾患

風邪 咳嗽 風邪の予防 鼻炎 扁桃炎 咽頭炎 喉頭炎 気管支炎 気管支喘息

泌尿器系疾患

膀胱炎 尿道炎 腎・尿路結石 ネフローゼ症候群 前立腺肥大症 陰萎症 遺精 性機能障害

代謝内分泌系疾患

バセドウ氏病 糖尿病 貧血 痛風 脚気 

皮膚科疾患

皮膚炎 蕁麻疹 ヘルペス 肝斑(しみ) 円形脱毛症

産婦人科疾患

生理痛 月経不順 不妊症 冷え性 更年期障害 つわり 逆子 乳腺炎 乳汁分泌不全

小児科疾患

疳の虫 夜尿症 夜啼症 小児喘息 自家中毒症 虚弱体質

眼科疾患

眼瞼緑炎(ただれめ) 麦粒腫(ものもらい) 結膜炎 フリクテン 眼精疲労 仮性近視 弱視 涙管炎

耳鼻科疾患

耳鳴り 難聴 メニエール病 中耳炎 鼻炎 鼻出血 副鼻腔炎


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