政令指定都市の区役所等では、「同期とはそこに配属された新規採用者」を言うので意外と少ない
ある中核市にお勤めの市職員の方のブログを拝見して、意外に思ったことがありました。その方の同期が70人余りいて仲良くやっておられるようだからです。
それをなぜ意外に思ったのかと言えば、政令指定都市の市職員の私の同期は20人ぐらいだったからです(同期会を作ってその20人は仲良くやっております)。でも、意外に少ないですね。
ここに同期の人数の逆転現象が起こっているのです。
なぜ逆転現象が起こっているのかと、しばし考えて、思い当たる事がありました。
中核市の新規採用時、辞令交付式で市役所に集まった新人の数は70人余りだったのだと想像します。そして、その多くが市役所内の勤務になるのでしょう。だから、70人余りが同期だとの認識になるのかもしれませんね。
ひるがえって、政令指定都市の辞令交付式に市役所に集まった新人の数は、数百人になったと思います。
そして、私たちの場合は、市役所以外にも、16区5支所(その他にも出先機関が多数ある)の勤務先があるので、それぞれに分かれてクルマで送られ、配属されます。
その結果、当時の私の区役所には20人ぐらいが配属され、新規採用者はその20人を「同期」と認識するようになるのです。
そこで生まれた20人の同期会は定年まで続きました。
現在は減員等で採用人員も減っているでしょうし、区には大小ありますから、現在の小さな区役所では、同期は数人という所も珍しくないと思います。
では、新規採用時に辞令交付式で集まったその他の数百人はどうなるのかと言えば、残念ながら同期との認識はほぼありません。
新規採用研修等で数百人の内の数十人と再会することはありましたが、お互いにほぼ「見知らぬ他人だ」との認識でしょう。
その研修で、中に一人、合宿研修で同じグループだった人らしき女性(5~6人ぐらいの内の一人)を見つけたので、ご挨拶をせねばと思い、声をかけたら別人でした。
彼女は「なんぱされた」かのような拒絶の雰囲気を見せました。
私としては彼女にそんな気は全くなく、ただ、私も大人になったのだから、挨拶ぐらいせねばと思い、勇気を振り絞って声をかけただけだったので・・・今でも痛い記憶として忘れられません。
何を言いたいのかと言えば、彼女が私に示した態度が代表するように、市役所に集まった新規採用者の数百人には、同期の認識はほぼ無いという事です。
それぞれの配属先に送られた、少数の者同士だけを、基本的に同期と認識するのです。
