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創作大賞2026 レビュー⑤「活動実績」「推しという名の幻想」

いよいよ明日じゃないですか、創作大賞締め切り!
しかし応援期間はまだまだ、祭りは終わらない✨お祭り大好き

寝癖さん『活動実績』

【あらすじ】
看護師を辞め、無職のまま漠然とした日々を送る二十六歳の梨華。
失業保険のためだけにハローワークに通いながら、結婚を意識したなかで向き合うマッチングアプリで大志と出会う。
大志は梨華のことを丁寧に知ろうとする誠実な男だった。
一方で、歳下の男、隼人との身体だけの関係は、大志と交際を始めてからも続いていた。
大志の母との対面、親友の妊娠、隼人との別れ、新しい仕事——少しずつ生活が動き出すなか、大志の母からある打ち明け話を聞かされたことで、梨華はふたりの関係の意味を問い直すことになる……。

寝癖さん『活動実績』あらすじ

すごくない?
やたら長いタイトルが主流の世の中で「活動実績」って。
しかも恋愛小説部門ですよ。もうこのタイトルからして、何かあると思いましたよ。んで、ありましたからね。ちゃんと。

誠実とは、なにかね。
 いや、それは誠意か。
 ※「北の国から’92巣立ち」知らなかったらすみません・・・

主人公の梨華は、マチアプで大志と出会います。
この大志、誠実さが半端ない!
出会いのセッティングから、梨華のことを知ろうと一問一答を用意してくる、母親に紹介する──
ちょっと詰めすぎかと思うけど『結婚するならこれくらいの誠実』最高じゃないですか! ねえ?

一方でこちらもマチアプで出会った、隼人。
こっちは色々超適当。
フリーターだし部屋は狭いし、会話も適当。でもいいの繋ぎの男だから。
と体だけの関係を不誠実な男と、不誠実に続ける。
いやだって、体だけの関係だからね。

そしてつき合い出してすぐに紹介された、大志の母。
こういうのってマザコンか、口出しママか──と思いきや、
どこまでもいい人。
よくテレビに出てくる、彼氏のおもしろママみたい(?)
多分みんなの理想の彼ママであり、結婚するならこんな義母がいい。

ですが。
常につきまとう、ざらざらとした違和感。なんだこれは、なんだこれは・・・
そして大志は微笑む──
ぜひ、読んでみてください。怖いよ


みくまゆたんさん『推しという名の幻想』

【あらすじ】
「お綺麗ですね」――その一言が、地獄のはじまりだった。
34歳の中島真由美が溺愛するのは、うさぎの姿をした人気Vtuber・高森ケイ。
彼の甘い歌声は、彼女が20年間焦がれ続けた幼馴染・桜山敬一郎の声に酷似していた。
真由美は夜ごと高森ケイの配信に通い、狂ったように投げ銭を続けていく。
貯金残高はみるみる減り、底が見え始めても、指は止まらない。
彼の声が、敬一郎にあまりにも似ている――その確信だけが、彼女をスパチャに向かわせていた。
そんなある日、本物の彼=敬一郎から突然ドライブに誘われる。
胸の奥で期待と不安がせめぎ合う中、真由美のスマホに一枚の写真が届く。

そこに写っていたのは、血まみれで横たわる敬一郎の恋人・沙織の姿だった。
その瞬間、真由美は初めて敬一郎に恋人がいることを知らされ、激しく動揺する。
沙織が倒れているのは、彼らが暮らす都会にそびえたつタワーマンションの一室。
二人は血相を変えて現場へ駆けつける。
しかし、そこには血痕一つ、争った跡すら残されていなかった。
写真は何だったのか。
沙織は本当に死んだのか。
そして、誰がこの「知らせ」を送ってきたのか。
そして真由美が追いかけているものは、自分を愛してくれない「本物」か、自分だけを見つめてくれる「虚像」なのか。
狂気的な愛の果てに、真由美が辿り着く衝撃の真実とは、一体。

真由美が最後に手にするのは、救いか、それとも破滅か。
そして敬一郎に声が似ている高森ケイの正体は――あなたの「推し」は、本物ですか?
女の狂気・執着・嫉妬が蠢く、ミステリー×サイコ×ホラー×ラブストーリー。

みくまゆたんさん『推しという名の幻想』あらすじ

まず、あらすじからして引きがすごいですよ。
プロのライターさんですし、そこは「さすが!」と叫んでしまう。
そして話の設定。

うさぎのVTuberが、幼なじみの声に似ているから、
狂ったように推している主人公。
そしたら、幼なじみの恋人の死体の写真がスマホに届く・・・

ごめんちょっと、なに言ってんのか分かんない(ほめてますよ)

もう、読まずにはいられない。
勿論本編は、このあらすじを上回る内容。
すごいなあ、こう来たかの連続です。まじでこんな話作るのすごすぎる。
次々に読者を裏切っていく展開で、愛とは?執着とは?
そして一番狂ってるヤツは誰なんだー!?

怖いだろ。怖いよ。
そして今私たちに身近な、AIやVtuber、ガジェットも沢山出てきて
そういうの、世の中の流れに敏感なライターさんならではなんだなあと
つくづくため息。
この怖さと称賛を、ぜひ味わっていただきたいです✨


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