見出し画像

【2026年2月】台湾経済成長の裏で起きている事

みなさんこんにちは、applemint代表の佐藤です

先日以下のニュースが日本及び台湾を駆け巡りました:

台湾、25年の経済成長率8.63% 過去15年で最高 AI関連輸出が好調で

8%!! いやーすごい成長率ですね

このニュースに対する日本人ネットユーザーの反応はさまざまで、日本経済の成長率の低さを嘆く声が多く見受けられたように思います。

じゃーこの成長を一般の大多数の台湾人が実感できているかというと….

僕はてっきりあまり出来ていないと思っていたのですが、どうやら事態はもう少し複雑な事がわかりました。

このブログでは、台湾在住者の視点から、現在の台湾のマクロな経済成長をどのように捉えるべきか書きたいと思います

台湾経済成長の裏で…

先日 NVIDIA CEO のジェンスン・ファンが台湾にきました。

僕もたまたま歩いてたら、通りかかったお店で彼がお買い物をしてて、お店の前には多くの人だかりができていました。

彼は滞在中に色んなパートナーさんと会食をしたのですが、その際にメディアの取材に対して「パートナーは皆今年(旧正月前までの2025年)歴史的な業績だった。その感謝を伝えた」と語っていました。

つまり、昨今の AI ブームで、台湾にいる半導体サプライヤーは歴史的な業績を記録しているという事です。

それはすなわち 2025年の台湾経済躍進はほぼ半導体が牽引したという事です

以下の記事にその事が詳しく書かれています:
主計總處公布2025年GDP上修至8.63% 寫近15年以來新高

この記事によると、台湾経済の大幅な成長は主に外需によるもので、AI需要が予想を大きく上回り、昨年第4四半期の輸出は前年比で約5割増となったそうです。

5割増って何…??

あ、ちなみに、NVIDIA 社長によると、TSMC は去年かなり生産量を伸ばしたみたいで、今後10年で生産量 2倍を計画しているそうです。

エヌビディア・フアンCEO、TSMCの生産能力「10年で100%以上成長」/台湾

2倍って何….?

AI や高性能計算(HPC)といった分野の需要が想定以上に伸びたほか、
クラウドサービス事業者(CSP)が、設備投資を拡大したことで関連製品の出荷が押し上げられました。

第4四半期の商品輸出は米ドル建てで前年比49.4%増、新台湾ドル建てで43.43%増となったそうです。

半導体が買われまくってるんでしょうね…

内需は実質0.89%成長にとどまり、経済成長への寄与は0.77ポイントです。

内訳を見ると、国内消費は実質3.05%増、海外消費は実質10.11%増となっていて、旅行関連支出も同時に増加しています。

先日「小売店は調子が悪い」みたいなブログをアップしましたが、蓋を開けると2025年は国内消費もマイナスではないので、なんだかイケイケなことがわかりました。

なので、先日僕が知り合いから聞いた台湾の日系小売店や一部飲食店の不調については、想像以上の数の台湾人が日本へ旅行していることが大きく影響していると見て、ほぼ間違いないように思います。

参考までに、台湾の百貨店も2025年は軒並み2024年比で売上が伸びてます(本当の数字は違う可能性がありますが…台湾あるある😅)

ここから先は

1,827字 / 2画像

¥ 300

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?