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書けるようになりたいのなら、絶対見た方がいい番組を見つけた話

毎週土曜日の午後8時45分〜9時15分、NHKで放送される新番組『わたしの日々が言葉になるまで』。わたし、別にNHKの回し者ではありませんが、これは「書く人」にとってかなり勉強になる番組だと思った。


ざっくりと、番組概要を説明するとこんな感じ。

この気持ちや体験、どう言葉にしたらいいの?様々な文学作品やマンガなどを通じて、作家や言葉を愛するゲストともに、毎日を彩る言葉のヒントを探すトークバラエティです。

番組HPより

司会は劇団ひとりさん、ゲストは小説家の朝井リョウさんほか、言葉を扱っているプロフェッショナルの方々だった。

今回のテーマは「感動」の言語化

過去の有名な小説や人気漫画が「感動」をどのように表現しているか、一部分を穴抜き問題にして、クイズ形式でみんなで考えるというもの。

「この一文にどんな言葉が入っていたと思う?」と、参加者が自由に考え、選んだ理由を語り合い、そのやりとりのなかで「感情を表現するにはどんな工夫があるか?」という、深くておもしろい意見がいくつも飛び出していて、わたしは何度も唸った。

たとえば

  • 「感動」に至るちょっと前の情景や描写をていねいに言語化する

  • その感情を、似た場面や別の状況で例えてみる

  • 例えるときは“ニッチすぎない”、誰にでも通じる体験がいい

最後の項目については、劇団ひとりさんが「子どものころに体験しているようなことだったらみんなわかるよね」と一言おっしゃっていたのが、非常にわかりやすくて腑に落ちた。

とここで、以前にこれに似たようなこと、聞いたことがある気がする……と思ったら……みずのけいすけさんのVoicyだ。

感情は一言で終わらせず、ていねいに表現する

ここでみずのさんはこのようなことをおっしゃっていた。

「嬉しい・楽しいはそのままでもOK。ただその景色や風景、そのときのテンションをそのまま描写する」


このVoicyを聞いたあとに書いたこちらのnote。なんと、当時一番読まれるnoteになった。

これ以降、書くコツを少しだけ掴めたような気がして、少しずつ書きやすくなった。

当時、わたしは学生に向けたスカウトメールを送る業務に携わっていたのだが、そこでも生かされた。学生さんのプロフィールを見て「きっとこの人はこういうことが言いたいんだな」と読み取り、それを代わりに言葉にするようにしたら、マッチ率がぐんと上昇。

結局、どんな文章にも「わかる!」や「自分のモヤモヤを言語化してくれた」という共感が含まれていることが大事なのだ。

表現の筋力も、練習で鍛えられる

うれしい、たのしい、驚き、かなしい、腹立たしい、いやだ……感情にはいろいろあるけど、それを一言で済まさないで表現する練習をしていくうちに、表現の筋力が鍛えられていくのだと思う。

たとえば

  • この驚きは、子どものころ、母とスーパーに行ったときにすんなりとおもちゃ付きのおかしを買ってもらえたときくらい、拍子抜けするものだった

  • 腹が立ちすぎて、穴という穴から煙が出てるんじゃないかと思うくらいだった

この表現が正解かはわからないけど、こういうところにその人らしさが出るのだろう。わたしもまだまだ、この筋肉を鍛えていきたい。


いしかわゆきさんのポストも有益すぎたのでペタっと貼っておく。


地域によると思いますが、4月10日に第1回目の再放送をするみたいなので、チェックしてみてください。


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