🌃幻想エッセイ#45🐻❄️アラスカのオーロラ🌟の秘密
こんにちは。スピカです。
前回の物語を書く前に、
ふと思い出したクローゼットの中の宝箱。
まだ見つかっていません😢
たぶん、あそこなんだけどな〜🤥
フェアバンクス現地購入したブーツとともに、大きな空の靴箱に入ってると思われます。
そんな中で、今日は星野道夫さんの
「旅をする木」📘から一節
頬をなでる極北の風の感触、夏のツンドラの甘い匂い、白夜の淡い光、見過ごしそうな小さなワスレナグサのたたづまい…
ふと立ち止まり、少し気持ちを込めて、
五感の記憶の中にそんな風景をのこしてゆきたい。
何も生み出すことのない、ただ流れてゆく時を、大切にしたい。
あわただしい、人間の営みと並行して、
もうひとつの時間が流れていることを、
いつも心のどこかで感じていたい。
スゥゥ〜〜ハァァ〜〜✨(深呼吸)
ツンドラの甘い匂い…はしないけど、
ツツジの甘い匂いがする。気がする🌺
みなさんの記事を読んでいると、日本とアラスカ、見える景色や動植物は違えど、同じような事を感じて過ごしているんじゃないか…🤔
と、思いました。
そして、改めて星野道夫さんの優しい文章を読むと、心が柔らかくなる気がしました😊✨
……と、少し星野道夫さんのお話も入れさせてもらいました。
今日は、アラスカの想い出2回目にして、深く残っている不思議なお話を書きました🖍️
ふうがきいたねえねの話は実話です😊
ちょっと長くて2回に分けようかとも思いましたが、サラサラな物語なので、忘れないうちに描いてしまいたいと思います。
🚃 🚃 🚃✨
👇ここからは「ふうと銀河鉄道の夜へ」です。
ふうは、おじいちゃん猫です。
銀河鉄道のICカード「Fupica」💳を使って銀河鉄道🚂に乗って楽しく旅をしています。
前回は、ある夜クローゼットから星の匂いがしました。それはねえねのアラスカの想い出の匂い。3匹の猫は銀河鉄道に乗ってオーロラを見に行きました。
🌳 🌳 🐻❄️ 🌳 🌳
🐻❄️アラスカのオーロラ🌟の秘密
銀河鉄道は、やさしい音をたてながら
夜のあいだを走っていた。
カタン、コトン。
カタン、コトン。
ふうは窓ぎわに座り、
遠くの星の光を見つめていた。
今日はねえねの話を確かめに、
ポーラーベア🐻❄️さんに会いに行く。

それは、ねえねから聞いた、
アラスカの夜の話だった。
「いつもと違う山に行ったの」
ねえねはそう言っていた。
その山のロッジは暗くて、
ほかに誰もいないみたいに静かだった。
全然、オーロラは現れない。
「今日は出ないのかな」
そのとき、ふいに、後ろに人の気配がした。
振り返ると、人がひとり立っていた。
その人は静かに言った。
「オーロラの研究をしているんだ。
今日はここで、すごいオーロラが出るよ」
気が付くといなくなっていた。
しばらくして、ねえねは外に出た。
でも、雪の上に残っていた足跡は、
ねえねと友だちのものだけだった。
「なんだか、へんな感じがしたけど
全然怖くなかったの」
ねえねは少し笑っていた。
でも、寒さには勝てなくて、
ふたりは外で体をあたためるために、
エア大縄跳びをはじめた。
そのときだった。
ファミリーがやってきて、
隣で楽しそうに、歌いはじめた。
「ヘラヘラヘラヘラヘラヘラホー」
どうやら、その国では、
昔から歌われている歌だという。
山に向かって、声をそろえて。
夜の空気を震わせるように。
ねえねたちも、一緒に声を出した。
「ヘラヘラヘラヘラヘラヘラホー」
みんなで、大きな声で何度も歌った。
「ヘラヘラヘラヘラヘラヘラホー」
「ヘラヘラヘラヘラヘラヘラホーー」
その瞬間
山の向こうから、
光が、ほどけるようにあらわれた。
白から緑に変わっていく帯。
その中に、柔らかく激しく混ざる赤。
あれは、赤いオーロラだ。
めったに見られない、特別な光。
それは、ゆっくりとこちらへ流れてきて、
夜空が明るくなるくらいに
いっぱいに広がった。
🌌 🌌 🌌
ねえねが言っていたのは、そんな話。
そして、銀河鉄道は、
少し暗い小さな丘の駅に止まった。

ふうは、そっと降りた。
雪の上に足をおくと、
きゅっと小さな音がした。
足の裏もきゅっとなる。
冷たい空気のなかに、
どこか、やさしい気配があった。
そこに、大きなポーラーベアがいた。
ふうは、ゆっくりと近づいていった。
「ねえ、あのときの人は、だれだったの?」
ポーラーベアは、
しばらく空を見上げてから、静かに言った。

「山の神さまかもしれないね」
その声は、雪にしみこむように
やわらかかった。
「それから、あの歌はね、
オーロラを呼ぶ、
おまじないだったのかもしれないよ」

ふうは、胸の奥が、
じんわりあたたかくなるのを感じた。
見えなくなってきた世界のなかでも、
こうして、ちゃんとつながるものがある。
声や、気配や、記憶ややさしさ…
そういうもので、世界はできている。

そのときだった。
「ふーうーーー」
遠くから、ねえねの声がした。
ふうは、はっとして振り向いた。
雪のむこうから、ねえねが歩いてくる。
もう一度、ポーラーベアのほうを見ると、
そこには、もう誰もいなかった。
足跡もない。
ただ、しんとした雪が
広がっているだけだった。
ねえねには、
ポーラーベアさんのことは黙っておこう。
ふたりは並んで座った。
ねえねは少し息をはずませながら、笑った。
「やっと見つけた」
ふうは、となりで小さくしっぽをゆらした。
そして、ふたりで山のほうを向いて座った。
ねえねが、少し照れながら言った。
「あの歌、覚えてる?」
ふうは、うなずくように、そっと目を細めた。
そして
「ヘラヘラヘラヘラヘラホー」
最初は小さく。
次は、少し大きく。
声は夜にひろがり、
山にやさしくぶつかって、かえってくる。
もう一度。
そのとき
山の向こうから、
光が、ゆっくりと立ち上がった。
緑と赤がまざりあいながら、
空いっぱいに広がっていく。
あの日のような、少し赤いオーロラ。

でも、どこか、もっとやさしい光だった。
ふうは思った。
あの人も、
あの歌も、
きっと、どこかで見ている。

呼べば、ちゃんと、届く。
ねえねとふうは、並んだまま、
しばらく動かなかった。
言葉はいらなかった。
ただ、光が降りてくるのを、
静かに受け取っていた。
ねえねはふいに、言った。
「ふうと一緒に見たかったんだ」
見れたね。オーロラ。寒いけどね。
大好きだよ。ふう。
今日も明日もありがとう🍇」
また今日も、オーロラの中に、
ありがとうの星が2つ降った。
🌟本日はここでおしまいです。

オーロラはスキャナーではうまく映らず…😢
「ポーラーベアに会う」連作
「アラスカでおまじない」
アクリルガッシュ
リキテックスリキッド
DAISOのキャンバスポード ハガキサイズ
とっても長くなりましたが、
最後まで読んでくださって
ありがとうございました😊✨
もしかしたら、
むかーし、山の神さまに会えたのかも🤭
また、いつか星の匂いがしたら、
アラスカのお話、聞いてくださいね。
最後まで読んでくださり、
今日も明日もありがとうございます🍇✨
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⤵︎ 過去のお話も良かった、見てね🐱✨


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