子ども時代の心の傷も、ケアは必要
たとえば父親に暴力を受けた
たとえば母親が病気で倒れた
たとえば両親がいつもケンカをしていた
たとえば友達と離れなくちゃいけなくなった
今まだ子どもだと言われていても
今まだ思春期かもしれなくても
今まだ未成年かもしれなくても
今まだ成人したばかりかもしれなくても
もう思い出すこともないくらいの
小さい頃のことだったとしても
忘れようとしても忘れられない
その頃に受けた心の傷は
いつまでも心にうずくその傷は
見ないフリをしてたって
一応傷として残ってはいるんだってことを
認めてあげてほしい
これ以上傷を深くしたくないって
あまり見つめ過ぎないようにして
今日までなんとかやってきたけれど
傷ついた心にそっとフタをして
今日まで生き抜いてきたけれど
そんな自分のことを
ものすごいがんばってきたねと
本当によくぞここまで
たどり着くことができたねと
ちゃんと認めてあげて欲しい
もっともっとほめてあげて欲しい
そしてどんなにね
あなたがまだ幼くても若くても
経験してしまった悲しい出来事は
今すぐじゃなくていいから
近い将来、きちんとケアしてあげてほしい
むしろケアがとても必要なんだってことを
お知らせしたくて、これを書いています。
学生さんなら
スクールカウンセラーさんがいいと思う
学生さんじゃなければ
福祉センターがいいと思う
心療内科もいいと思うけど
お金が少しかかるのと
相性のよい先生とつながるまでは
いろいろ探さないとかもしれない
妙に優しくしてくる大人は
下心があると危ないから
そこはよく気をつけてください
見極めていってください
どんなに悲しくても
前を向いて、上を向いて進んできたこと
がんばってきたこと
がんばりきれなかったことも
全てまるごと受け止めて
そして傷ついた心を
両手でしっかりと抱きしめてあげてほしい
「つらかったね」
「がんばったね」
「大変だったね」と
自分で大きく両手を広げて
広げた両手で
そのままの自分を
抱き抱えてあげてほしい
まずは自分が悲しかったことを
「大丈夫だから」と気持ちにフタをしないで
その「弱音」を抱きしめてあげてほしい
「弱音」って言葉は
弱いって書くから悪いことのように感じるけど
絶対に悪いことじゃない
「弱音」は弱っていて疲れてしまった心のこと
だから
十分にいたわってあげてほしい
いくつになったとしても
十年以上経ってたとしても
あの頃受けた心の傷も
ケアしてあげて大丈夫
恥ずかしいことなんかじゃないし
みっともないことでもない
生きていく上で大切なことだと
心からそう思います
そしてそれは大人にも言えることで
もう結婚して家庭を築いていたとしても
子どもが産まれて育児中だったとしても
育児がひと段落ついた時期だったとしても
更年期に差し掛かっている頃だとしても
小さい頃の悲しみの傷は
しっかりと抱き抱えて癒してあげてください
そしてそれが必要だということを
子どもの世代に伝えてあげて欲しいのです
