管理職の私がキャリコンに辿り着くまでの10年の伏線回収
私は、女性管理職として働きながらキャリアコンサルタント資格を取得し、今は起業を目指して動き始めている会社員です。
キャリコンという資格を初めて知ったのは、もう10年ほど前のこと。 本社の大きなプロジェクトに応援で参加していた時、打ち上げの席で熱い話の延長から「将来やりたいこと」の話になりました。
そのとき私が「人財育成や、人の成長に関わる仕事をしたい」と話したら、同席していた方が 「キャリコンって資格があるよ。取ってみたら?」 と教えてくれたのが始まりでした。
調べてみると、とても魅力的な資格で「いつか取りたい」と思ったものの、当時は仕事と子育てで精一杯。挑戦する余裕がなく、気持ちだけをそっと温め続けていました。
その後、会社の制度が変わり、24年春に管理職を卒業。 時間にも心にも余裕が生まれ、「今だ」と思い切って申込み、夏から養成講座へ。 そして25年春、念願の合格。10年温めてきた想いが、ようやく形になりました。
実際に動き出せた理由は、時間の余裕だけではありません。 この10年の間、若手社員の離職や休職、管理職同士で吐露し合う悩みなど、さまざまな「人の葛藤」に向き合ってきた経験が、私の中で大きな軸になっていきました。 「これを仕事の中心にしたい」──そう強く思うようになったことが、背中を押してくれたのだと思います。
動き始めると、周りの環境は驚くほどのスピードで変わりました。 資格を取得してまだ1年ちょっとですが、大切な仲間ができ、一緒に起業に向けて歩き出したり、コミュニティの輪が広がったり。 人生は偶然の連続で、本当に不思議です。
そしてもう一つ、不思議なことが。 10年前にキャリコンの資格を教えてくれたあの方は──今、私の上司として一緒に働いています。 人生の伏線は、いつどこで回収されるかわからないものですね。
