大学SNS運用のポイントは?無理なく続けながら認知を広げる方法
【本記事の結論】大学SNSは役割ごとにアカウントを分ける、がベター
大学のSNS運用で成果を出したいなら、公式アカウント1つですべてを担おうとしないことが大切です。
結論から言えば、大学SNSは役割ごとにアカウントを分けた方が、無理なく続けやすく、結果として認知も広がりやすくなります。
大学全体の信頼感や情報整理の発信は、公式アカウントで行う。
認知を広げたい発信は、学生アカウントや学科アカウントなどで行う。
この考え方が、大学SNSではかなり重要です。
公式アカウントだけでは数字を取りにくい(取れない)
大学の公式アカウントは、どうしても幅広い情報を載せる場になります。
学部紹介。
イベント情報。
教員紹介。
卒業生の活躍。
オープンキャンパス案内。
学校全体のお知らせ。 など
こうした情報は、大学にとって必要な発信です。
ただ、そのぶん対象者が広くなりすぎます。
受験生向けの投稿→在校生向けの話題→卒業生向けの内容→大学全体のお知らせ。
このような発信を続けると、ネタ範囲が広がりやすく、SNS上では「誰向けのアカウントなのか」が見えにくくなります。
その結果、投稿をするほど、再生数やリーチといった数字は伸びにくくなってしまうのです。

公式アカウントは必要。でも役割が違う
ここで大切なのは、「公式アカウントがダメ」という話ではないことです。
むしろ大学の公式SNSは、とても大事です。
学校全体の雰囲気を伝える。
情報を整理して見せる。
受験生や保護者に安心感を持ってもらう。
卒業生との接点を持つ。
ちゃんと今日も稼働しているという所を見せる(重要)
このように、大学の公式アカウントは「ミニホームページ」のような役割を持っています。
今やホームページを検索してみてくれる層は、なかなかいません。
だからこそ、利用者の多いInstagramでホームページのような情報を出すことがとても重要なんです。
だからこそ、公式アカウントは止めずに続けることが大前提です。
ただし、数字を取りにいく役割まで同時に背負わせると、運用が苦しくなりやすいのです。
だから「別アカウント」を持つ方が現実的
そこで有効なのが、役割を分けることです。
例えば、
学生の日常を発信するアカウント
学科やコースごとのアカウント
ゼミ活動を見せるアカウント
オープンキャンパス向けのアカウント
部活やサークルのアカウント
学生広報チームのアカウント
学食のアカウント
このように、大学であれば、関わる人も多く、たくさんのアカウントを持つことが可能です。
目的ごとに発信の場を分けると、それぞれのアカウントが「誰向けか」を明確にしやすくなります。
すると、見てほしい相手にも届きやすくなります。
認知を取りたいなら、学生の日常やVlogのような親しみやすい発信をする。
学びの魅力を伝えたいなら、ゼミや学科の活動に特化する。
公式アカウントは、大学全体の信頼感を保ちながら情報発信を続ける。
この分け方が、(最初は大変ですが)大学としてはかなり運用しやすいです。
一度運用が軌道に乗れば、あとは自動でアカウントが動いていくことも大きなメリットですね。
(注意点)公式でバラエティを続けるのは超難しい
大学のSNS運用では、「そもそも、公式アカウントでもっと面白い企画をやれば伸びるのでは」と考えることもあると思います。
実際、それで一時的に成功している大学もあります。
ただ、これを継続するのは簡単ではありません。
まず、企画ものはたくさんの制作コストがかかります。
▼外部の業者に依頼している場合、予算の問題で続かなくなることもあります。(あと何年も委託できる予算があれば別ですが、、)
▼SNSの上手な職員さんが担当している学校でも危険性があります。担当の異動や退職の問題。つまり、属人化という最大の問題があります。
▼学生が前に出る企画では、バズることでネガティブなコメントがつく問題もあります。出演してくれる学生の確保が難しくなったり、学校として慎重になったりすることもあります。
▼大学によってはブランドとの相性もあります。公式アカウントでエンタメ色を強くしすぎると、学校の印象とズレてしまう場合があります。
だからこそ、挑戦的な発信はサブアカウント側で行う方が現実的です。

一番大切なのは、無理なく続けられること
学校のSNSでもっとも大切なのは、無理なく続けられることです。
アカウントをたくさん作っても、どんなにバズるアカウントでも、途中で止まってしまえば意味がありません。SNSの情報を1年間覚えている方はほぼいないからです。
記憶に残すために大切なことは、何度も接触することです。
だからこそ、SNSは安定して続けられることが大前提。
大学SNSは、一発のバズだけで決まるものではありません。
接点を増やしながら、長く見てもらうことの方が重要です。
まずは1番は無理なく続けられること。
その上で、アカウントを増やしていくことがポイントというお話でした。
まずはできるところから試してみていただければと思います。

おわりに
大学のSNS運用では、
「公式だけで頑張るべきか」
「数字を取りにいく発信をどこでやるべきか」
「学生アカウントや学科アカウントを作るべきか」
と悩むことは多いと思います。
そんな時は、まず「このアカウントは誰に、何を届ける場なのか」を整理してみることが大切です。
現在、学校SNSの運用状況を簡単に整理できる「ミニ診断シート」を無料で公開しています。
今の発信に不足している役割や、どのようにアカウントを分けるべきかを考えるきっかけとして、ぜひ活用してみてください。
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派手な企画を無理に続けることよりも、大学らしい形で、無理なく発信を続けられることを願っています。
