ウルトラランナーの先輩に、フォームを見てもらいました。学びだらけの一日。
おはようございます。
昨日は、ずっと楽しみにしていた、ウルトラランナーの先輩と走ってきました。
毎年——というか、おそらく今シーズン中は月1くらいのペースでウルトラマラソンに出ている、もうプロと言っていいような先輩です。
「悩みは何?」と聞かれて
一緒に走り始める前に、先輩が「どんなことが悩み?」と聞いてくれました。
なので、私は正直に。「今、本当に腰が痛いので、そのことです」と。そして、「フォームを見てほしい」とお願いしました。
せっかくの機会。自分の課題を、プロの目で見てもらえるチャンスです。
教わったこと① 骨盤と着地
一緒に走りながら、いろいろ教わりました。
まず、腕の振りに合わせて、骨盤を前に出す。その時に、腿(もも)をつける。
そして、足をつく位置。お尻の穴くらい、もしくはそれよりももっと後ろにつくイメージで、足をついていく。
これを聞いて、ハッとしました。
私、足をつく場所が、すごく前なんだなぁと。
いつも、体の前の方に足を着地させていた。でも、本当はもっと後ろ、お尻の真下あたりで着地するのが正解らしい。前に着地すると、ブレーキがかかるし、体にも負担がかかる。
右の腰が痛い理由が、見えてきた
そして、走りを見てもらって、分かったことが。
右の腰が痛いんですが、走ってみると、右の方がやっぱり前に出ているみたいなんです。
左右で、動きが違う。右側が前に出がち。そういうブレ、左右の非対称が、腰が痛くなる原因なのかなと思いました。
ずっと「右側ばかり痛くなる」と悩んでいたのが、こうやって走りを見てもらうことで、少し原因が見えてきた。やっぱり、体の使い方に癖があったんですね。
教わったこと② 視線
もう一つ、大事なことを教わりました。
視線です。
私、どうしても視線が下に向きがちなんです。足元とか、少し先の地面とか。
でも、視線は上にするといい、と。
見える木のてっぺんを見るとか、遠くの山を見るとか。目標物を高いところに設定して、それを変えていきながら走る。
視線を上に決めると、体幹が上から支えられるような感覚になるらしくて。
一本の線が通るように
先輩の言葉で、すごく印象的だったのが、これ。
「視線を決めれば、上から棒が刺さっているみたいに体幹を支えられて、それがお尻まで、いや、足の先まで、一本の線が通っているような感じで走るといいよ」
なるほど、と。
頭のてっぺんから足の先まで、一本の軸が通っているイメージ。その軸を意識すると、体がブレずに、まっすぐ前に進める。
視線、体幹、着地。全部がつながって、一本の線になる。これが、いいフォームなんですね。
走るだけなのに、考えることが多い
それにしても、と思いました。
ただ走るだけなのに、考えることがものすごくいっぱいある。
骨盤、腿、着地の位置、視線、体幹の軸。意識することが、こんなにたくさん。しかも、どれが自分に合っているのかって、やっぱりやってみないと分からない。
奥が深いですよね。走るって、シンプルなようで、実はすごく繊細で複雑。だからこそ、面白いんですけど。
痛みは、必要な過程かもしれない
そして、先輩がもう一つ、大事なことを言っていました。
「距離を伸ばしていく時は、体を慣らして(順化させて)いくもの。長い距離を走って、そこに体を合わせていく。そうやって距離を伸ばしていくと、どうしても痛みが出たり、怪我したりしやすいものだよ」と。
これを聞いて、少し気持ちが変わりました。
私は、右の腰の違和感を、すごくマイナスに捉えていました。「また痛い」「なんで治らないんだ」って。
でも、距離を伸ばしていく上では、ある程度は必要な痛みなのかもしれない。体が新しい負荷に適応していく過程で、避けられない部分もある。
もちろん、無理は禁物だし、大きな怪我はダメ。でも、この違和感は、体が「フォームを見直して」「体幹を強化して」と教えてくれているサインなんだろうな、と。
そう捉えると、痛みとの向き合い方も、少し前向きになれる気がします。
フォーム改善と、体幹強化
昨日の学びを通して、改めて思いました。
今の私に必要なのは、フォームの改善と、体幹の強化。
右側ばかり痛くなるのも、着地が前すぎるのも、視線が下がるのも、全部つながっている。そして、その土台には、体幹の弱さがある。
ここを重視して、これから取り組んでいきたいなと、改めて思いました。
人と走ると、本当に学びが多い
昨日も、痛感しました。
人と話せる、人と走れるって、本当に学びが多い。
教わったことはもちろん、先輩の走りを見ているだけでも、「あ、自分と違うな」「ここ、真似したいな」というのが、次々と出てくる。
一人で走っているだけでは、絶対に得られない気づき。実際に上級者の隣を走って、その動きを見て、直接アドバイスをもらう。この経験の価値は、何物にも代えがたいです。
弟の友達の時も、今回の先輩の時も。人と走るたびに、私は少しずつ成長できている気がします。
ちなみに、夕方も走りました
そして、実は。
先輩と走ったのは朝だったんですが、私、夕方も6キロぐらい走ってきました(笑)。
教わったことを忘れないうちに、もう一回。「骨盤、視線、着地……」と、一つひとつ確かめながら走りました。
腰が痛いと思って、しばらく走るのを控えていたんですが。やっぱり、すごくフラストレーションというか、ストレスが溜まっていたんですよね。だから、走ると、気持ちがすごく楽になりました。
体に良いかどうかは、分かりません(笑)。でも——
私は、心を整えるために走っている
改めて、思ったんです。
私は、心を整えるために、ランニングをしているんだな、と。
タイムのためでも、記録のためでもなく。走ることで、心が整う。モヤモヤが晴れる。前向きになれる。それが、私にとってのランニングの一番の意味。
走れなかったこの期間、あんなにストレスが溜まっていたのも、それだけ走ることが心の支えになっているから。
だから、体と相談しながらではあるけれど、心を整えるために、これからも走っていきたい。無理のない範囲で、でも走ることをやめずに。
ますます、楽しくなってきた
フォームを見てもらって、新しい課題と改善のヒントをもらって。走ることの奥深さを、また一つ知った一日でした。
とっても楽しかったし、ますますランニングが楽しくなってきました。
学ぶことがたくさんあって、改善できることがたくさんあって。それは、まだまだ成長できるということ。この先が、楽しみで仕方ありません。
教わったフォームを、少しずつ自分のものにして。体幹も鍛えて。右側の歪みと向き合って。10月のフルマラソンに向けて、また前に進んでいきたいと思います。
先輩に、感謝。人と走ることの素晴らしさに、感謝。
心と体を整えながら、今日もご機嫌に走っていきます。
