30キロ走のあと、10キロが「あっという間」になった話。未知の距離を踏むと、日常が変わる。
おはようございます。
昨日も10キロ、約1時間走ってきました。
そこで最近、感じていることがあるんです。
10キロが、平気になってしまった
先月、人生初の30キロ走をしました。あの、神社まで走って、休憩後の走り出しで地獄を見た、あれです。
その30キロ走のあとから、なんだか不思議な感覚があるんです。
10キロが、感覚的に結構平気になってしまった。
今までは10キロ走ると「よし、走ったぞ」という感覚だったのに、最近は「あれ、もう終わり?」みたいな。時間の感覚がすごく早くなったというか、あっという間に感じるというか。
気持ちの余裕なのか、体の余裕なのか
これ、うまく表現できないんですけど。
気持ち的に余裕ができているのか、体的に余裕ができているのか、自分でもよく分からないんです。
別に速いペースで走れるようになったとか、そういうことではないんですよね。ペース自体はいつも通り。だから「速くなった」わけではない。
でも、感覚的に、明らかに違う。10キロという距離が、以前より「近く」感じる。
未知の世界を経験すると、日常が変わる
たぶん、これは30キロという「未知の世界」を経験したからなんだと思います。
30キロを走る前の私にとって、10キロは「それなりの距離」でした。でも、30キロを知ってしまった今、10キロは「全体の3分の1」になった。
基準が変わったんですよね。
自分の中の「長い」の物差しが、30キロ走によって書き換えられた。だから同じ10キロでも、感じ方がまったく違う。
面白いなぁと思います。体力が劇的に上がったわけじゃないのに、経験ひとつで日常のランニングがこんなに変わるなんて。
ということは、ウルトラの人は……?
ここでふと思ったんです。
もしこの理屈が正しいなら、ウルトラマラソンを経験した人って、フルマラソンをお散歩みたいに感じちゃうのかな?と。
100キロを知っている人にとって、42キロは半分以下。私の師匠や先輩たちは、フルをどんな感覚で走っているんだろう。
……まあ、さすがにフルがお散歩ってことはないでしょうけど(笑)。でも、少なからず感覚は違うんだろうなと思います。未知の距離を踏むたびに、その人の「日常」が広がっていく。そう考えると、ランニングってすごく面白い。
でも、余裕ぶっこいてちゃダメな気もする
ただ、同時に思うこともあって。
この「余裕ぶっこいてる感じ」を、このまま続けるのはきっと良くないんだろうな、と。
10キロが楽に感じるのは嬉しい。でも、楽なペースで楽な距離だけ走っていても、たぶんそれ以上は成長しない。心地いいゾーンに留まっているだけでは、フルマラソンに向けての力はつかない。
インターバル走とか、ペース走(……でしたっけ?まだ名前があやふやですが)とか、負荷を上げる練習も取り入れていかないといけないんだろうなと、なんとなく感じています。
「流し」は始めたので、次のステップも少しずつ。ダニエルズの本も、また読み進めなくちゃ。
多少なりとも、成長してるのかな
それにしても、昨日のランニングを終えて、しみじみ思いました。
多少なりとも、成長してるのかな、と。
1年半前は、10キロなんてとんでもない距離だった。それが今は、「あっという間」に感じられるようになった。30キロを走れる体になって、フルマラソンを目指せるところまで来た。
数字やタイムだけじゃない、こういう「感覚の変化」も、ちゃんと成長の証なんだと思います。
未知の世界を一つ踏むごとに、自分の当たり前が更新されていく。この感覚を味わえるのが、ランニングの醍醐味のひとつかもしれません。
次の未知は、フルマラソンの42.195キロ。あれを走り終えた後、私の「日常」はまたどう変わるんだろう。
ちょっと怖くて、でもすごく楽しみです。
